
昨年末のブログ
戸建てに宅配ボックスを!にて

宅配業者さんが再配達の呪縛から解かれるようにと、ホームセンターで売っているベランダボックスを利用した戸建て用自作DIY宅配ボックスを推奨してきましたが、最近になって関連するニュースが増えてきました。
今回のブログと同じタイトルのガイアの夜明けも先月放送していました。
宅配業者の悲惨な状況に加え、無駄な24時間営業についても語られていました。
まさに、自分が書いた昨年末のブログと全く同じような内容の放送内容でした。
■ヤマト、宅配ロッカー前倒し=再配達削減が急務-各社
サービス前倒しは朗報ですね。
全ての戸建てが大きな箱を置けるとも限らないので、こういったサービスは歓迎です。
荷物の受け取りに人が介在しないので、長時間労働の温床にならないでしょう。
まだまだ都心部だけだと思いますが、ぜひとも大きく広げて欲しいサービスですね。
ただ、商品注文時に宛先を直接ロッカーに指定できないようです。

不在時に送られてくるメールか配達予定メールが届いたときに初めてロッカーを指定できるようです。
ロッカーの空き状況の都合もあるから当然と言えば当然かと。
似たようなサービスを楽天が
楽天BOX、日本郵便が「
はこぽす」という名でやってるんですね。
こちらのサービスはヤマトの宅配ロッカーと違い、直接宛先をロッカーに指定できるようです。
直接指定できますが、そのかわり楽天等の決められたサイトからの注文に限定されています。
通販サイトとロッカーがセットになっているサービスですので、注文時から空き状況とリンクしているため、直接ロッカーを指定できるという仕組みになっているんですね。
ヤマトは基本的に自宅住所を宛先にして、不在ならロッカーで受け取ってねということなので、いわゆる本来受け取りに行く担当営業所がロッカーになった感じですが、対するはこぽすは私書箱的な扱いですね。両者とも一長一短。
ヤマトは今後、発送元を限定せずに直接ロッカー指定ができるようになると、例えばオークション等の個人間取引でも利便性が高まりますね。メールが届いた人だけでなく、発送時に空き状況がわかるようなシステムになれば最強ですね。
はこぽすの直接ロッカー指定できるメリットはヤマトに対するアドバンテージなので、今後は利用可能サイトの拡充と最終的には個人も直接指定できるようなシステムが構築されればかなり便利ですね。
仕方ないですね。
利用者からすると値上げはとても痛いですが、少しでも状況が変わればいいと願っています。
本音としては、やっぱり大手に配達して欲しいんですよ。
以前、自分の地域でアマゾンの配達がいわゆる「デリバリープロバイダ」が配っていた時期がありました。
これがまた曲者で、問い合わせ番号もあてにならず、何よりも配ってる奴が自分が一番嫌悪感を持っている人種なんです。まぁ簡単に言うと、深夜にドンキでたむろしている糞ガキみたいな若造です。
運んでる車も100年前の中古のワゴンRみたいだし、配達時にまともに挨拶もできないような奴らです。バカッターで炎上するような平成以降生まれとおぼしき奴らの典型的な糞ガキです。
そんな奴らしか雇えない糞みたいな会社に荷物を運んで欲しくないんです。
そいつらのせいで運送業界の質を悪くして欲しくないんです。
そのために適正な価格でまともな人材を雇うためには値上げはいたし方ありませんね。
■ヤマト、再配達の有料化検討=本格値上げ、同業他社が追随も
再配達がどれだけ無駄な時間とコストとエネルギーを使っているかわからない馬鹿消費者にはこのくらいやらないとダメですね。
ただ、これは慎重にやらないと揉める可能性が高い。
在宅時でも、う○こしてたり風呂に入っていたらすぐに対応できません。
余計なトラブルが起きないか一消費者として心配しています。
有料化よりも、ロッカー利用や営業所受取をした利用者は何らかの割引を受けられたり、Tポイントが溜まるみたいな施策があっても良さそうなんですが。
現状の上位3社の寡占の状態で他社が追随というのは談合みたいなものですが、この談合は許してもいいと思います。
■ヤマト運輸、再配達の時間指定見直しへ=昼時、夜間など視野
みんなが腹減ったなぁと思った時間帯は、ヤマトの中の人も腹減ってるんだよ。
しっかりと休養を取ってから午後の配達に出かけて欲しいです。
ただ、これも慎重にやらないと、逆に再配達が増えてしまう可能性も否定できない。
■再配達率が49%から8%に減少 パナソニック、宅配ボックス実験の中間報告
福井県あわら市がパナソニックの宅配ボックスを配って実証実験をしたらしいです。
こちらの報告によると再配達率が49%から8%に激減したとあります。まさに、自分が理想としている状態です。ただ、減ったとしても8%は再配達です。ボックスのサイズ不足や生物などのボックスを使えないものに対しては無力ですね。
ニュースの動画がありました。
配られた宅配ボックスはパナソニックのやつなんですが、これがまた高いんですよ。
自作宅配ボックスを作る前に購入の検討をしていました。
ボックスだけで5万ほどで、さらに設置工事が必要です。いくら再配達が無くせられると言えども個人でこの値段は痛いです。あと、アマゾンやヨドバシを利用しているとわかりますが、無駄に箱がでかいんです。動画に出ているパナソニックの宅配ボックスはラインナップ上一番大きいサイズですが、このサイズだと微妙に足りない気がします。
自分はこちらのベランダボックス

これを改造して宅配ボックスにしていますが、

このようにポリタンク4本も余裕で収納できるサイズです。
自動車部品の注文となると大型の箱のものも出てくるので、このくらいの余裕は欲しいです。
あと、捺印の方法が微妙で、配達員に混乱をもたらします。宅配ボックスを使ってもらうには配達員にとって容易に使い方がわかる方法じゃなきゃダメです。少しでも不安があると宅配ボックスを使ってもらえない恐れがあります。

その点、自分の自作ボックスはシャチハタが突っ込んであるだけなので簡単です。
説明もちゃんと用意してあるので、おそらく迷うことは無いと思います。
とりあえず、ボックス自体をワイヤーで繋ぎ、荷物を入れた後は南京錠で施錠してもらっているので最低限の盗難対策にはなっていますが、やはり据え置きのパナボックスと比べると盗難リスクは高くならざるを得ません。ワイヤー切られて箱ごと持ってかれたら終わりです。今のところ盗難被害は無いですけど。
持ってかれたら終わりですけど、せめてもの抑止力として防犯カメラを設置しています。
元々はカーポート用の防犯カメラでしたが、宅配ボックスと一部場所がかぶりますので、宅配ボックスの防犯としても使えています。
自作ボックスを作るのが面倒くさい人は、同じような既製品がすでに売られています。

自分が作ったボックスと同じような構造です。こちらは戸建て向きですね。
マンションやアパートのように場所を確保できない場合は

サイズは小さいですが、場所を有効活用して宅配ボックスとして使えます。
今日の混乱を招いてしまった原因は、運送業者が目先の利益ばかりを追求したことと、送料は無料が当たり前と思ってしまっているモンスター消費者が合わさっておきたのではないかと思います。
タダより高いものは無い、安いにはワケがある、享受している便利は、その裏で誰かの犠牲で成り立っている…。当たり前が当たり前では無くなったときの絶望は考えただけで恐ろしいです。