<最終日>
とうとう最終日。
現実逃避ともお別れ。
日本に帰るまでの間、思い切りグアムを満喫しよう。
前日の朝9時から24時間のレンタルなので、この日の9時までにはムスタングを返却しないといけない。
当然の満タン返却。
ガソリンスタンド…。
グアムの本で給油のやり方は勉強済みやけど、不安。
とりあえず朝8時過ぎに出発。
どこにスタンドがあるか分かりにくかったが、やっと見つけて入ったスタンド「76」
タモン地区からずいぶん離れた場所だったので、日本語はやっぱり通じない。
まず7番給油機の前にムスタングを停め、カードを持って店内に入る。
レジの黒人オバちゃんに「ナンバーセブン」と言う。
明らかに不信の表情。
「I am not bad man.」とでも言ってやろうかと思ったけどやめた。
とりあえずJCBカードを出した。すると…
「JCB CARD NO」
なに~!俺にガソリンは売れんってか!(被害妄想)
オバちゃんは俺がその他のカードを持ってないと思ったのか
「VISA or MasterCard Only. Sorry.」
と言ってニヤリと笑う。
残念でした!
VISAもマスターカードも持ってんねん!
VISAカードを見せると残念そうな表情のオバちゃん。
最後の足掻きか、俺の免許証の名前とカード裏のサインの名前をしつこいぐらい見比べ、仕方なさそうに「OK~」
するとオバちゃん、こっちに向かってマシンガントークで何やら言うてる。
「え?」聞き返すが一向に話すスピードを緩めない!
しかし、しきりに「eighty seven」を言っている。
87…?
あ、なるほど。
給油機の「87(レギュラー)」のボタンを押せってことやな。
「OK」と言ってムスタングのもとへ。
ノズルを給油口に差し込み、87ボタンを押し、ノズルのレバーを握る。
で、給油開始。
ホッとしていると、まもなく満タンに。
精算を終え、笑顔で「サンキュー」。(オバちゃんはまだ不信顔)
半分超の給油で1,500円ちょっと。安い。
その後ムスタングを返却し、昨日のジャイアンにホテルへ送ってもらう。
行きの無言とは違い、帰りはちょっとした会話をする。
ホテルに到着しチップを渡すと、ジャイアンは昨日とは違い、優しそうな顔でニヤリ。
ちょっとは打ち解けたんかな?
ジャイアンの「バイバイ」の言葉ですごく寂しくなったので、彼の運転する車が見えなくなるまで2人で手を振り続けました。
もう時間がなかったけど、帰る前に最後に海を見ておくことにした。
グアムで出会った人たちを思い出しながら「またグアムに来たい。」
そう思って浜辺を去った。
Posted at 2006/03/29 12:52:49 | |
トラックバック(0) |
旅行 | 日記