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すでに40年以上前の記憶ですが、電気回路に帆足ミルマンの定理というのがあります。定理の常で線形回路でしか成り立ちませんが、複数の電源とインピーダンスで構成されるある点の電位を求める式ですが、ひょんなことでミルマン定理って何？と言われてそれってなんだっけと思って調べると帆足ミルマンでした。40年前にはインターネットも無かったので、当時は人の名前だろうぐらいにしか思わなかったわけですが、帆足さんとは早稲田大学の先生だったようで1927年ごろにミルマンさんに13年先駆けて発表したんだそうで、それで連名で帆足ミルマンの定理と呼ばれているようです。もちろん帆足さん側の言い分でミルマンさん側の言い分は別にあるんでしょうが。このあたりニュートンとライプニッツの微積分どちらが先に発明したのの議論に似ていなくもないと思う。


ところでこの帆足ミルマンの図の電源は当然任意で良くて、抵抗も任意のインピーダンスで成立します。もっとも最近の効率重視のインバータ制御全盛時代ではほぼ無縁で、使うとすると送電系統ぐらいしか応用はなさそう。

たわいもないと言えばそうですが、数年前にエリーゼの車内から見つかった白い何かに被せるようなパーツ。とりあえず数年間保存しておいたのですが、本日行く先判明。


久々に江の川沿い走りに行って、戻って幌を閉めようとしても右側がいまいちしっくりこない。あれと思って前後見比べると、前側にこの白い奴が無い。


保存しておいたものを被せるとサクッと幌定位置。ということは今まで無しで幌取り付け、まあ走行時はほとんど外してるから気にもならないんだけど。


まあ、これはそのうち要るかもではなくて本来あるべきパーツだからとっておいて正解。



P.S そういえば左側は前後ともなくなってる気がする。道理でサクッと嵌まらないのか。