
2008年9月27日(土)。
ついにやってきました ハチロクキングレース第3戦。
今回は、全4戦中で唯一OPTION2トロフィーレースでは無いのですが、
その代わりにボーナスラウンドとして、シリーズポイントが1.5倍!
シリーズを狙うには外せない1戦になっています(*^^*)
しかし、今年のまんさく号はこれでもかっ、と言うくらいに不運に見舞われ、、
第1戦=エンジンブロー(GTクラス)
第2戦=エンジンブロー(スーパーN1クラス)・・・
シリーズを狙うポジョションに居ないので第3戦は最終戦へ向けての熟成と考え、挑んでみました。
と、その前に、ブローの顛末をお知らせしていなかったので、手短に第1~2戦の状況をご説明します。
第1戦=熟成しつつあったGTクラス仕様92後期ベースのエンジン。
このエンジンの腰下は元々、スーパーN1クラス用に作ったエンジンで基本的にノーマルだったのですが
86ノーマルCPUが原因なのか、一度棚落ち。。
今回GTクラス転向を機に、ハイカムを組んでいました。
92後期だけあってトルクフルで扱く、ソコソコ速く、、、まさにこれから!だったのですが・・・フリー走行でブロー。
原因は、コンロッドボルトの破断→ブロック突き破り でした(涙
第2戦=過去のスーパーN1仕様86後期エンジン
このエンジンもかつて棚落ちを経験したエンジンで、余生を街乗り号に使おうと思っていたのですが
第1戦のブローで急遽、引っ張り出されました。
と、いってもレース後に使うつもりでピストンを新調して、しっかり組みました。
ただ、実は走る前から気掛かりな点がありました。
スキッシュエリアが狭くなりすぎていたのでピストン首振りとノッキングが怖かったのですが、、また棚落ち。
とりあえず、2戦連続で決勝に出ないのも悔しいので、オイルを撒き散らさないように対策して最初だけ
走らせてもらいましたが(^^;)
そんなこんなで第3戦。
今回は、86後期の素ノーマル=ノン・オーバーホールという一品です!
このエンジンは、上述の92後期、86後期のブロー時に何度か登場した事がある、まんさく秘蔵・臨時エンジンです。
実はコイツ、雨のYZにて優勝経験もある由緒正しき(?)エンジンなのです♪
ただ、、、ドライの時には泣きたくなる位、遅かった・・・
ま、今回はハイカム+コンピュータだし、なんとかなるでしょう~と、挑んでみました!
今回のYZ東コースは、旧瑞浪モーターランドをリニューアルして最近出来たばかりの真新しいサーキットで、
シグナルすら今回間に合わなかったとの事。
スタートの合図は、鈴鹿ツイン以来のグリーンフラッグ!・・・まぁ、いいとしましょう。
新しすぎて殆どの参加者が初走行ということで、今回はフリー走行が2回ありました。
主催者:山本さんに確認すると、本来タイヤはレイン用+ドライ用で1セットずつだけど
今回はフリーが2回あるのでタイヤ2セット使っていいよー、との事だったので
お言葉に甘えてフリーは溝が残り少ないタイヤでいく事にしました。
まずは、フリー走行1回目。
コンピュータに学習させなければいけないので、様子を見つつ走ってみました。
周りのタイムを聞いてみると、33秒中盤あたりのようです。うちは、34秒078。
あの走りでこの差なら結構イケルかも?という感触。
次は、フリー走行2回目。
今回はほかの参加者と絡みながら走ってみました。
・・・・やばい。みんな速いカモ?
タイムは33.955秒。
聞くと、みんな33秒前半~後半に居るようです。
ん~、、、予選でタイヤ変えても33秒前半はキツイか!?
さて、予選です。
今回のタイヤは、第1戦でエンジンブローした為、3周しか走っていない新古タイヤ!
保管の仕方がテキトーだった為、直射日光をサンサンと浴びているのが気掛かりですが(苦笑
しかし、走った感じは超イ~感じ♪新品とは言えないが、それに近い”ドルっ”とした感じで
走っていて気持ちが良い~!
これは良いタイムが期待できるゾぉ~、っとピットインでタイムを確認すると、、
34.7秒・・・・・!?
はぁ!?むちゃ落ちてるし・・。んな訳なくない???ともう一度コースイン。
再アタックするもタイム変わらず!!??
ええ~~~~~??マジ?(冷汗
かといって、タイムを詰めれる所って??冷静に分析すると・・
1コーナー=まんさく号は、ブレーキング~立ち上がりで追いつく=速い方?
立ち上がり~S~レイクサイド=ジワジワ離される=遅い?
レイクサイド進入=若干離れる=遅い?
もうちょっと頑張れるけど、次の直角コーナーの進入を考えると少々抑え気味の方が良さそう?
直角進入~最終=最終までで皆に追いつく=速い?
最終~ストレート=立ち上がりは皆と同じ位。ストレートで若干離される=遅い?
・・・って、これってパワー勝負ってこと??
もしくは、レイクサイドは頑張った方が速いのかな???
でも、直角~ヘアピンで追いつくから相殺だと思うんだけど・・・(汗
そんなこんな悩みながら結局、タイム更新できず。乗った感触は良いにもかかわらずタイムダウンで
34.349秒・・・
屈辱の7台中7位、最下位という結果になってしまいました・・・
確か長いハチキン歴の中でも予選最下位は初では・・・
しかも、混走のエンジョイクラスのトップとの差もわずか0.089秒。
ドライバーは、かつてのライバルであり、ノーマルクラス2度のチャンピオン天○くん。
歴戦をくぐりぬけているだけあって、前に出られると非常にやっかいな相手です・・・(汗
絶望感に打ちひしがれながらの、決勝です。
決勝は、ポールの清○氏が残念ながらミッショントラブルで出走せず。6台で争われることに。
すぐ後ろのエンジョイクラスは、ラジアルタイヤ。こちらはセミスリックタイヤ。
と、いう事で、スタート直後のタイヤが温まっていない状態では非常に危険。。
かつてノーマルクラス時代、これを利用して前に出たことが何度もあったのですが
残念ながら今回は逆の立場・・・
しかし、後ろばかり気にしていたら前に行かれてしまうので、前を抜くつもりでスタートしました。
スタートの合図は、グリーンフラッグ。
あ~、見にくいなぁ。と思いつつ、若干慎重気味にスタートを決めたつもりが
次の瞬間、一番気をつけなければいけない天○くんは真横に来ていました(汗
しかも、その後ろエンジョイクラス2番手の寺○氏にも横に並ばれてしまいました!
じつはこの寺○氏。
こちらもハチキン・レジェンドという特集があれば天○くんやレジェンド竹○氏と並び必ず登場するであろう、
歴戦のツワモノです(涙
ノォォ~~~と叫びつつ、1コーナー進入時には2台に前に行かれる羽目に。。
しかし、やはりレジェンド。目の前で繰り広げられる様相は、まさにハチキン黎明期そのものでした・・
スキあらば刺す!多少の接触は、接触ではない!とでも言わんばかりの迫力に一瞬たじろぎ、
思わず接触を避け後ろに引いていました。
しかし、こんな所で油を売っているわけにも行かないので1~2周様子をみて何とか寺○氏をパス。
そうこうしている間にもGTクラスの面々は、どんどん前に行ってしまいます。
幸い天○くんと絡んでいた為、GTクラスの最後尾+天○くんに追いつくことに成功!
これで天○くんをパスすれば、勝負に加われます。
しかし!天○くんもやはり、レジェンドでした(涙
ペース的には、若干こちらの方が速いにもかかわらず、抜きどころが少ないYZ東コースでは
相手がミスをしないと、どうにもなりません。。
こちらからもプレシャーを掛け続けるのですが、そこはレジェンド。なかなかミスらしいミスをしてくれません。
結局、10周目の最終コーナーでクルマ0.5台分わずかに空いた隙間に、なかば強引にねじ込み、
そのまま並んで1コーナーまで位置関係はまったく変わらず。ただイン側で1コーナーを取れたおかげで
ようやく前に出ることが出来ました。
しかし、その時には既にGTクラスははるか前方。。。間に合いませんでした。
結局、追いつくことなく最下位のままチェッカーを受けたのですが、
4~5位争いの2台は、絡み合ってペースが上がらず。
それどころか、1~3位争いの3台も絡み合っていてペースが上がらず、最後まで
まんさく号との位置関係は殆ど変わりませんでした。
つまり、ラップタイムは負けていてもあの集団の中に居れば、
もしかしたら絡めたかもしれなかった、と言う事でスタートの失敗が悔やまれました。
しかし、それより何より、、、最下位、、、、最下位、、、、最下位、、、、
く、、悔しい。むっちゃ、悔しい・・・・
最終戦、見てろぉ~~~~~!