**本稿は、2012年4月7日の記事のYoutubeのリンク切れ、文章の改行などを修正し、再投稿したものになります。**
サンフランシスコは西海岸の太平洋から入りこんだ入り江の入り口にある都市です。
入り江の南側はサンフランシスコ湾と命名され、その周辺を総称してベイエリアと呼ばれています。
私が初めてベイエリアに来たのは昔勤めていた業界で現法設立準備で市場調査に来ていた頃でした。
それから十数年、以前の会社が終焉を迎えるわずか1年余り前、10年以上放置されてボロボロになったアメリカマーケットを立て直すため、いきなり投入され、最後の悪あがきで苦しんだ苦い思い出があります。(その当時はまさか業績が好転してから廃業するとは予想していませんから、「最後の」というつもりはなく明るい未来のために必死だったわけですが、、、)
十数年前の昔は、シアトルなどがベースでしたので、ベイエリアでどこに行ったか、その時も自分で車を運転して行ったのですが、いまとなってはもう具体的な場所が思い出せません。。
シリコンバレーにあったその時訪問した日本の会社はもうなく、当時の業界の大半の会社は撤退したり廃業したり合併したりして、当時お会いした方々のわずか数人が残っているだけのようです。
当時、日本のバブル経済が弾けて数年しかたっていない90年代の中頃、カリフォルニアにはシビックやインテグラなどのホンダ車が沢山走っていて、そのスタイルがサンフランシスコやLAなどのカリフォルニアの景色にすごく似合っていたのが印象的でした。
それから15年以上、いまではベイエリア、シリコンバレーの主役企業の半数以上はすっかり入れ替わってしまいました。
サンフランシスコ湾には数多くの横断道路が存在しますが、San Mateo - Hayward Bridgeはその中でもシリコンバレー周辺の南側で主要な横断手段となっています。
1929年に完成した全長11.3㎞の橋は、当時世界最長の橋として建設されました。
下を大きな船が通れるように高くなっている部分は1.9㎞、80年以上前に建設されたこの橋は一日平均で9万3千台(!)の車が通行します。
今回は私の仕事終わりにベイエリアに在住されているみん友さんとプチオフをして頂きました。
昔も今も、ベイエリアの片側5車線もあるフリーウェイをゆっくり流しているとカリフォルニアのこの人気グループの歌が流れてきます。グループ結成から40年近く、リリースから30年以上たった今でも、ベイエリアのクラッシックロックFM局から毎日何十回も流れるグループです。
VIDEO
ジャーニーは70年代をメインにカリフォルニアで活躍したロックグループですから、ハイウェイやドライブに関するモチーフが入った曲が多い気がします。
Steve Perryが浪々と歌うスローな曲は、まさにカリフォルニアのフリーウェイをながすと自然に頭の中にフレーズが流れてきます。
Journey / Faithfully
ジャーニー / フェイスフリー
Highway run
Into the midnight sun
Wheels go round and round
You're on my mind
Restless hearts
Sleep alone tonight
Sending all my love
Along the wire
ハイウェイを走る
白夜に向かって
車輪は回り続けるよ
君は俺の心の中にいる
休まらない心
今夜は1人で眠る
すべての愛を電信で送るよ
They say that the road
Ain't no place to start a family
Right down the line
It's been you and me
And lovin' a music man
Ain't always what it's supposed to be
Oh, girl, you stand by me
I'm forever yours
Faithfully
旅に生きるものは
家族を持つべきじゃないと人は言う
いつもいつも
君と俺の2人きりだった
そして俺は音楽を愛する男
いつも理想通りにはしてやれないんだ
君よ俺のそばにいてくれ
俺は永遠に君のもの
心から・・
Circus life
Under the big top world
We all need the clowns
To make us smile
サーカスのような旅人生
世界の大舞台の下で
誰でもみんな笑顔にしてくれるような
ピエロが必要なんだよ(*)
Through space and time
Always another show
Wondering where I am
Lost without you
時間も場所も違うところで
いつも次の舞台が待っている
いったい俺はどこにいるのだ
君がいなけりゃ見失ってしまう
And being apart
Ain't easy on this love affair
Two strangers learn to fall in love again
I get the joy of rediscovering you
Oh, girl, you stand by me
I'm forever yours
Faithfully
離れていると
愛は容易じゃない
2人の他人がまた恋に落ちて
新鮮な君を発見する喜びもあるんだ
君よ俺のそばにいてくれ
俺は永遠に君のもの
心から・・
(訳責:44love)
*日本語でピエロと言うと笑われ者の悲しい道化師のイメージもありますが、英語でClownと言うと、子供を笑顔にしてくれるやさしいサーカスのおにいさんです。
Posted at 2024/09/21 12:42:02 | |
トラックバック(0) |
橋のある風景 | 日記