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2024年06月22日 イイね!

行間の風景3 よくひとりぼっちだった / モーリー・ロバートソン

行間の風景3 よくひとりぼっちだった / モーリー・ロバートソン



 この男前の人。

 1984年に文藝春秋から出版されたときに購入しました。








 米日の医者と研究者のたまご夫妻のハーフとして生を受け、日本、アメリカ、日本での各種学校で、自己のアイデンティティーの確立と周囲の文化の違いに悩み、シングルマザーになった母親と日本に帰国?し、広島の私立進学校や高岡の公立進学校に転入し、結果的に必死に勉強して東大とハーバートに合格した、モーリー・ロバートソン氏。

 広島の私立進学校に転校して馴染めなかった話、疎外感を感じていた話、校則に汲々として何もしない幼稚な連中を「おむつ」と呼んでいた話、、

 大阪の基地外私立進学校に入ってしまって全く馴染めなかった私。それ以降20代後半まで人生に馴染めなくて基本はずっと鬱だった私。

 暗くて出口が見えない暗闇の人生、、

 立場は違えど、すごく共感できました、、





 当時、モーリー氏は東大とハーバートの両方に合格し、将来選び放題。

 私はFラン2年遅れで絶望的な環境。

 同じ霧中でも立場の違いが羨ましかったです。

 モーリー氏は日米最難関の大学に合格し、文藝春秋にも持ち上げられて、勘違いしてしまいそうな感じでしたが、、

 あれから35年以上経って、モーリー氏をYoutubeで見かけるようになって、

 数年前からは腐った日本のTVでコメンテーターとして見かけたり、半島工作新聞の頭狂新聞の広告キャラクターになったり、、

 最高ランクの大学で調子に乗ってきちんと就職しなかった人生・・

 いくら人生に絶望していても食べていかなければならないので必然的に就職してなんとかやってきた私・・

(実際は卒業学年の10月になってから就職活動を開始して、1か月くらいで決まりました。)

 あれから35年以上経って・・

 必死で就職して、自腹で海外に住んで、必死で仕事を探し現地で就職して、帰国して必死で仕事して、、

 人並みの平凡で幸せな人生は送れなかったけど、やりたかった仕事は全くできなかったけど、結局長年欧米で仕事をしてきたビジネスマンになっていました。

 調子に乗れるようなバックグラウンドが何もないゆえに、心で泣きながら必死でやってきましたが、結果的に今のモーリー氏よりは実績も実力もついていたのかなと思います。

 最近優秀な学生YoutuberやTVに出ている東大生が、卒業後にそのままプロのYoutuberやタレントになってしまっている例をよく目にします。

 いくら優秀な学生でも就職もせずYoutuberやタレントになったとしても引き出しがなく枯渇してしまうだけです。せっかくの他人より優れている素質や優秀な才能や能力を無駄にしてほしくない、本当に本人にとっても社会にとってももったいない。その優秀な頭脳と才能を社会に還元してほしいと思います。





 実家に残してきた私の本、以前1000冊近く捨てたので、残りは段ボール3箱で十分かなと思っていたのですが、段ボール5箱使っても半分以上残ってしまいました。

 買取価格は段ボール5箱で1200円余り。

 思ったより高かったです。

 次回は段ボール10個分を発注しよう。

 実家に長年置いてある本の断捨離。

 自分の思考や人生の整理や断捨離、人生や心の灰汁やしこりやこだわりの断捨離になります。

 次回の実家に置いてある本の断捨離でどれだけ心が軽くなることができるか、、


Posted at 2024/06/22 01:30:24 | コメント(4) | トラックバック(0) | 行間の風景 | 日記
2020年03月15日 イイね!

いま読んでいる本

いま読んでいる本




 厳密には最近読んでいたり読んでしまった本ですが・・







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 学生時代によく読んでいた沢木耕太郎の本、数十年ぶりに2冊買ってみました。

 キャパはベトナム戦争以前に流行った人なので個人的に興味はないのですが、アマゾンで中古が安かったので買ってみました。

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 これは前から読みたかった本。新品で高かったけど買いました。

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 そして1月に買って数時間で一気に読んでしまった本。

 表題は過激ですが、しっかりした経験に基づいた冷静で知的な著者の本です。

 日本を始め、欧米、世界中で日常に見かける現象がどうなっているのか知りたくて、、

 数年前にフランスの片田舎で中国最大級の航空会社の会長が変死したり、インターポールに出向していた中国の警察官僚が本国に呼び戻された後に行方不明になったり、そんな不気味な状況もあって現実はどうなっているのかと、、

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 旅行者だけでなく、世界中どこでも見かける中国系の人たち・・

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 表題は出版社や編集者が付けたのか過激ですが、内容は非常に冷静に書かれています。

 かねてからMade in Italyのブランド物は、殆どMade in Chinaだと言われていました・・(Swiss Watchの大半も同様だとも、、)

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 今回のコロナウイルスのItalia感染拡大のニュースを聞いた時、この本を読んでいたので、なるほどなと感じました。

 情報は大切です・・

 ・・・・

 @比較的近隣で濃厚接触者が出た横浜より、、

Posted at 2020/03/15 01:03:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 行間の風景 | 日記
2019年12月18日 イイね!

行間の風景2 イタリアンデザイン世界を走る 宮川秀之 その2

行間の風景2 イタリアンデザイン世界を走る 宮川秀之 その2
 1937年群馬県前橋市の写真館の息子として育った宮川秀之氏は、早稲田大学在学中にバイクでの世界一周の企画を思いつき、友人と2人でイタリアまでたどり着いた・・

 そこで出会った初めてのトリノモーターショー、そして美しいイタリア娘・・



 ランチャに勤める父を持つイタリア娘、マリーザは大学で日本語を勉強しており、日本に留学に行く予定であった。

 日本語を勉強したいインテリ娘に、その当時のイタリアでは珍しい日本人のインテリ大学生・・

 親しくならないほうが不思議です・・

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 マリーザが広島でホームステイをしていたのがきっかけで松田社長と面会し、宮川氏がベルトーネを紹介しました。

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 宮川氏はそこで初めてジュジアーロと出会い、ジュジアーロと日本車との初めてのプロジェクトが始まりました。

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 ファミリアに次ぐ2車種目のマツダの乗用車、初代ルーチェ。

 当時、1960年代の日本車とは全く違った美しいラインを持つジュジアーロのデザイン・・

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 この初代ルーチェ、実は親戚の人が乗っていたのですが、幼児だった私には、この美しく繊細なデザインが理解できず、当時の日本車ばかりを見慣れた目には、なんだか気味悪く、恐ろしい感じがしたのを思い出します・・

 微妙なカーブと光沢のある横のグリルで構成された4つ目のフロントグリルが、
なんだかサメのような、怖い生き物のような有機的な感じがして気味悪かったのです・・(^^;;

・・・・

 ルーチェでマツダとイタリアンカロッツェリアとのコラボを成功させた宮川氏に、今度はいすゞからの依頼がありました。

 ベルトーネはマツダ、ピニンファリナは日産、というつながりがあった中で、宮川氏はいすゞにはギアを紹介しました。

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 いすゞとカロッツェリア・ギア社との初めてのコラボが、コードナンバー117のセダン・・

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 ジュジアーロが移籍してくる前のギアでデザインされたいすゞの乗用車でした。

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 発売当初のオリジナルは、品があるスッキリとしたデザイン・・

 当時の日本のタクシー需要のために、リアシートの高さを確保しています。

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 スポーツタイプのTSは、丸目4灯のヨーロピアンスポーツの雰囲気です(^^)

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 中期型になると、少し豪華風のフロントマスク・・

 小さな車を豪華に見せようとしてかえってイモ臭く見えます・・

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 リアコンビライトも妙に豪華風にして、逆に貧乏くさく、、(^^;;

 あの徳大寺さんが人生で一番不遇な時に乗っていたのもこのモデルでした。

 経営していた自動車パーツ会社、「レーシングメイト」が倒産して不遇をかこっていた時代、「どうせなら一番カッコ悪い車にのってやろうか。」とタクシー落ちの中古車に乗っていたとのこと・・

 2000年代の「ENGINE」誌の「徳大寺氏が乗った歴代の車」特集で、唯一?省略されていたのがとても残念でした。人生で最悪の時期に乗っていた車を思い出したくなかったのかな・・(^^;

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 後期型はこのように超豪華風の顔を付けて・・

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 1960年代当初の品のあるスタイルとは正反対になってしまっていました・・

・・・・

 そしてその次のプロジェクト、この車のクーペ版が・・

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 つづく・・

Posted at 2019/12/20 00:12:26 | コメント(6) | トラックバック(0) | 行間の風景 | 日記
2019年10月13日 イイね!

行間の風景2 イタリアンデザイン世界を走る 宮川秀之 その1

行間の風景2 イタリアンデザイン世界を走る 宮川秀之 その1

 イタリアン・カロッツェリアについて、

 記事を書いていた時に、

 こんな本を手に入れました。




 ジュジアーロとITAL DESIGNを作った日本人、宮川秀之氏の

 イタリアンデザイン世界を走る(ジウジアーロと共に歩んだ50年)

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 第二次大戦中の1937年、群馬県の県庁所在地前橋市に生まれた宮川秀之氏、

 ご尊父はカメラマンで、あの時代にモトグッチに乗ったバイクエンス-であった。

 そんな環境で生まれた秀之氏は、物心がついた時からの車好きで5歳の時から表通りを走る車の後を追いかけたそうだ・・

 中学時代は群馬大学の校庭に放置してあった廃車群の運転席にもぐり込んで、ハンドルを握ったりシフトチェンジをしたりしてバーチャルドライブを楽しんだという。

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 (この写真は私がこの本を読んでいた当時、今年2月のドイツです。)

 高校時代にバイクの免許を取り、東京での予備校時代に外車ディーラーをめぐり、西洋美術を専攻した早稲田大学に入学した後の夢は、自分の自動車を持ちたい、英国車に乗りたい、ということでした。

 宮川氏の高校時代の同級生も車好きで、のちに小林彰太郎氏とカーグラフィックを創刊した高島鎮雄氏がおり、2人で海外のメーカーにカタログ送付希望の郵便を出していたそうです。当時はトップスターの三船敏郎、力道山、石原裕次郎がMGやヒーレー、ライレー、サンビームやオースチンヒーリーに乗っていたそうです。

 戦後15年近くたった昭和30年代、日本の経済復興も順調に進み、当時、日本の世の中は海外冒険ブームでした。小田実の冒険旅行、兼高かおるの世界一周、朝日新聞のトヨタクラウンのロンドンー東京5万キロドライブ・・

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 (この写真は私がこの本を読んでいた当時、今年2月のドイツの車窓です。)

 早稲田の学生でありバイク好きの宮川青年は、友人と共にバイクで世界一周をし、その旅行記を書くことでお金を稼ぎ、英国車購入の資金にすることを思いついたのです。

 それからの彼の行動力は凄かった。あっという間にスポンサーを集め、東京から香港経由で西回りのバイク世界一周の旅に出るのです・・

 私は今年の2月の欧州出張中にこの本を読んだのですが、この時の宮川氏の行動力とてきぱきと問題を解決してヨーロッパまでたどり着く展開に、感動しながら読み進めていました。

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 そしてローマオリンピックが開催された年にローマに到着した宮川氏・・

 現地で日本の新聞社や雑誌社のオリンピック取材の手伝いをして金を稼ぎ、オリンピックが終わると、友人の高島氏の雑誌のためにモーターショーの取材原稿を書くためトリノに向かいました・・

 そのモータショーの会場で流ちょうな日本語で話しかけてきたイタリアの美しい女性・・

 日本語を学ぶため日本への留学準備をしているランチア勤務の父を持つマリーザ・・

 初めてヨーロッパ、イタリアに来て、イタリアのデザインや文化に魅了された宮川氏・・

 今から60年も前の1960年代・・

 初めて来たヨーロッパ、初めて来たイタリア、モーターショーで見るランチャやアルファロメオ、ベルトーネ、ピニンファリーナなどの美しいデザインの車たち・・ そして初めて親しく言葉を交わした若く美しいヨーロッパの女性・・

 その全てに宮川氏が夢中になったのも十二分に想像できます・・(^^)

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(この本を読んでいた当時の今年2月のドイツの車窓です。)

 私が初めてヨーロッパに渡った年の30年近く前、私が生まれる以前の年にこのような冒険旅行をした宮川氏・・

 トリノのモーターショーで声を掛けられた美しいイタリア女性との運命は、、

 そして彼自身の人生は、、

 (なんか講談師の口上みたいになって来たな 笑)

 つづく・・

Posted at 2019/10/13 01:04:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 行間の風景 | 日記
2019年02月13日 イイね!

イタリアン・カロッツェリアの歴史・・

イタリアン・カロッツェリアの歴史・・


 イタリアン・カロッツェリアについて、、

 こんな本を手に入れました・・

 ジュジアーロとITAL DESIGNを作った日本人・・




 カロッツェリアについては、この本を読んでから書きたいと思います・・

 いま忙しくてじっくり読む時間がないので、ピニンファリナのブログの続きは暫くお待ち下さい・・m(_ _)m

Posted at 2019/02/13 00:04:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 行間の風景 | 日記

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「ブルーエラーで買って1年半の個人パソコンが動かなくなった。30万円以上した日本製。3年の追加保証を購入していたが、よく考えたらセキュリティ面で他人に中身を見せられない。パソコン保障なんて実質的に意味ないじゃんw 20万円近く出して日本製のパソコンを再購入(><)」
何シテル?   04/23 14:17
年間の大半を出張している旅商人です。年間数万キロを欧米日でレンタカーで運転しています。ここ34年独仏伊英米で運転しています。 44loveという名前はみんカラ...
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