先週からちょっとアメリカに来ています。2週間弱でワシントンDC、ニューヨーク北部やテキサス数箇所、アリゾナ、DCなどを回って帰国します。今回は時間がなかったので本来の訪問先の1/3くらい。震災復興で中々出張日程が取れなくてお客様にご迷惑を掛けております。復興予定も6ヶ月くらい遅れており焦りは禁物ですが、なんとかやるしかありません。
マンハッタンの夜明けです。
乗り継ぎでNYに来ています。寅さんのような放浪人生、、本来自分が望んでいたことではないのに、人生とは思うように行かないものですね。私の小さかった頃から中学生くらいでの夢は、自然の豊かな(日本の)田舎で暮らすことでした。地元の小さなコミニュティーで仲良く楽しく、そんな毎日を暮らすのが漠然とした憧れでした。今でも出張で地方の小さな町にいくとそこで暮らしている人たちがうらやましくなる時があります。当時は海外も全く興味がなく、大人になたってなりたくないものはサラリーマン、営業マン、唯一嫌いな教科は英語でした(笑)
朝のハドソン川と対岸はニュージャージー州です。
15歳ごろからいろいろな事情があり、20代前半までは全く楽しいことがなかった時期がありました。今で言う引きこもりでしょうか(笑) でもずっと家にいるわけにも行かないので外を出歩いていましたから外出性引きこもりというか、、、(笑) その頃は、精神的居場所がなかったのでよく大阪の名画座にいました。映画を見ているときは現実を忘れられるし、、ってちょっと暗い話ですみません(苦笑)
当時は大阪にも2件ほど名画座があり、安い料金で名画の2本立て、3本立てが見れたのです。3本立てを見ると終わったらそれで1日が過ごせました。
夕闇が迫るエンパイヤステートビルです。
映画と言えばアメリカ映画が多く、その頃から、今と違うどこか、つまり都会へ漠然とした憧れみたいなものが出来たのかもしれません。高校生の頃には自分の部屋の壁にマンハッタンの大きなポスターを貼っていました(笑)
だから家で少年少女が何の目的もなく田舎から新宿や渋谷に出てくる気持ちはほんの少しはわかるような気がします(笑) 今と違うどこかへ、都会に行けば何かあるんじゃないかという気持ち。
そのころよく聞いていた曲です。
結局パスポートを取ったのは20代半ばもずいぶん過ぎた頃、それまで海外になんか行ったことがありませんでした(笑) そしてはじめての海外旅行がNYでした。
夕闇が迫るハドソン川です。
その頃、自分が10年も経たないうちにNYに仕事で来れるなんて思ってもいませんでした。。。
この曲も私が学生の頃ヒットしましたね。
アーサー(邦題:ミスターアーサー)と言う映画があります。NYのお金持ちのボンボンが一般人の女性に恋するという映画だそうです。その頃、この内容に興味がなかったので映画は見ませんでしたが、テーマ曲がヒットしていました。皆さんが聞き覚えのあるこの曲です。最近この曲のプロモビデオを見たのですが、映画のシーンが使われていて、確か主人公がポルシェ944に乗ってデートに来てるんです。944って80年代のアメリカではお金持ちに人気の車だったんですね。
(いちおう車のブログなんで、、、なんか無理やりな終わり方だなぁ・・・笑)
Posted at 2019/12/20 22:54:18 | |
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