
ちょっと間が開きましたが、
前回の続きです・・(^^)
ルマン、サルテ博物館のロビーにある、
歴代ルマン優勝車のミニカー・・
1975年から81年・・
この辺りからポルシェが出てきます・・
76、77、79、81年に優勝、79年は935K3、それ以外は936です・・
79年優勝のポルシェ935K、ミニカーやプラモデルでも有名な人気のある車です・・
75年はミラージュ、78年はルノーアルピーヌ、80年はロンドーが優勝しています・・
80年のジャン・ロンドー、自分の名を冠したマシンを持ち込み、ドライブして優勝したフランス人・・
39歳の若さで、警察に追われて電車の線路内を車で走行中に電車とぶつかって事故死しました・・
82年から88年・・
この辺りの年代が、ポルシェのモータースポーツの絶頂期であり、
私にとってのポルシェのイメージの原点でした・・
82年のルマンデビューで、いきなり1、2、3位を独占し・・
82年から87年まで、956と後継型の962C(86年、87年)で6連勝・・
ルマンをはじめ、向かうところ敵なしの圧倒的な強さでした・・
ルマンでのポルシェの連勝は、81年から87年までの7連勝となります・・
この956がどれだけ強かったかと言うと・・
デビューの1981年はワークスの3台が、1,2,3位・・
市販が開始された83年は、1位から10位まで、9位以外はすべて956で独占・・(^^;
翌84年は、ワークスが欠場したにも関わらず、8位と10位を除く8台がベスト10を独占・・(^^;
耐久と言えば、ポルシェでした・・(^^)
ポルシェ956と962・・
956はルマンをはじめ欧州耐久用に・・ 962はアメリカのIMSA仕様に作られました・・
ルマンの画像は、87年の962Cのワークス最終出場年の画像です・・
1982年のルマン・・
956の1-2-3優勝です・・
懐かしい935や、944のきっかけになった、924カレラGTも走っています・・(^^)
ポルシェ956で走るサルテサーキット・・
岡田秀樹選手の分かりやすい解説付きです・・
シケインのない、ユノディエール・・
余談ですが・・(^^;
実家の自営業が倒産して、レース資金を稼ぐためにアルジェリアに肉体労働に行った
岡田秀樹氏・・
帰国して紆余曲折あって、ついにフロムAポルシェに乗れるようになります・・
ちょうど海外に行こうとしていた当時の自分を思い出しました・・
解説のない、音声だけのオンボード映像です・・
ユノディエールがどれだけ長く、恐怖だったかが感じられるような映像です・・
私にとってのポルシェとは、この時代のポルシェ・・
無敵の935や962Cがルマンを席巻した時代です・・
84年、85年はF1でもマクラーレンMP4/2でポルシェエンジンがコンストラクターチャンピオンを
獲得しています・・
ロスマンズカラーの956と962C、、
10年以上前に、かつての旧ポルシェ博物館で初めて実物を見た時は感動しました・・
その後、落ちぶれて、フットワークに使えないクズエンジンを騙して売りつけたり・・
市販車の996や997のインターミディエイト問題で欠陥エンジンのクレームを認めなかったりする
ポルシェは、私にとってのかつてのポルシェじゃなくなってしまいました・・
Posted at 2013/10/27 00:56:07 | |
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