44loveのブログ一覧

　お次は市販車部門・・（＾＾）




　2台だけ制作された993 カレラ　3.6　スピードスター・・

　ミッションはTIPです・・

　2台目はアメリカの俳優、コメディアンでポルシェコレクターのJerry Seinfeldが買ったそうです・・

　壁の写真はポルシェを買った有名俳優やスポーツ選手などの有名人のようです・・（＾＾）



　964　ターボS　3.3　ライトウエイト・・

　パワステ、パワ窓、エアコンなし、ドアとフードはカーボン、サイドとリアガラスは軽量仕様・・

　重量は1290kgで180㎏軽量化されています・・



　86台だけ生産されたそうです・・



　964　カレラ4　3.6　911、30周年記念車・・



　993　カレラRS　3.8　CS・・



　95年と96年に1187台作られた3.8Lの軽量RS・・

　300馬力ですが、270㎞/h出たそうです・・



　1997年　993　ターボ　3.6・・

　450馬力、空冷量産車の最強エンジンでした・・

　ポルシェ、オフロードカーの軌跡・・





　1987年、911SC　サファリ・・



　この時は大した結果を残せませんでした・・



　959　パリダカール仕様・・

　959は84年から86年まで出走しましたが、、

　実は84年は930に944のシャフトを付けて前輪を動かした953と言われるマシン・・

　それでも初出場で総合優勝しました・・



　85年も953に959のガワを被せたマシンで出場しましたが、3台すべてリタイヤ・・



　86年についに本物の959として出場し、1位、2位、そしてサポートカーが6位に入賞・・



　圧倒的な強さを見せつけましたが、本物の959として出場したのはわずか1年だけ・・

　レースカーとしては短い生涯でした・・



　砂漠の砂を防ぐためか、吸気口にはこんな網が・・（＾＾；



　ポルシェ959・・

　2.9L、FLAT6、DOHC、ツインターボ、フルタイム4WD、450馬力、51kgm、

　最高速300㎞/hオーバー・・

　86年に発売されたこの車は、ある意味、ポルシェの頂点を極めた車と言えそうです・・



　280台余りが制作され、3000万円程度で売られましたが、制作コストはその倍と言われました・・

　89年まで生産されたこの車、当時の車好きに取っては、本当に憧れの、夢の車でした・・

　フルタイム四駆、6気筒ツインターボのハイテクスーパーカー・・

　90年代初頭のスーパーカー、日産GT-Rはこの車を手本にしたと言われています・・

　この後、ポルシェはアメリカ市場での相次ぐ日本車攻撃にやられて、経営危機になって行きます・・



　BBCのトップギア・・

　ビルゲイツも持っていると言っていますが・・

　いい所で中断しています・・（＾＾；

　番宣ですね・・（＾＾；；

　TAGポルシェエンジンに続いて、、





　このエンジンは928S4のV8、5Lエンジンに、KKKのターボを2個付けて748馬力！（＾＾；

　S4の32バルブエンジンが320馬力なのでその2倍以上！

　実は、ルマン6回優勝記録を持つジャッキー・イクスのわがままで、1986年にパワーボート向けに

　特別に作られたエンジンでした・・（＾＾）



　これは歴代最強クラスの市販車空冷エンジン、930ターボ最終型の3.3L、FLAT6ターボ・・

　300馬力を出しています・・（その後、930ターボSで330馬力になりました）



　歴代の917の勢ぞろい・・



　残念ながらGulfカラーのマシンはどこかに行っていました・・



　ずっと展示車やエンジンを見てくると、2回目のビデオエリア・・



　カラーフィルムで917やナローの開発映像を見てリラックスします・・（＾＾）



　その奥には、歴代ポルシェが獲得したトロフィーのほんの一部・・

　通算2万8千勝以上したそうです・・（＾＾；；

　タイプ930まで来たところで、

　エンジン単体の展示がありました・・




　F1マクラーレンに載せた、TAGターボエンジン・・

　1983年から87年までF1で25勝しました・・

　・・・・

　TAG Porscheと言えばこの人・・



　日本GPでは、予選2位・・



　西ドイツGPではヨハンソンが決勝2位・・



　80年代中頃、ホンダエンジンが台頭してくるまでのチャンピオンマシンでした・・

　・・・・

　TAGターボや、956、962が登場する日本のCM・・



　1987年・・

　日本経済や日本の自動車産業が頂点に向かっていた年・・

　こんなにモーターレーシングのCMがあったのですね・・

　あれから27年・・

　日本の自動車文化はどこに行ってしまったのでしょうか・・？（；；）

　・・・・

　ポルシェは、80年代中頃から後半に掛けて、956、962で耐久を制し、TAGターボでF1を制し、

　モータースポーツの頂点を極めました・・

　その後、80年代終盤に、Zや240SX、RX-7、スープラなど、日本のスポーツカーに米国マーケット

　を奪われ、経営危機に陥ります・・

　そして、F1では、日本の田舎運送屋に使い物にならないF1エンジンを騙して売りつけるほど、

　窮してしまったのです・・

　・・・・

　そして、1996年、倒産寸前のポルシェは、起死回生のボクスターが大ヒット・・

　その大ヒットの水冷FLAT6、911（996）と共用でしたが、そのエンジンのシャフトに、

　とんでもない欠陥が見つかるのは、それから10年近く経ってからのことでした・・

　911の第2世代、930の時代です・・

　1974年、米国の5マイルバンパーに

　対応した新ボディー・・




　911S 2.7 Coupe・・

　厳密には901型と言われる初代にビッグバンパーを搭載したモデルです・・



　1981年、930カブリオレ・・



　この車、ただの930カブリオレではありません・・

　930ターボ、4WD、カブリオレのプロトタイプです・・（＾＾）

　空冷FLAT6＋ターボで290馬力・・

　1981年にこのプロトタイプが制作された後、83年に911SCカブリオレが発売されます・・



　これはご存じの人も多い車・・

　911SC RS・・



　通常バージョンの911を大幅に軽量化し、馬力も204-＞250馬力にまで上げています・・
　（本国仕様）