街角の名車たち、100回目の記念すべき車は・・
7年前に、こんな場所で出会った車です・・
こんな車の並ぶ駐車場を通り・・
こんなトラックが並ぶイベント・・
2010年、ドイツF1グランプリ、
ホッケンハイムサーキット・・
小林カムイは決勝11位でした・・
そんなサーキットに行く道で出会った車・・
当時世界最速のロードカー、Bugatti Veyron・・
その横にはフェラーリ360モデナが止まっています・・
8.0L、W16気筒、クワッドターボ、4WD、1001馬力、127.5kgm、1880kg・・
販売価格約2億円・・
高価な車なので、ガードマンがガードしています・・
1000馬力を支えるタイヤは4本で300万円・・
日本に販売店の無かった当時は、タイヤ交換にフランスまで送って費用は450万円・・
つまりタイヤ+工賃で750万円なのですね・・(^^;;
ドイツにあるフォルクスワーゲンのテストコースで最高速を目指します・・
時速240km/hに使う馬力は1001馬力中280馬力・・
残りの721馬力は240->407km/hまでの167km/h分に使います・・
407km/h以上の加速は可能ですが、それ以上は4WDでも走行安定性が保てないそうです・・
240km/hだと280馬力もいらない車も多いのですが、車重1880kgが重いのでしょうね・・
私の乗っていたPorsche 944S2もメーカー発表最高「巡航」速度は240km/hでした。
馬力はわずか200馬力。
マツダスピードアクセラでも240km/hは届きそうな感じでした。
2代目MSアクセラではフルノーマルの足で実測180km/h(メーター読み200km/h)は
全然余裕でしたし、リミッターを外して足を固めてFISCOの直線で走れば250km/hくらいは
行けそうな感じでした。馬力は264馬力でした。
上の動画投稿の2年前の2008年にTop Gearが同じテストコースでのテストをしています・・
280馬力で240㎞/h、残りの701馬力で世界最高速の407km/h・・
4つのターボチャージャーが1分間に吸う空気は人間の4日間と同じ量・・
上のビデオと全く同じセリフを言っています。
上のビデオがTop Gearを参考にしたのかな。
メーカーの公表データからでしょうね(^^)
ちなみに、全開走行では1セット300万円のタイヤは15分しか持たない・・
でも、フルタンクのガソリンは12分しか持たないから大丈夫だそうです・・(^^;;
この車、ドイツのUlm(ウルム)ナンバーで、EBを付けています。
プライベートナンバーですね。
ちなみに販売金額2億円、年間維持費1800万円の車、日本の購入者はかつてビートルズみたいにロールスロイスをピンクに塗って乗っていた人だそうです・・
ビートたけしさんですね・・
あのマクラーレンF1が発売された時に、最初に購入したのは、英国の有名なコメディアンでした・・
日本でも有名な、Mr. Bean、ローアン・ワトキンソンさんだったのです・・
ちなみに彼は最初にマクラーレンF1を全損させた有名人としても有名です・・(><)
有名コメディアンは、車好きでお金持ちなんですね・・(^^)
このヴェイロンの後継車、Chiron(シロン)、1500馬力で販売価格3億円だそうです・・
価格2億円のヴェイロン、1台売るたびに約3億円の赤字になるそうです。
このように全く利益が出ないどころか損失が出るのが確実な車を作り、メーカーを維持する、
フォルクスワーゲングループ経営陣に敬意を表します。
トヨタや、ゴーン体制のルノーだったら絶対にできないでしょうね。
ホッケンハイムサーキットには小さな博物館があり、こんな車たちが展示されていました。
目先の利益だけの追求ではなく、文化の継承も兼ねているのはF1と同じですね・・
Posted at 2017/11/23 10:58:54 | |
トラックバック(0) |
街角の名車たち | 日記