
**本ブログは2018年11月13日に投稿したブログの改行、リンク切れ等を修正したものになります。
ダイハツとトヨタのベーシック、リッターカーの最新型に試乗してみました・・
試乗と言ってもお金を払っています・・(^^)
レンタカーですね・・(^^)
顔を含めた全体的なプロポーションは、嫌みのないもので、今どきのリッターカーとして可もなく不可もなくと言った感じでしょうか・・
横から見たプロポーションは、軽自動車のようなボディサイズの制約がないので、サイドはタイヤハウス周りのフェンダーを膨らませたり、ドアサイドも抑揚を付けたりして乗用車らしくしています・・
リアクォーターからの眺め・・
リアハッチも軽自動車より丸みを付けて乗用車らしく・・
リアルーフエンドスポイラーもつけて、ちょっとスポーティーに・・(^^)
テールランプも立体化させて軽自動車と差を付けています・・
気になるのはCピラーのプラスティック加飾・・
経年劣化の見た目悪化が気になります・・
しかしそれは10年以上後の事でしょうし、その際には、高価ではない部品を交換すれば簡単に解決する話かもしれません・・
まあそれまでに、このクラスの車が10年後にピカピカの外見を維持しているかはワンオーナー車で大切にされるかどうかに寄るでしょうね・・
、、と言うことで、この車のCピラーのプラスティックアクセントは正解ですね・・
内装は最近の軽自動車や一部リッターカーに流行のもの・・
インパネの上部をグレー(または黒)にして、下部を明るいクリーム色にするコンビネーションは、内装が華やかになって私の好みです・・
かつて所有していた、
Porsche 944S2の内装もそんな感じでした・・(^^)
シートはカジュアルな感じのベンチシート・・
都市内の短距離の移動に使うだけなら私の好みのシートです・・
大型で見やすいシンプルなスピードメーター・・
カーナビ兼オーディオは上部の見やすい位置に・・
エアコン類は纏められてその下部のセンターインパネに・・
シフトはその運転手側にインパネから生えています・・
操作類が左手の近い位置に纏められて配置されているのは使い勝手が良いですね・・
しいて言えば、以前からパッソなどと共通の、安っぽくて小さな液晶表示は見難いですね・・
まあ安い車だからコスト削減のために仕方ないのでしょうが・・
以前から気になるのはこの手のシートの色・・
ガンガン使うベーシックカー、小さな子供さんも乗せるかも知れないエントリーファミリーカー・・
そんな用途の車がこんな汚れが目立ちやすい色と模様のシート表皮で良いのか・・(^^;;
車のクラスは違いますが、かつて日産プレサージュで、Kids Specialというバージョンがありました。
それはカラフルな塩ビのシートカバーを全シートに付けた車でした・・
その色合いと実用耐久性が気に入って、程度の良い走行の少ない中古車を勤務先の社用車として購入したことがありました・・
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運転席左側にはアームレストが・・
軽自動車バージョンより大きく十分なサイズ・・
この肘置きはシートサイドから生えていて、シート位置を移動させても常にベストな位置にありますから好きですね・・
ご覧のように私はシートを前よりにして運転ポジションを取ります・・
10時10分の位置をホールドした際に腕が緩く曲がって、ブレーキペダルを踏んだ時に、十分な余裕を持って奥まで踏み込める位置・・
シートバックもできるだけ立て気味にします・・
その方が腰への負担も少ないし、正確な動作体制が確保できます・・
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この車で気になるのは、ドアトリムが樹脂剥き出しで何も貼られていないこと・・
ここを簡単な安いコストの内貼りを貼るだけで少しは高級な気分になるのに残念です・・
軽自動車の通常グレードでもあるドアの布貼り、なぜこんな節約の仕方をしたのでしょう・・
普通車で軽自動車並みの価格、軽自動車より安い価格を実現するには涙ぐましい努力が必要なのでしょうね・・
軽自動車より少し大きいアームレストには軽自動車より少し大きめの物入れが・・
結構なサイズのものが入りますね・・
日常使用の車には便利そうななスペースです・・(^^)
こういった細部のスペースまで無駄にしない細かい心使いが日本車ならではですね・・
リアシートもフロントシートと同じようなデザインと表皮のシート・・
普通車なので2名なら余裕で座れます・・(^^)
真ん中の3人目のシートにも十分な大きさのヘッドレストと、3点式シートベルトがついています・・
リアシートに人が座るとハッチバックのカーゴスペースは余り余裕がなさそうですね・・
シート形状も街中や郊外を短距離乗るなら問題なさそうな感じです・・
実際に運転してみた感じは、最近のしっかりした軽自動車をよりしっかりさせた感じ・・
(しっかり軽自動車の親玉のような)ボディー剛性を感じながら路面段差やコーナリングをこなします・・
同じような成り立ちのライバル、スズキ・ソリオと比べると、スタイルも乗り心地、運転感覚も、ちょっと乗用車的に丸い感じ・・
スズキ・ソリオの方がちょっとだけしっかりしたミニバン的な感じがします・・
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さて、この車を家族や知り合いに勧めるかと言うと、、
この車の成り立ちが軽自動車の拡大版であるため、ハンドリングやボディ剛性、内外装に軽自動車らしさを感じてしまい、大きく広く少ししっかりした軽自動車という感じになってしまいます・・
同じような成り立ちのソリオも含めて車両価格150万円程度から・・
軽自動車と同じ価格ですね・・
軽自動車のカスタム系、豪華系よりは数十万円安い・・
税金、任意保険などの維持費は軽自動車の方が安い・・
実用燃費は排気量に余裕があるコンパクトカーの方が安い・・
私の個人的好みは、やはり乗用車として造られたコンパクトカー(デミオやスイフト、ビッツやフィット、ノートなど)、中でも作りがしっかりしていると感じられるマツダかスズキの2車が好きです・・(^^)
もし2人以上の家族を乗せる必要があり、お金の余裕があるなら広さと積載量のある現行シエンタ(ハイブリッドでも普通エンジンでもいい)を選ぶかも知れません(価格は100万円近くor以上高いですが)・・
輸入車のポロやトゥィンゴはメンテフリーの国産車とは違いますので、別のカテゴリー、趣味の車ですね・・(^^)
1.運転や車にこだわる人はデミオかスイフト
2.好みに応じてビッツやノート、フィット
3.安くて2人以上の小さな子供を乗せるならブーン/パッソやソリオ
4.1人がメインで安い固定費とリセールバリューに拘りたければミラやアルト
5.高級(高額)な軽自動車でリセール期待ならN-ワゴンかN-BOX
と言う感じでしょうか・・
6.そして、お金があっておしゃれな感じを演出したければ?、ポロかトゥインゴ・・
7.もし2人の小さな子供がいてお金に余裕があるなら個人的にはトヨタ・シエンタ・・
あくまでこれは私の個人的な感想ですので、あまり気にしないで下さい・・(^^;;
【追伸 2025.4.22】
>1.運転や車にこだわる人はデミオかスイフト
この4年後にまさか自分が海沿いの家に住み15年落ちのデミオスポルトを購入することになるとはこの時は全く予想もしていませんでした。