
**本ブログは2020年2月17日に投稿したブログの改行、リンク切れ等を修正したものになります。
時の流れは速いもの、、
前回のブログからはや一年が過ぎてしまいました、、
映画ボヘミアンラプソディーが公開されて大ヒットして1年半余り、、
TVではまだまだQueenの曲が良く使われています。
そんなフレディ・マーキュリーとランプ、Mazda、TATAの関係とは、、
フレディ・マーキュリーこと、ファルーク・バルサラは、パールシー、インド在住の拝火教(ゾロアスター教)の血統でした。
世界最古の宗教と言われる拝火教、古代ペルシャで紀元前6世紀には存在していたと言われる一神教・・
フレディー(ファルーク)の祖先は、イスラム教が普及した7世紀後半にインドに移住したパールシー(ペルシャ人の意味)でした。
少数民族を巧妙に利用して植民地を統治していたイギリス政府に雇われていた父親は、ファルークが幼い時に、当時の英国植民地サンジバル(今のタンザニア)に転勤し、やがてロンドンにやってきました。
そのゾロアスター教の最高神の名前がAhura Mazda(アフラ・マツダ)・・
ゾロアスター教の最高神から名前を頂いたMazdaランプ、1909年、オハイオ州のShelby Electric Companyのタングステンランプの商標として登録されました。1914年GEに買収され、GEの白熱球のブランドとして使用されました。
Mazdaランプブランドは、日本では1911年に東芝の前身である東京電機にライセンスされ、1962年に東芝ランプに名前が変更されるまで使用されてました。
本家アメリカのMazdaランプは2013年まで使用されていたようです。
日本の東芝白熱球は政府の地球温暖化対策により、2010年に製造が中止されました。
日本でのマツダランプのブランド使用は1962年まで、通りで私自身は全く聞き覚えも見覚えもないはずです。
その一方、私にも親しみのあるMazda。自動車のMazdaブランドは1931年から使用されており、Matsudaではなく、Mazdaとしたのは、やはりゾロアスター教の最高神、叡智・理性・調和の神、Ahura Mazdaから名前を取ったからなのです。
植民地の民族分断を巧妙に利用して統治していた大英帝国。インドでは少数民族のパールシーを利用していました。そんな英国植民地時代に頭角を現したパールシー、その中の1人にインド有数の財閥であるTATAグループのTATA一族があります。
そんなパールシーの末裔であったファルーク・バルサラは、厳格な教徒であった父親に反発し、自分でフレディーと言う芸名を付けましたが、不治の病の末期に父親と和解し、葬儀はゾロアスター教に沿って行われたとも言われています。
ゾロアスター教の最高神アフラ・マツダ、仏教の阿修羅の語源は、ゾロアスター教のアフラから来たと言われています。
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日本を始め世界的な大スターとなりながらも、その出自やセクシャリティーに悩んだと言われるフレディー・マーキュリー。どんな宗教の元かは分かりませんが、幸せに安らかに眠れていることを望みます・・
Posted at 2025/02/14 19:44:24 | |
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