数年前のある年の夏、、
Munchenから、Stuttgartを経由し、ICE、TGVでParisに到着しました。
StuttgartからTGVが到着するParis Lyon駅。
Lyon駅のシンボルの大きい駅時計。
Lyon駅からレンタカーを借りて定宿に到着します。
今回出てきた車はこれ。
FIAT Pandaの3代目。
初代はもとより、2代目とも顔はずいぶん違います。
なんだかライバル会社のルノーのタヌキ顔に似ています(^^)
フロントガラスの傾斜もAセグメントの車じゃないみたい。
フロント以外の造形は2代目パンダそのもののキープコンセプト路線。
よく見てみると、2代目より大きさが一回り大きいです。
後ろにあるのはルノークリオ。
高さはクリオと同じ。大きさはクリオより2回り小さいですね。
マーチ、ビッツクラスのクリオより2回り小さいので大きさ(小ささ)が分かると思います。
ダッシュボードの造形はお洒落ですね。
FIATの経済車やファミリーカーは、低価格車でもデザインで貧乏くさい感じをさせないのがすごい所ですね(^^)
フロントシートも簡便ですがしっかりホールドして、街乗りの短距離ならすごく快適です。デザインもおしゃれですね。
リアドアです。
フロントもリアも手動ウインドですね(^^)
リアシートは実用最低限。前席に背が高い欧州人が乗ると、助手席の後ろは苦しそうです。
こんな小型経済車にリア3人分の立派なヘッドレストを3人分備えているのが安全性を重視した姿勢が立派です。
フロントシートの下にあるのは非常時の三角表示板です。
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3代目パンダ、街中のコミューターとしてはすごくいいと思います。
小型で小回りが利き、きびきびとしたハンドリング。
こんな小さな廉価な車で、ちゃんとハンドルがキビキビしているのが良いですね。(かつて日本で非常に専門家に評価が高かった初代ルノー・トィンゴにフランスで乗って、ハンドルがクニャクニャなのに驚いたことがありました。)
小さくてパーキングスペースが見つけやすい。
ただし長距離、高速道路は苦手です。
エンジンは非力なリッターカー前後。この時は平坦なParis郊外のAutorouteを100㎞弱の移動、1人乗車でしたので何とかこなせました。
かつて2代目Pandaを、Lyon空港で借りてフレンチアルプスまで往復200kmを運転したことがありましたが、1人乗車でも余りに非力で高速道路の坂を上るのも苦労して、借りたのを後悔したことがありました。
この3代目Pandaも街乗りカーで高速道路を飛ばす車でもないのに、こんなコンパクトなボディーで、なぜにこんなにフロントウインドウを寝かしているのか、大きな疑問です。かわいらしくもならないのに。空力を気にするほどスピードも出せないのに。
コンパクトなのでフランスの狭い小型車用スペースにも余裕で止めれます。
赤い車は初代ルノー・メガーヌ。メガーヌは初代でもクリオより大きいですね。
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3代目FIAT Panda、コンパクトでキビキビと走るシティーコミューター。
街中で生き生きと走るための車ですね(^^)
Posted at 2020/08/24 22:12:05 | |
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街角の名車たち | 日記