ある土曜日の午前中。
懐かしい車を見かけました。
1989‐93年に発売された5代目セリカ(ST180)。
4代目の流面系セリカ(1985‐89年)の次のセリカで、私が渡英中(1990‐94年)に大半が発売されたため、個人的にあまり馴染みがありません(^^;;
流面形セリカ。バブル最盛期に向かっての時代、懐かしいです。
今回見かけたのはその次の5代目セリカ。
この代では、4WDターボのGT Fourが有名でした。
CMは当時大人気だったエディー・マーフィー。
バブル時代の日本のCM製作はとてつもなく資金が豊富だったのですね(^^;;
スズキの50㏄のスクーターのCMにマイケル・ジャクソンを起用していたくらいですから。
10万9000円のスクーターのCMにマイケル・ジャクソン。
当時どれだけ多くの台数を売っていたか想像がつきます。
私が見かけた車は、リアエンブレムとボンネットの開口部がないことから、FFで165馬力のGT-Rのようでした。
この代はラリーに出た4WDで225馬力のGT Fourの陰に隠れてしまいました。
この車を運転されていたのは、当時新車で購入されたような年代の70歳前後に見られるような男性。
この車を見かけた時から気になったのはコレ。
昼間なのに、ライトもつけずに、リトラクタブルライトを上げて走っていました。
ボンネットの前にこんな鋭利な突起物を上げたまま走るなんて危なすぎる。
万一の事故の時に歩行者や自転車を引っ掛けたらどうなるのか?
1970年代から1990年くらいまでは、アメリカマーケットの要請(法規)で、ノーズの低い車はライト点灯時に一定の高さを確保するため、リトラクタブルライトの車が多く発売されました。
というか、ほとんどのスポーツカーはリトラクタブルライトでした。
私が歴代乗ってきた車も・・
1987年式、初代ピアッツァ・イルムシャー。
1988年式、ピアッツァ・ハンドリングバイロータス。
1989年式、ピアッツァ・ハンドリングバイロータスの最終年式。
1990年式、ポルシェ944S2。
いままで乗ってきたFRスポーツクーペはすべてリトラクタブルライトでした。
1980年代では普通だったリトラクタブルライト。
2020年代では珍しい旧車になりましたが、それを誇示するために昼間でもライトを上げて走って、歩行者を危険にさらすのは、とてもカッコ悪いことだと思います。
70歳になってそういう感性が衰えてしまったのか?
私もカッコ悪い老人にならないように自戒したいと思います(><)
Posted at 2024/02/27 03:56:42 | |
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