2011年05月25日
先日5月22日に『誕生日』というタイトルで『ひとり言』をつぶやきましたが、実は今日も誕生日であります。
今日は誰の誕生日かといいますと、お腹を痛めて私を産んでくれた『おふくろ様』の誕生日であります。。。
ホントは『4月生まれ』なのだそうですが、父親(祖父ですね)が役所に届け出るのが随分遅くなってしまったそうで、その為に『5月25日生まれ』という事で登録したのだそうです。。。
随分いい加減な感じですが、昔は結構こういう事も多かったようで・・・・・そう言えば・・・私が幼少の頃住んでいた 借家の隣の『やよい』ちゃんも、周囲が皆同級生なのに彼女だけが『早生まれの3月』生まれだったので、『4月生まれ』で役所に届け出たっていう話を、子供の頃両親から聞いた記憶があります。
おふくろ様は御歳71才になりますが、今でも週に4日か5日は、近所の縫製会社に勤めておりまして・・・・・。
一時は盛況だった この縫製会社も、現在は細々とやっているようで、『何も70を過ぎた婆さんを、コキ使わなくったっていいだろうに』・・・・・とも思いますし、母親に対しても同様に『『何も70過ぎてまで『安い給料で』コキ使われなくたっていいじゃないか』』・・・・・とも思うのですが、考えてみれば『60歳になった頃』から同じような事を言いながら、早や『10年以上もなるのだなぁ』と感慨深いものもあります。
実はこの縫製会社、現在でも中国では4工場ほどが稼動しているのだそうですが、母親が勤めている本社工場は中国からの女工さん十数名以外、日本人は私の『母親と同年代の婆衆が3~4名』だけなのだそうです(汗)・・・・・。
この十数年の間に祖母(母の実母)を亡くしていますが、亡くなる10年以上前から痴呆が入り、数年間は寝たきりで 介護が必要な状態でしたので、家事も介護もこなしながらの勤労は、転勤族で年に2度程しか帰省しない私には、想像するに耐えない苦労だったろうと思えます。
オマケに『この放蕩息子』が、40も後半に差し掛かるというのに、自ら職を辞して浪人生活に甘んじている『愚か者』でございまして・・・・・全くもって『天下の親不孝者』と恥じ入っている次第です。
この歳になって、両親共々大きな病気などなく『健康でいてくれる事』ほど、子供にとって『有難い事はない』と思えるようになっています。
周囲には同年代の親御さんを既に亡くされていたり(うちの智さんは父親を亡くして10年以上になるので「出来るときに親孝行しておいて下さい」って、いつも言われます)、持病を抱えていたり、痴呆を抱えていたり・・・・・中々、難儀な思いをされておられる方が少なくありません・・・・・。
子が年老いた両親の世話をするのが『当たり前』なだけに、両親がいつまでも 『元気で健康』でいてくれる事が、『何より有難い』事だと感謝しています。。。
Posted at 2011/05/25 12:51:27 | |
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