今回は、バッテリー交換が終了してから1月9日までの状況と、ディーラーの対応をアップします。
3月に契約解除を申し入れてから、ディーラーは私をクレーマーと見做して対応しています。私は、恐らくそういう対応をしてくると予想していましたので、今までの経緯や異常な走行状況等を出来るだけ詳しく控えを取り、国土交通省への報告も行うようにしました。
何故、ここまで行っておこうと考えるようになったかというと、購入七ヶ月が経った時にあったリコールの対応が切っ掛けでした。
リコールの前月にミッションを交換してから、ハンズフリーのBluetooth接続が頻繁に途切れるようになり、ディーラーからホンダへ「電装系の不具合の報告は無いのか」と問い合わせていたが、ホンダは「そのような報告は無い」という回答をしてきた。ところが、回答の3日後(平成26年10月23日)に「1)原動機(点火コイル) 2)電気装置(電源供給回路)」のリコールを発表した。
特に2)電気装置のリコールは、「2)電源供給回路において、電気ノイズに対する保護が不十分なため、車両の電装部品から発生するノイズの影響により電源制御ユニットが誤作動することがあります。」とあり、電装系に多大な影響が出かねない内容であった。
電装系の不具合の報告は無いと言った舌の根の乾かぬ内に電装系のリコールが発表された ことから、ホンダに対する不信感がもの凄く大きくなり、確固とした証拠を残さなければその内取り合って貰えなくなると感じたことからでした。
更に、修理も行わず放置されたことから、映像を残すこと・やり取りを残すことが必要と感じ、ビデオ録画・ICレコーダーでの録音を行うようになりました。
皆さんも、今後不具合については、状況の録画やディーラーとのやり取りの録音は行った方が良いと思います。何時何処で、私のようなことになるか分かりませんから、転ばぬ先の杖として実施して下さい。特に、言った言わないのやり取りになった時にレコーダーは威力を発揮します。
私のようにならないことが一番なのですが・・・
8月11日にバッテリーの交換が終わり、車を引き取ってきた。ディーラーからの帰り道では取り敢えず異常も無く、どちらかと言うと以前よりややスムーズになったかなと言う印象を受けた。
猛暑のなかエアコンは全開で稼働していたが、バッテリー残量がメーター表示部で二目盛りまでしか下がらず、きちんと充電モードで走行していた。
交換前には一目盛りまで下がり、この状態の時に急減速が発生したりしたので、バッテリーのコントロールに改善が見られた。
レンタカーの方には、今まで自車に付いていたバッテリーを載せているので、レンタカーの検証をする様に、引き取り時に申し入れてきた。
お盆の間に約400km乗りましたが、それまでとまったく違う車になったと言うか、これが本来のFITなのでしょう。変速がスムーズになっており、以前代車で借りた15年モデルやシャトルのハイブリッドに近い変速ショックまで小さくなっていました。
その後の走行でも、メーター内のパワーフローでバッテリー残量の表示が、二目盛りまでしか減りません。外気温表示で、「40℃」が表示されたりした時に、エアコンをAUTOにしていたので、ほぼ全開で稼働していたが、バッテリー残量が二目盛りより減る事は無かった。
また、メーター表示が二目盛りまで減るときちんとエンジンだけの走行になり、充電もエンジンへの負荷が減ってから始まった。バッテリー残量が一目盛りまで減ることや、走行中に急減速する等の不具合もまったく起きていない。
今までの事が阿呆らしくなるくらい、まったく何も起こらない。これが普通の事なのに、もの凄く安心出来るというのが、おかしいのでしょう。(苦笑)
これほど激変しているのに、工場長は試乗した時に全く変化を感じなかったそうだ。これが、解らないとはどんな感性をしているのでしょうか。これほどの変化を確認出来ないようなところに、今まで点検に出していたと考えると背筋が寒くなる。
小さな異常も見逃さないのがプロの整備士だと思うのだが、今のディーラーにはプロではなくアマチュアに毛の生えた様な整備士しか居ないのだろうか。まあ、ハザードスイッチの配線すら出来ない所だから、当然なのか。
8月末には、新車への乗り換えを案内するDMが来た。1度目の車検を受けるユーザーに対してこの内容のDMを出す。その感性に、呆れて物も言えない。本当に売る事しか考えていない事が、このハガキからの解る。
通常ならば、長く乗ってもらう為に車検の案内を出すはずだが、いきなり『お乗り換えをご検討下さい!!』だからユーザーを馬鹿にしてる。
つまり、今のFITは不良品だから、実費で買い換えろと言う事だ。これを見て、買い換える人がどの位居るのか。自分は、怒りしか感じなかった。
9月4日に、店長代理・工場長にその後の経過を報告した。車に良い方向の変化があった事に、工場長は安堵していた。まあ、これだけの事をして変化が無ければ、目も当てられないから当然だ。
変化に気付かなかった事を訊くと、店長代理が『感覚の問題で、「愛知県のAさん」は気付けたかもしれないが、私たちでは解らなかった』と言った。私の感覚は、店長代理言うには、『非常にセンシティブ』だそうだ。しかし、メーター内の表示という誰にでも分かるところでも変化が出ていたのに、ここにすら気付けないとはどういう事なのだろうか、理解に苦しむ。
今回のリチウムバッテリーの交換は、カーズ愛知だけで実施していると言っていた。
一応、3月の契約解除を通知した内容証明郵便が効いた様で、二ヶ月間連絡を行わずに放置した事もあり、『特別に』対応していると、店長代理は言っていた。
最初は、新品に替える予定だったそうだが、メーカーから「替えても相性によっては、状況が変わらない可能性がある」と言ってきたそうだ。
そのために、実際に乗って貰って私が納得する車のバッテリーに交換する事になったと言う事だ。(メーカーの横槍が無ければ、新品に変わっていたと言う事だ。まったく、余計な事をしてくれたものだ。以前は、私が「相性があるから交換すると変わるかもしれない」と言うと、メーカー側は「相性の問題は無いから交換しても変わらない」と言っていたのに、以前と言っている事が全く違っている。)
今後は、メーカーがバッテリーの交換に応じたり、明らかな異常が確認出来ない限り、以降のバッテリー交換は応じられないと言ってきた。当然私は、新品バッテリーへの交換を行う様に言っておいた。
11月21日時点で、リチウムイオンバッテリー周りを交換してから、3ヶ月・走行距離1300kmを超えましたが、一切の不具合が発生していない。
ナビの交換後に、時々出ていたBluetoothの途絶も一切発生せず、走行でもまったく問題がない。やはり、リチウムイオンバッテリーに問題があった可能性が高くなった。交換後のバッテリーについて調査するように言いましたが、恐らく無視されるでしょう。(苦笑)
バッテリーに異常が出ると、ホンダにとってはリコール等の不味い事態になるから、調査はしないであろう。
1月8日時点で総走行距離約一万㎞、バッテリー交換からほぼ5ヶ月・走行距離は2400km程になった。
年末に、初めて往復700kmほどの遠出などをしたが、悩まされてきた不具合は一切出なかった。Bluetooth接続の途絶も、バッテリー交換以降は全く起きていない。総ての不具合の原因が、リチウムイオンバッテリーにある可能性がますます高くなった。
DCTのシフトプログラムは、まだまだ熟成が必要と感じる場面が多々あった。
通常のATであればキックダウンをする状況で、燃費を稼ぎたいのかモーターのアシストが無くなっているのに高いギアを維持し続けて加速出来ず、手動でパドルによるシフトダウンを行わなければならなかった。ただ、以前ならこの状況で急減速が起こっていたはずなので、コントロールが出来る状況にまで改善されている事が確認出来た。
恐らく、車検を受ける事無くFITは手放す事になるであろう。
もう一台、本田宗一郎さんが係わったであろう最後の車に乗っており、F1も好きでホンダの事も大好きだったが、今回の事でホンダには失望した。F1も20年近く観戦していたが、今年から行っていない。ホンダが撤退したら、観戦するか考えようと思う。
恐らく今後、新車・中古車を含めてホンダ車を購入する事、またホンダのレンタカーを借りることは無いと思う。
今現在、FITの不具合で苦しんでいる方は、「リチウムイオンバッテリーを交換したら、不具合が無くなった人が居る。バッテリー交換を検討してほしい。」と申し入れて下さい。
交換により不具合の無くなる事例が増えれば、ホンダも動かなくてはならなくなると思います。
少しでも、ホンダの不条理な対応に悩む方が減る事を望みます。
STIギヤシフトレバーASSY(6MT)(クイックシフト)交換 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2020/06/14 11:20:20 |
![]() |
![]() |
アイちゃん (スバル WRX STI) 2017年12月、ようやくWRX STIを購入しました。 ここから、少しずつ自分のカラー ... |
![]() |
ホンダ ビート 会社の先輩の所から、うちの子になって22年。 最初はメンテナンスだけでイジルつもりは無か ... |
![]() |
ホンダ フィット3 ハイブリッド 人生初のハイブリッドは、トラブルの連続でした。 ホンダの対応も悪かったですし、最終的には ... |
![]() |
日産 ステージア 新車購入から12年。 自分に合う様に少しずつ弄ってここまで来ました。 いろいろな方を参考 ... |