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トルネード・メサイア・バルキリーのブログ一覧

2017年03月11日 イイね!

FITハイブリッドの売却に当たって

FITハイブリッドの売却に当たって3月5日夕方に、FITは買い取り業者に引き取られていきました。
  これで、私の3年間に及ぶ不具合とホンダとの戦いに終止符が打たれました。
  3年の内、ほぼ半分の期間しか乗る事ができなかったからなのか、乗っている間も不具合が発生するかもしれないと言う恐怖からか、余り愛着はありませんでした。
  それでも、業者のキャリアカーに乗せられる姿を見ていたら、胸に来るものがありました。
  一晩経ってもう一度考えてみると、「もっと乗ってやれたら良かった」という思いとそうする事が出来なかった原因となったホンダの対応に怒りが湧いてきました。
 
  FITが納車されてからの走行距離は約一万五百キロ余り、その内不具合について余り心配をせずに乗る事が出来たのは、昨年8月にバッテリー交換をしてからの6ヶ月・走行距離2500km余りの間だけでした。
  走車直後からトラブルが発生し、気が付けば大半の期間が代車生活になっていました。
  その代車もFITの下位グレードであったり、果てには軽自動車であったりして、何のためにSパッケージを購入したのか判らない状態でした。
  次から次へと発生するトラブルの対処に追われて、納車以前に考えていた遠出の計画も殆ど総て取りやめる事となり、次第にFITを運転する事自体が恐怖との戦いになっていきました。
  「今回は大丈夫だろうか」、「急に止まったりしないだろうか」と、いつ何時トラブルが起きるのではないかと常に考えて運転をしなければならなくなりました。
  運転する事以外に、不具合に対する恐怖という過度のストレスを抱えながらFITに乗らなければならない。こんな事で、全くカーライフを楽しむ余裕すら持てませんでした。
 
  最初はディーラーに協力して、不具合確認のため同乗走行をしたりしていましたが、徐々にホンダの対応やディーラーの対応が悪くなっていきました。
  不具合について報告しても、おざなりの対応に業を煮やして国土交通省への報告を行ったりして、かなりの時間を割かなければならなくなりました。
  ホンダの不誠実な対応から、最終的にはディーラーの修理放置という事態になってしましました。
 
  この事が切っ掛けで価格.comへの書き込んだことから同じくホンダの対応に苦慮されている方から連絡を頂き、マガジンXの編集長を紹介して頂く事になりました。
 
  この辺りから事態が急に動き出したと思います。
  国土交通省への修理放置の報告やディーラー本社への契約解除等を行いましたが、やはり雑誌の取材というのは、途轍もなく影響力があったのではないかと思います。
  なかなか認めて貰えなかったナビの再起動についても、ナビ本体の交換を通常のリビルド品ではなく本当の新品に交換する事となったり、他のガソリン車やHV者値での症状確認が実施されることとなった。
  遂には、ディーラー負担でHV用バッテリーの交換にまで着手する事となり、自分1人ではここまでたどり着くことはできなかったであろうことは想像に難くない。
  本当にこの方たちには、感謝してもしきれない。
 
  売却前日の夜に、最後のドライブに行きました。
  バッテリー交換後からトラブルも全く出なくなり、トラブルが起きるのではないかという恐怖を感じる事もなく運転する事が出来るようになり、やっと普通に乗る事が出来るようになりました。
  こうして運転してみると、DCT特有の癖はあるが良い車であり、シフト制御プログラムさえ煮詰めていけばもっとスムーズに変速できるようになり、面白い車になると思いました。
  だからこそ、悔しいと思い、ホンダに対して怒りを感じました。
  こんな事さえなかったら、もっと早くバッテリー交換を実施してくれていれば、FITに対してここまで嫌悪感を感じる事はなかったと思いますし、たった3年で手放す事はなかったでしょう。
  いつからホンダは創業者「本田宗一郎」の理念を忘れてしまったのでしょうか。
  大きくなる事だけを目指し、大事な事を捨ててしまったかのように感じます。
 
  本田宗一郎さんがご存命中に発表された車を一台所有していますが、この車が動かなくなればホンダとの関係は全くなくなるでしょう。
  その車は、乗っていて面白い車ですので、動かなくなるまで乗り続けるつもりですが、メンテは購入したディーラーとは別の他資本のディーラーに頼みます。
 
  今回の事で、ホンダという会社自体に失望しましたし、HV車にも良い印象は持てなくなりました。
  今後、新車でホンダを購入する事はないと思いますし、HV車についてもHV車が悪いわけではないのですが購入は躊躇うと思います。
 
  取り留めの無い話になってしまいましたが、FITを手放した事でやっと心の平穏が訪れたように感じます。
  今は、次に新車を購入するまでのつなぎに、12年落ちの小型車を購入しました。
  ATですが変速ショックも少なく、ブレーキも良くきき、1.3Lの割には思っていたよりもしっかりとした走りをしています。短い間ですが、良い相棒になりそうです。
  これからは、FITでは楽しめなかったカーライフを満喫していこうと思います。
Posted at 2017/03/11 06:02:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車両入れ替え | クルマ

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