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2016年09月20日

Focusing on “ Book-Reading ”...

Focusing on “ Book-Reading ”...


Focusing on “ Book-Reading ”…

 今日はこのテーマにフォーカスしますので、関心がおありであればお読みいただければ嬉しく思います。そうでない場合は、遠慮なくスキップして頂ければ幸いです。



9月のここが最高…  

 美味しい食を堪能、ウォーキング/ ジョギングで健康増進、ドライブ/ ツーリングで爽快さを満喫、ゆっくりとした旅で気持ち晴れやか、好きな場所で本のページを捲る歓び等々…


 今日のこのブログの内容が少しでも参考になれば、幸いに思います。



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「本、読書」の魅力…

❶ 今年(1~ 9月)読んだ中で、特に印象に残っている本は…


冒険小説では… 「鷲は舞い降りた」ジャック・ヒギンズ著 早川書房

〘冒険小説の名作とも言える作品で、秀逸なストーリー展開に胸が躍る。冒険小説がお好きな方には必読の書で素晴らしいの一言…〙


昭和史を描いた小説では… 「ロンドン狂瀾」中路啓太著 光文社

〘この中で登場する「浜口雄幸」の魅力に惹かれる…  「男子の本懐」といって亡くなっていったこの人物の足跡に興味が尽きない。8月に高知の「浜口雄幸生家記念館を訪ねたのは、この上なく感慨深く身の引き締まる思いだった〙


国際政治の分野では… 「倫理的な戦争 トニー・ブレアの栄光と挫折

         細谷雄一著 慶応義塾大学出版

〘ブレアが外交指導をした時代を振り返って、その意味を冷静に再検討した秀作。第11回吉野作造賞受賞〙


医学、医療小説の分野では… 「リセット」長野 哲著 幻冬舎

〘現役医師の描く医療ミステリー。ロボトミー手術からIPS細胞を移植するアルツハイマー治療法というテーマが意欲的。新世紀の医療ミステリー小説の誕生。この著者の次の作品が楽しみ〙


 上記作品はいずれも当ブログで紹介させて頂いた。






❷ 読み終わったばかりの作品は…

「アウシュヴィッツの図書係」アントニオ・G・イトゥルベ著 集英社 

 ⇨ この本については、下記を参照。


これから読もうとしている長編作品は…

 筆者の読書リスト(既に購入済みで、読書の順番を記述してあるもの)に載せてある三作品を選ぶと…


ⓐ 「背教者 ユリアヌス 上中下」辻 邦生著 中公文庫

ⓑ「武揚伝 1~4」佐々木 譲著 中公文庫

ⓒ「悪霊 1~3」ドフトエフスキー 光文社古典新訳文庫


❹ ここ2~3年の間でライフワークのように読みつづけている本は…

 小林秀雄全作品 、吉村 昭作品、柄谷行人作品



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この歴史を忘れない…

「アウシュヴィッツの図書係」アントニオ・G・イトゥルベ著 集英社



 新聞でこの本を知り、その内容に興味を持ち読み始めていった… テーマ自体はたいへん重いものであったが、「一人の少女、しかも図書係」という目を通して、アウシュヴィッツでの歴史上の凄惨で残忍なことを伝えている。この手法は、これまでのこの種のテーマの切り口とはひと味違っていて良かった。しかも、実話である本書は、その説得力がある。静かな感動が読後にやってくる…  そう言う本と言えそうだ。


内容は… (本帯より)

 アウシュヴィッツ強制収容所に、囚人たちによってひっそりと作られた“学校”。ここには8冊だけの秘密の“図書館”がある。その図書係に指名されたのは14歳の少女ディタ。本の所持が禁じられているなか、少女は命の危険も顧みず、服の下に本を隠し持つ。収容所という地獄にあって、ディタは屈することなく、生きる意欲、読書する意欲を失わない。その懸命な姿を通じて、本が与えてくれる “ 生きる力 ” をもう一度信じたくなる、感涙必至の大作!




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ひとりごと… 『思索の世界』



 9月9日付のブログで述べたように、柄谷行人氏の著書には、筆者の僅かばかりの知能中枢に大きな刺激を受けているし、思索の世界に広がる程良い感覚抱かせてくれる。その端緒となった本が『世界史の構造』(岩波書店 2010年6月第1刷発行)だった。たいへん難解な文章の中に「窮極にある思索」を見い出した思いがあった。


世界史の構造』とは…  〔本帯より)

 資本=ネーション=国家が世界を覆い尽くした現在、私たちはどんな未来も構想し得ないでいる。しかし本書は、世界史を交換様式の観点から根本的にとらえ直し、人類社会の秘められた次元を浮かび上がらせることで、私たちの前に未来に対する想像力と実践の領域を切り開いて見せた。「トランスクリニーク」以後の十余年の思索の到達点。


 この著書を読み終えて以降、氏のこれまで書かれたものを多数読んだ。その中の1冊である「憲法の無意識」(岩波新書 2016年4月出版)は当ブログで紹介させて頂いた。


written by Seikoh-Udoku

ブログ一覧 | 本、読書... | 趣味
Posted at 2016/09/20 07:12:47

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