
さて、シリーズ3代目。
次はVWゴルフⅠの登場です。
年式は83年式の最終後期、排気量はガソリン1700cc、グレードはCのATで、本革シートに手動サンルーフ仕様でした。
もともと外車好きだった私は、一大決心し、必ずスーパーセブンを買おうと心に決めた頃でした。
その前にやはり輸入車に慣れておかなくてはと思い、知り合いの方が乗っていたこのゴルフを格安で譲っていただいたのです。
このクルマはいいクルマでした。
なにがいいって、10年近く経つのにボディの剛性感が強い強い。
はっきり言って、ⅡもⅢもⅣもこれにはかなわない。
ハンドリングはシャープで、直進安定性も良く、運転してて楽しかったです。
それにこの潔いデザインが気に入ってました。
面白いのは速度警告音。
昔のクルマは100キロ超えるとキンコンキンコン鳴ったもんですが、こいつのは「ヒョイヒョイヒョイ」という音が鳴るのです。
逆に欠点は音と振動。
もともとマウントがヘタリ気味だったせいもあるが、停車中は「バタバタブルブル」とものすごい振動。
室内も今のポロよりは狭かったですね。
しかしやはり古いクルマだったせいもあって、ポロポロとトラブルが出てきました。
まずウォーターポンプがいかれた。ヤナセで修理したらびっくりするくらい高かった。
そんなのはお約束だから気にしなかったのだが、ハブベアリングがやられ、ドライブシャフトにまで損傷が及んだのは痛かった。
修理代30万!これを直したらスーパーセブンを買うお金が無くなってしまう。
なので、残念ながら1年ちょいで手放すことになってしまいました。
ただ今になってみると、これを手放したのは失敗でした。
とにかく気に入っていたし、色が好きだったし、今は走ってないし。
何より前のオーナー(知り合いの方)に悪かったです。せっかく譲ってもらったのに、早々に手放してしまい、非常に悪いことをしてしまったと。
このクルマは私のクルマ人生の中で、今も消えないカサプタのような思い出の車です。
Posted at 2006/10/19 23:17:48 | |
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