ホーネット250というバイク。

かつて乗っていたバイクです。

レプリカ直系の超高回転型エンジンをもつネイキッド、ホーネット250。
ホーネットはペットネームで実はCB250Fというモデル名をもつんですね。



このバイクの特徴としてはまずボンッキュッボンッなスタイル。（死語）
そのペットネームに由来するスズメバチをイメージしたそのスタイルは実に美しいと思います。
ちなみに250、600、900とあるシリーズの最小排気量だったため、「ミツバチ」と呼んでおりました（笑）

そしてレッドゾーンは16000回転からの設定となる超高回転エンジンは痛快爽快！
低回転から扱いやすく、街中を流すだけでもとても楽しかった。
コーナリングは低速九十九折から高速コーナーまで場所を選ばず。
初心者からベテランまで楽しめるバイクだったと思います。


このバイクについて言いたいこと・・・それはタイヤ。
最大の美点であり難点でもあるこの太いタイヤ。
250にはやっぱり太すぎる。
太さもですがZRというスピードレンジは250には硬い。
太さ＝グリップやバンク角ではないですし軽量な250にZRは・・・。
そして高い！
リアはビッグバイクでポピュラーな180/55ZR17を採用しそうでもないのですが、問題はフロント。
130/70ZR16というガラパゴスなサイズは高ーい。
前後ともポピュラーなサイズを採用するCB1300SBに乗るにあたり、タイヤが安く感じましたからね。
いや、ネット通販で購入していますが実際安くて銘柄次第では半額程度。
せめてCB400と同じサイズだったら値段も性能もバランスよかったのでは。
むしろどうにかホイールごと組み込めないのかなぁ。

と言っても乗ってそこまで違和感があるわけではないし、唯一無二なスタイルはこのタイヤがあってこそ。
後にも先にもこんなタイヤサイズを採用する250ccは現れないでしょう。


手放したきっかけとしては、乗っていたホーネットは距離を走っていて乗っていくにはだいぶ維持がかかる寸前だったんですよね。
そしてCB1300SBの存在。
そっちばかり乗るようになってしまい・・・。
と言うのもツーリングでよく高速に乗りましたが超高回転型エンジンゆえに高速巡航がちょっと＾＾；
120で10000回転回ってましたから・・・。


それとCB400SFと迷う方も結構いらっしゃると思います。
250と400ということで大きく異なるのがやはり車検の有無。
維持費に違いが出てきますよね。
しかし乗り方やタイヤの銘柄次第ではあまり差はないと思います。
街乗りメインならばホーネットでいいと思いますが長距離も走るのであればホーネットより余裕のあるCB400SFかな。
タイヤの銘柄も幅広く選べますし、それだけタイヤの影響は大きい。


ホーネットに未練がないかと言われれば、うーん。
痛快爽快なエンジンやワインディングでのその走りは今でも楽しかったと思えます。
しかし手放したからこそわかったこともありましたし、このホーネットに乗っていたからこそ今のバイクライフがあると言っても過言ではないと思います。
手放したホーネットは嫁ぎ先で下取りに入れられてしまい、どこかで走っているのか解体されたのか。

なんというか乗っている実感のあるバイクでした。
次のオーナーに選ばれたとして、大事にしてもらっているといいな。