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ほのぼのアニメと勘違いして劇場版『魔法少女まどか☆マギカ』を観ちゃう親子連れが続出？
ガジェット通信

映画館でまどマギを見た親子連れが、気分が悪くなったというニュースを見かけるので個人的な意見を書くことにした。

まどマギの件だけど、お金を払って鑑賞するものだから事前に情報収集することも出来たはずではないのか。
映画は、子供料金が1人1000円なのでかなり贅沢な娯楽だから。
とはいえ、アニメファンではない親にそこまで求めるのも難しい部分もあるのかもしれない。
一番のネックは、日本のアニメ製作側は性的表現や暴力的表現に対する認識が甘いことだろう。(汗)
海外であれば、セーラームーンは視聴年齢制限がかかるアニメだったので。

かつての名作アニメといわれる作品は、なにかと残酷な描写が多かったように記憶している。
1980年代にゴールデンタイムに放送していた週刊少年ジャンプ連載の『北斗の拳』では敵が頻繁に壮絶な死を遂げていたので。
あれを見てトラウマにはならなかったけど、当時は苦手なアニメだった。
しばらくしてから、再放送で見たのだけど人間ドラマとして見ることによってストーリーの奥深さを感じることが出来た。
特撮だと、仮面ライダーはいきなり人体改造されたり家族を皆殺しとかひどい話だったよなぁ・・・。
ストーリーの奥深さを出すために用いられることが多い。
いつの間にか規制だらけになって、グロテスクだったり理不尽なストーリーのアニメは深夜枠へ追いやられた。
住み分けは必要だと思うけど、子ども向けとして放送されているアニメでもアクションシーンが過激すぎる作品を見かける。

プリキュアは本当に女児向けアニメなのかと問いたい!!
プリキュアシリーズは、暴力でしか事態を解決していない。
しかも、作品後半になるほどアクションが過激になっていく。
可愛らしいキャラだけど、週刊少年ジャンプのバトル漫画並みにハードだと思うのだが。
同じニチアサキッズタイムの聖闘士星矢Ωとアクションシーンだけを比較したらそんなに差がないのではなかろうか？

暴力やグロテスクなシーンがあるから、ダメという訳でなくて子供に見せる番組や映画は親が事前に知っておく必要がある。
日本人は、生きるために大切な価値観をきちんと子供に教えない親が多いのだろうか。
特に、性教育とお金に関してはまともに教わった記憶がない人がたくさんいるのではないだろうか。

P.S. プリキュアシリーズが、悪いアニメだと非難しているわけではない。
内容が、未就学の女の子に見せるにはふさわしくないと感じる人もいることを知ってもらいたい。