
車検入庫しているDから昨晩TELがありまして、入庫の際に不具合を報告していた件の原因が判明しました。
症状としては、走行中電気系の電圧が下がって車内電装品(メーターパネルなど)がちらついてきて、信号待ちで停車するとトランスミッショエラーの警告とともにエンジン停止、ギアはNに。
パニくってすぐにキーを捻って再始動させようとしてもエンジン始動せず、同様のエラーが出ます。
30秒ほどおいてキーを捻ると何事もなかったかのようにエラーも出ず再始動。
と、こんな症状が頻発してました。
で、原因はTCTのアクチュエータの油圧ポンプあたりからオイル漏れしているとのこと。
セレスピード時代の定番トラブルですね。
このセレスピードの故障を参考にして、対処するとよさそうです。
おおむね(1)油圧ポンプ、(2)リレー、(3)油圧ポンプにつながるホース、(4)アクチュエーター、の4種類に集約されるようです。
このうち油圧ポンプ交換となれば結構な出費(工賃込み5-6万円?)だったり、アクチュエーターはもっと高いようですが、リレーとかホースであれば安くすみそうです。ポンプ交換になる方が結構多く、その次にホースに亀裂が入り、オイルが漏れて油圧が低下するというのが多いようです。
あとアクチュエーターというのはセレスピードユニット全体と解釈していいのかな、という感じで結局よくわかりません。部品代は当初は16万円くらいのようでしたが価格改定になって20万円台前半くらいになったようです。ただ2004年以前の156や147にしかトラブルの出ない箇所のような感じがします。また裏技で、全交換でなくてOリングの交換だけで治るという説もありますので、大枚払う前に考える必要がありますね。

画像はセレスピードのアクチュエータです。
ただし、今回はメンテナンスプログラムで修理可能とのことで迷わずアクチュエータのアッシー交換となりました。
TCTもベースはMTですので、セレスピード同様のトラブルが発生するようです。
アッシー交換実費で20万円ほどかかるとのことでした。
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MiTo | クルマ
Posted at
2014/05/03 11:45:49