
本日、ディーラーへ行って来ました。
目的は色々とあったのですが、その中の1つの目的である、新型GJアテンザの試乗を今回は書いていきます。
試乗車はXDのディーゼルモデルのセダンであります。
色は見ての通り。
メテオグレーマイカです。
本音はソウルレッドが見たかった・・・
まずは実車とご対面。
判ってはいても改めて見るとサイズがデカイ。
リアのエンブレムですが、mazdaバッジが無いんですね。
なのでmazda6としたい場合はATENZAのエンブレムを外して、mazdaエンブレムと6エンブレムの両方が必要となります。
そんなところ心配する人は少ないでしょうけど(^^;
フロントですが、ショップオプションにあったLEDデイライトはおススメしたい商品かと。
フォグライト付近に純正らしくビルトインされます。
これは良い。
イカリングを代表とされる今回のヘッドライト内は、手が込んでいて好印象です。
写真では見て来たけど、実車を改めて目の前にするとやっぱりカッコいいですね。
ディーラーOPのフロントスポイラーなども充実していて、想像を掻き立てられます。
試乗は私一人で好きな場所を走ってきて良いよと言われたので、思う存分走ってきました。
そうは言っても、試乗待ちの方もいたので、30分程。
オーディオはレスでエアコンは作動してましたが、切りました。
車の素の音を聞きたかったから。
いざ乗り込んで早速エンジンスタート。
エンジン音は遠いところで聞こえるなぁ~というくらい、遮音性は高い。
密閉性とも言うべきか。外の音が遮断される印象。
でもやっぱりディーゼルエンジン。特有のカラカラ音はやっぱり聞こえる。
ドアの剛性感も高く、走っていないのに剛性感を感じるところは凄い。
走りだしてみると期待通りのボディ剛性。
足回りは19インチシューズを履いていたのだが、乗り心地は良好。
嫌な突き上げなどは感じさせず、きちんと足が動いている印象。
これは良い。
ボディをしっかりと作りこんだ結果、出来上がった乗り心地だなと感じた。
加速力はもう素晴らしいの一言。
回転数でいえば2千回転付近から突然、背中を押されるようなトルクを発生させる。
逆に1千回転台ではトルクの細さを感じる。
したがって、2千回転を境目にトルクのギャップが大きい。
これを面白いと取るか、不自然と取るかは人次第かと。
NAのフィールが好きだという人より、ターボが好きだという人の方が合うかもしれません。
まぁディーゼルターボだから当たり前と言えば当たり前か。
私は好きです。この圧倒的なトルク。
思わず、うっひょ~!と呟いてしまったほど。
これは楽しいです。
気になるハンドリングですが、軽いです。アクセラよりも若干、軽い印象。
特にセンター付近が軽い。
交差点を左折する際、切り始めは軽く、切りこんでからは適度に重くなる。
そんな印象でした。
なので、私としては好きではないフィール。
ワインデングなどでは楽しいかと思いますが、市街地では微妙な軽さが目立つ印象です。
ディーゼルエンジンが重いので、その分、初動の動きを電動ステアリングの制御でノーズを軽く思わせているような感じを受けます。
確かにノーズは軽く向きを変えていくので、フロントが軽いと錯覚してしまいます。
ここは改善して欲しい点です。
ステアリングの革の質感はツルツルしている感じなのですが、不思議と手に吸いつく印象で割と良かったです。
話題のi-ELOOPですが、これはアクセラでも欲しいです。
アクセルを抜くと瞬時に充電をはじめ、4秒~7秒程で満タンになります。
※キャパシターの残量によると思いますが・・・
これだったらバッテリーが原因でi-stopしないなんて事も無くなるのではないでしょうか?
ただ、アクセラのようにi-stopモニターが無いので、画面が判りにくいのが難点。
何秒i-stopしているか等、わざわざ画面を切り替えないと判りません。
改めてアクセラのi-stopモニターの良さが判りました(^^;
試乗を終えてのiDMスコアは4.7。
調子に乗って加速を楽しんだ結果、こうなりました。
でもアクセラで5stまでレベルアップした効果がきちんと出ていると私は思いました。
昔の私なら恐らく、あれだけ楽しんでこのスコアは出ていないでしょう(^^;
総括してみると・・・
私的にはGJアテンザは80点です。全体としてはよくまとまっていると思います。
今回のアテンザはディーゼルとガソリンどちらが売れるのかが気になります。
というのは、私が今回、乗ってみてアテンザのベストグレードは25Sのガソリンモデルではないかと思ったから。
マツダのディーゼルエンジン搭載のセダンとして乗るのであれば、ディーゼルでも良いかもしれません。よく回るエンジンだし、圧倒的なトルクで余裕のある走りが楽しめるのですから。
でも、マツダのフラグシップとしてこの車を選ぶのであれば、やはりあのディーゼルのカラカラ音が気になります。
300万以上を出して買うような高級車としては、あの音はどうしても違和感があるのです。
特に1,500回転付近のカラカラ音は耳につきます。
そういう意味ではガソリンモデルの方が静粛性が高いかと思うのです。
i-stopの始動性もガソリンモデルのアクセラの方がディーゼルに比べて自然なフィールだった。
CX-5ならば間違いなく、ディーゼルモデルに魅力を感じますが、アテンザはガソリンモデルの方が良い、というよりキャラクターに合っていると感じます。
私が買うのであれば、25Sのガソリンモデルでワゴンタイプをチョイスします。
だってワゴンの方がカッコいいから(^^;