Y31型セドリック/グロリアのすべて

先日、本屋で「Y31型セドリック/グロリアのすべて」というクルマ雑誌を見つけたので買ってきました。



Y31型セドリック/グロリアは昭和62年(1987年)6月に登場しました。
あれから30年、年月が過ぎるのは早いものですね。

Y31のボディは4ドアハードトップと4ドアセダンの二種類。




当時はクラウンやマークⅡをはじめ、カローラやサニーも白色が多かった時代でしたが、イメージカラーをダークレッドやダークブルーとしたのも新しい流れでしたね。

動きのあるフォルムで若返ったイメージを表現。



本誌では、
｢クラウンと同じ土俵で勝負したのでは、かなわない。セドリック/グロリアをスポーティー路線に変更しようと考えた｣

｢スカイラインやローレル、あるいはトヨタのマークⅡに乗りながら、走りの優れた上級車種がないことを理由に、仕方なくスカイラインやローレルでとどまっている方がおられました。そういった上級移行の受け皿としても、Y31型には運転して楽しめるグランツーリスモが必要だと判断しました｣
と言った内容が紹介されています。





グランツーリスモ
↓




発売当時、カッコいいって思いました♪

エンジンはVG20DET。
ツインカム24バルブとセラミックターボをドッキング。
2000ccで185PS/22.0kgm。






本誌では、VGエンジンの誕生に関する内容も紹介されています。
(VGエンジンはY30型セドリックと同時の1983年の登場です…)

企画当初のVG型の排気量バリエーションは2.0/2.4/2.8の三種類だったらしいが、2.4L版は海外輸出向けのL24の後継として新型直6(RB25)が担うことになり、2.8L版は81年に登場したトヨタの5M-GEUへの対抗策として2.8⇒3.0Lへ拡大されることになったそうです。





1991年にハードトップがY32型にモデルチェンジされましたが、セダン系はY31型を継続。




セドリック営業車として2014年11月まで販売され、27年間の幕を閉じました。

セドリック

最後まで御覧くださいまして、ありがとうございました。
m(__)m


Y31型セドリックのCM