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2022年02月24日 イイね!

Y30セドリック/グロリア(前期) 新聞広告

Y30セドリック/グロリア(前期) 新聞広告まだまだ寒さ厳しき日々、ひたすら春の訪れを待ちこがれております。皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。

新型コロナウイルス感染状況の悪化の影響で、「まん延防止等重点措置」が延長されております。コロナ禍で車関係のイベントやオフ会開催も自粛ムードの御時世…
こんな時でも出来るカタログのネタということで、前回ブログはY30セドリック前期型のお話をしました。

「高級車の証」| 前回ブログ


Y30のグレード追加時期(ブロアムVIP追加時)などを調べていたら当時の新聞広告も発見しました。
カタログ紹介の前回ブログとは別に、今回はY30セドリック/グロリア前期型の新聞広告を紹介したいと思います。
昭和のクルマの話になりますが、宜しければ最後までご覧下さい
m(_ _)m

____________________
■1983年(昭和58年)6月22日
Y30型セドリック/グロリア登場


[セドリック]
『風格のNEWデザイン』
『日本初、OHC V6エンジン』
『V6、高級車の証』
日産の自信が満ち溢れています!


『世界に問う、日産50年の自信作!』



[グロリア]
『世界の名車はV』

"1983 NISSAN GLORIA Ad (HD)" を YouTube で見る





[セドリック]


■1984年(昭和59年)1月9日
「V30EブロアムVIP」が最上位グレードとして登場


[セドリック]


[グロリア]


●1984年(昭和59年)6月18日
最高出力230馬力の3000ccターボエンジン(VG30ET)を搭載した「V30ターボブロアムVIP」と「V30ターボブロアム」を追加。



[セドリック]


[グロリア]


"1984 NISSAN GLORIA Ad (HD)" を YouTube で見る



"1984 NISSAN CEDRIC Ad" を YouTube で見る



最後までご覧いただきありがとうございました。
m(_ _)m
2022年02月12日 イイね!

高級車の証

高級車の証節分も過ぎたとはいえ 余寒厳しい日々が続いております。 皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。
連日多くのコロナ感染者が確認されて大変な状況が続いております。早くこの状況が収まって欲しいですね。
1月に入りコロナウィルス感染者の急増により、まん延防止等重点措置が適用されました。
1月のオフ会開催も無くなり、退屈なカーライフです(涙)


そんな先月末頃の何シテル?で話題に出たY30セドリックのネタ(^^)
  ↓
何シテル? | みんカラ - 車・自動車SNS(ブログ・パーツ・整備・燃費)


セドリックではなくグロリアですが、Y30の話は時々出ていましたね。
 ↓
何シテル?


以前から、そのうちやろう〜と思っていたY30型セドリック/グロリアの話。



今回はY30型セドリック(前期型)について紹介します。


______________________
●セドリックの6代目モデルであるY30型は、1983年(昭和58年)6月22日に登場。



Y30型は、ボディ構成が4ドアハードトップ・4ドアセダン・ワゴン/バン。
4ドアハードトップ・4ドアセダン・ワゴン/ バンを含めたフルラインナップが揃ったセドリックは、結果としてY30型で最後となりました。


・4ドアハードトップ


・4ドアセダン


・ワゴン


・バン


スタイルは直線を基調としたスッキリで端正なフォルムは人気を呼んだ。
先代430型の傾向を引き継いでいるが、軽快感もあった430型より重厚感が増した感じ。

エンジンには、新開発であるV型6気筒のVG型エンジン(3000ccと2000cc)を採用、Y30型は日本初のV6エンジン搭載車として注目を浴びました。
ちなみにVGとは「very good」の意味らしい。

(過去のブログでVG型エンジンについて少し書いてあります)
【参考】
「Y31型セドリック/グロリアのすべて」のブログ |




世界初の雨滴感知式間けつオートワイパーやマイコン制御フルオートエアコンなどの先進技術も投入されていました。


●1984年(昭和59年)1月9日

本皮革シートやマイコン制御パワーシート(4名分のシートポジションを記憶)、雨滴感知式間けつオートワイパーなどを標準装備とした「V30EブロアムVIP」が最上位グレードとして登場。
同時に一部改良。カラードバンパーが拡大採用される。



当時の新聞広告
『セドリックの最高峰』
『V6、高級車の証』
『日本を代表する高級車』


●さらに、1984年(昭和59年)6月18日には、フェアレディZと同じ最高出力230馬力のターボエンジン(VG30ET)を搭載した「V30ターボブロアムVIP」と「V30ターボブロアム」を追加。

______________________

Y30型セドリックのカタログです。
1984年(昭和59年)1月に「V30EブロアムVIP」が登場した後の昭和59年4月発行版です。


・表紙


・『V6こそ高級車の証。』
V型6気筒3000cc・180PSのVG30E型を搭載して、先代430型やライバルであるクラウンの2800ccと比べて余裕があることをアピール。

新開発であるV6は「先進技術の日産」の誇りが感じられます。
従来のL型エンジンよりパワーアップも図られていますね。



・『日本を代表する高級車セドリック』
最高級グレードであるブロアムVIP誕生。
V6のハイパワーと豪奢(ごうしゃ)を極めたインテリアが悠々たる走りをお約束します。

イメージキャラクターである二谷英明さん。
二谷さんとセドリック、お似合いですよね。



・風格と気品のスタイル



・水平基調の美しいプロポーション
やはり日本を代表する高級車。
2800ccでは味わえないV6のゆとりある走り



・インパネ
パワーパターン(登坂・加速)とエコノミーパターン(通常走行)を自動的に切り換える電子制御OD付フルロックアップオートマチックも紹介。



・インテリア
つくりの確かさと稀有のローデジベル空間が生む真のくつろぎ。



・4ドアHT V20ターボブロアム
日本で初めてターボを搭載したのはセドリック。
いわばターボの先駆者。



・高級パーソナルカーの最高峰 V20ターボF。

ターボFだけに用意された若々しいスポーティなシート
雨滴感知式間けつオートワイパー
オートスピードコントロール
オートライト
マイコン式パワーシート
録音機構付カセットデッキ
他にも数々の高級装備が満載!



・4ドアHT V20ターボSGL
ドアミラー
オートライト
四輪ディスクブレーキなどが標準装備。
カラードバンパーも採用。

・4ドアハードトップ バリエーション紹介
V30EブロアムVIP
V30Eブロアム


・4ドアハードトップ バリエーション紹介
こちらは2000ccモデル



・4ドアセダン V30EブロアムVIP
重厚さで、風格で、質で、そしてパワーでも日本を代表する高級車です。


・4ドアセダン V30Eブロアム
後席も高級車のクオリティを語ります。


・4ドアセダン V20E SGL/GL


・4ドアセダン 28D·6 SGL
6気筒のLD28型ディーゼルエンジンを搭載。
驚くほどの静粛性と経済性は実証済み。



・4ドアセダン バリエーション


・4ドアセダンとワゴン



・エンジン紹介
日本初、OHC·V型·6気筒〈プラズマ〉VG型。
V6こそ高級車の証。
開発にあたって約130件にも及ぶ特許を獲得したことが記載されています。



・モノコックボディ構造図
サスペンションはフロントがストラット式、リヤは5リンクコイル式。
シートの種類の紹介も。



・新登場したV30EブロアムVIP
『VIPとしかネーミングするほかなかった「V30EブロアムVIP」。インテリアも、装備も、そして価格も、すべてが最高レベル。』


・厳選された高級装備品


・主要装備一覧


・主要諸元


______________________

『V6こそ高級車の証』
『日本を代表する高級車』
自ら称するところに日産自動車の自信が感じられます。



最後までご覧いただきありがとうございました。
m(_ _)m


"1983 NISSAN CEDRIC Ad (HD)" を YouTube で見る



2021年12月16日 イイね!

「完成」

「完成」
2020年10月に、女優の伊藤かずえさんの愛車「シーマ」の一年点検の際のSNSへの投稿がきっかけとなり、伊藤さんが30年以上に亘り、この初代シーマを愛車として大切にされていることが、SNSやメディアで大変話題となりました。



日産社内でも何かできないのかとの声が多く上がり、有志によるチームが立ち上がり、伊藤さんへの「日産からの感謝の思い」をレストアという形で応える取り組みが始まったという。

その後2021年4月下旬にオーテックジャパンにて「シーマ」を預かり、本格的なレストア作業がスタート。約8か月間の期間を経て、すべてのレストア作業が完了。


そんな中、伊藤さんご本人の「ぜひ皆さんにも見てもらいたい」という、たっての希望もあり、
期間限定で日産の発信拠点であるNISSAN CROSSINGにて実物のレストアを終えた「シーマ」の期間限定・特別展示をしています。
伊藤かずえさんのシーマ
○開催期間 2021年12月8日~12月22日


伊藤かずえさんのシーマ レストアの取り組み
伊藤かずえさんのシーマ レストアの取り組み

【日産】伊藤かずえさんの「シーマ」復元ダイジェスト映像" を YouTube で見る




_____________________
■スペイン語で「頂上、完成」の意味をもつ「シーマ」

初代シーマ・FPY31 型は、1987(昭和62)年の第27 回東京モーターショーに出品され、「日本的な味を持った、世界に通用する新しいビッグ・カー」をコンセプトに、1988(昭和63)年1月に発売された。

従来の国産大型セダンになかった伸びやかで気品あるスタイリングとインテリア、パーソナルな乗り味や優れた運動性能など、数々の新しい価値が大好評となり、当時の経済メディアが「シーマ現象」と報道するほどの爆発的人気車になった。
発売翌年には物品税廃止(消費税導入)も追い風になり、当時のいわゆる「3 ナンバー車ブーム」の発端にもなった。




○セドリックシーマ タイプIIリミテッド (1988年式)
型式 FPY31型
全長 4,890mm
全幅 1,770mm
全高 1,380mm
ホイールベース 2,735mm
トレッド(前/後) 1,500/1,520mm
車両重量 1,640kg
エンジン VG30DET型 (V6・4バルブ DOHC・ターボ) 2,960cc
最高出力 187kW(255ps)/6,000rpm
最大トルク 343N・m(35.0kgf・m)/3,200rpm
サスペンション(前/後) ストラット/ セミトレーリングアーム( 独立)
ブレーキ(前/後) ベンチレーテッドディスク / ベンチレーテッドディスク
タイヤ 205/65R15 93H
車両本体価格 510万円 (タイプIIリミテッド)


◆シーマは、3ナンバー専用ボディ
Y31シーマのボディは全長4890mm、全幅1770mm、全高1380mm(タイプIIリミテッド)。



ロング&ワイド&ロー。
カーデザインにおいて美の三大要素といわれるこれらの要素を、サイズの制約を超えて自由な発想からバランスさせた理想のカタチ。

フロントは、ヘッドランプをサイドに回り込ませない個性的な顔立ち、たっぷりとした張りのあるフード、気持ちよく絞り込まれたフェンダー。
そしてボディサイドはボリューム感のある曲面がテールエンドまで続く。

豊かなリアピラーからリアフェンダーに至る伸びやかな流れ、リアウィンドウの柔らかな丸み、そしてリアコンビネーションランプは、優雅さを物語る。













◆ライバル(クラウンやソアラ)より圧倒的にパワフルにしようと考えていたらしい。

じつは、VG30DETはF31レパードのために開発したエンジンだったのです。ゼロヨン加速は15秒台。スポーツカーより速かった。
当初、ノンターボのツインカム(VG30E)で十分、パワーはそれほど必要ない、という考え方だった。
「同じ200馬力だけどウチのは違いますよ」と営業マンが言ったところで、もう一つ説得力がない。ターボ付き250馬力以上というのは「売るために絶対に必要だ」と。 


レパードに載せるために開発していた255馬力のVG30DETをシーマにも載せようとなったらしい。

255馬力ツインカムターボエンジンは良い走りのために必要としていたということはもちろん、顧客を納得させるための強力な「営業ツール」であるとも考えていた。


その結果、優れたデザインとともに、大パワーとそれがもたらす豪快な走りによって、多くのユーザーはシーマというクルマに魅了されていくのであった。


"Y31シーマ前期CM" を YouTube で見る
2021年05月05日 イイね!

最初の愛車はコレだ!

最初の愛車はコレだ!この記事は、【ハッシュタグ企画】みんなでみんカラを盛り上げよう!について書いています。
第一弾:『あなたの#最初の愛車』
『最初の愛車はコレだ!』

みんカラの企画にのかってみました(^^)
最初の愛車について意外と書いたことがなかった
かもしれませんので、いい機会かなと(笑)


親父が仕事の関係で会社のクルマやマイカーが日産車だったこともあり、子供の頃、好きだったのがスカイライン



ジャパンの前期の丸目モデル
6気筒のGTで
スポーティーさと豪華さが感じられたGT-ESが好きでしたね。
親父が乗っていたサニーエクセレントと違った6気筒エンジンの音にも憧れたものです。


小学校の頃は
各自動車メーカーは排出ガス規制が一段落して、よりハイパワーで高性能なモデルが登場してくる時代でしたので、初代ソアラやセリカXX、フェアレディZ、スカイラインRSなど新しいモデルが登場してきました。
プラモデルも作りましたね~


ターボエンジンを搭載した430セドリックや


ツートーンカラーや横長テールランプがカッコいいと思った初代クレスタ

上記の2車に共通する直線基調でスッキリした雰囲気が当時の好み(^^) 6気筒エンジンだし。
スポーツ性を強調したスパルタンな感じよりも、ラグジュアリーでもオヤジ臭さが無いみたいな感覚?ちょっとスポーティーな?
わかります、この感じ?(笑)
この好みの感じ40年近く経った今も変わらないのかも(^^;


中学生・高校生になると
周りの友達とクルマ談義をすることも増えてきます。
DOHC搭載したシビックやCR-X、AE86レビン、かっとびスターレット、
スープラ、RX-7、プレリュード、シルビア…
当時はハイソカーも多かった時代ですから
クラウンやセドグロ、マークⅡ三兄弟、ソアラやレパードなども話題に出てきましたね~

18歳で運転免許を取得。



春に就職を控えていた平成2年(1990年)の1月末に最初の愛車を購入。
6気筒エンジンを積んだクルマに乗りたかったので、それに該当するものから選ぶことにしました。
新車は金額的に無理でしたから中古車を選ぶことに。




F31レパード
細長いヘッドライトのフロントマスク、リヤの横長のテールランプ、厚ぼったくないスッキリとした華麗なフォルム。
欲しかったけど当時は高嶺の花
手が届きませんでした(涙)




R31スカイライン
子供の頃から好きだったスカイラインですので一応候補に上がったのですが、当時はトヨタのマークⅡ三兄弟の人気が高かったことや、ツインカムエンジンは日産RBよりトヨタ1Gのほうがスムーズに回るとか、R30より質感は向上したのですが見た目の華やかさはマークⅡ三兄弟のほうが上手だったり… 
結局購入に至りませんでした。
2ドアGTSは4ドアHTよりも中古車の相場が高かったような記憶があります。ターボ車が多かったからかな??
後年、2ドアGTSのMT車を買ってもよかったのかな~って思うことはありました。


▼▼最初の愛車▼▼

GX71チェイサー

グレードは画像と同様に
アバンテTWINCAM24
スーパーホワイトⅡ
電子制御式4速オートマチックECT-S
15インチ純正アルミ,デジパネ装備



直列6気筒 1G-GE ツインカム24




エレクトロニクス装備も充実




実際の愛車の写真
純正のカラードフロントスポイラーを購入時に装着。
初度登録 昭和62年7月(購入時2年6ヶ月経過)
走行距離 約34500km


直線基調のスッキリとしたスタイル
直6 1G-GEツインカム24
パワーウインドウ、車速感応式集中ドアロック、オートエアコン、オートライト、TEMS、ECT-S…
当時親父が乗っていたB11サニーとは比べ物にならないくらいに豪華過ぎる装備の数々。
満足していました!

たくさんドライブにも行きました♪
遠出だと東京や横浜、北は親戚のいる岩手県とか…
社会人1年目は給料も少なく、給料前になるとガソリン満タンに出来なくてドライブしたくても出来ないという…(苦笑)
燃費は普段乗りでリッター7キロ代だったかな~



最初の愛車、もちろん気に入っていたのですが、
オートマ車だと操作する楽しみが少なく、至れり尽くせり感が嫌になり始めたこと、
当時の職場の先輩達がランクル70や初代パジェロに乗っていた影響も受けクロカン4駆(ディーゼルMT)が欲しくなってしまったこともあり、
チェイサーは1年8ヶ月で手放してしまいました。



最後にチェイサーのCMをどうぞ♪
"Toyota Chaser 30sCM" を YouTube で見る

2021年02月16日 イイね!

I am No.1

I am No.1早いもので今年も2月前半が終わりましたね。
コロナウイルス感染予防のために外出自粛する日々が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

2月13日(土)23時08分頃、福島県と宮城県で最大震度6強を観測する地震がありました。
福島県や宮城県、その近隣にお住まいの方々、ご無事だったでしょうか?
私は茨城県在住で震度5弱でしたが無事でした。
大きな地震があると2011年の東日本大震災を思い出さずにはいられませんね。。
先日の地震の後、非常用の懐中電灯の電池切れに気がついて電池交換したり、クルマのガソリンを満タンにしたり。
災害時の備えについて改めて考える機会になりました。

 

さて、本題。
少し間が空いてしまいましたが、前回ブログの続きです。
前回ブログ

 

<解説>
6代目の910型ブルーバードが登場したのは1979年(昭和54年)11月。
 直線基調のシンプル&クリーンなスタイリングに新しいメカニズムを採用した910型系ブルーバードは登場と同時に人気を呼び大ヒットとなった。

1980年3月には1800ターボを追加し、
ターボモデルの追加によって更に人気が高まった。

1982年1月になると新鮮味を維持するためのマイナーチェンジを実施する。

__________________

 
910型系ブルーバードの快進撃は続きます。


その人気に胡座をかくこともなく、改良を加え続けることにより魅力が色褪せなかったのです。
このような当時のメーカー(日産)の姿勢も、モデルライフ後半も人気を維持した理由なのかなと思います。

 
今回は910型系ブルーバードの後期モデルの話です。
 

■1982年1月 - マイナーチェンジを実施。

○同クラス初のピラーレスの4ドアハードトップモデルを追加。
(2ドアハードトップは1800ターボSSS / ターボSSS-Sの2グレードに整理)
○セダンに2000ターボディーゼルを追加

このマイナーチェンジの最大の注目ポイントは、新ボディタイプと新エンジンの設定だった。


ボディタイプに関しては、「4ドアセダンの実用性と2ドアハードトップのスポーティさにファッション性をプラスした」という4ドアハードトップを追加する。
ピラーレスによる開放感とともに見た目のスタイリッシュさも創出した4ドアハードトップ車は大人気を博した。


小型車クラス初の4ドアハードトップである。
他社から登場するのは暫く後になる。


三菱のギャラン∑の4ドアHTは1984年10月登場
(ギャラン∑4ドアHTはクラスがやや上で、マキシマとかマークⅡやローレルに近いかな〜)
トヨタのカリーナEDは1985年8月登場。

他社に影響を与えたことは間違いないだろう。
絶大的な人気を誇っていた日産のブルーバードがリードしていた部分でもある。



エンジンについては、LD20型ディーゼルにターボチャージャーを組み込んだLD20-T型ユニットを新設定したのがトピックとなる。
力強いパワーとトルク性能を実現していた。
(最高出力81PS,最大トルク16.5kgm)

…ターボディーゼル、当時は三菱のギャラン∑くらいしかなかったはず。
次世代U11型ブルではディーゼル車のターボ付の設定が無くなってしまい、当時はあれ?なんで無くしたの?って思いましたね。
4ドアハードトップと同様に他社の小型車クラスよりも先行していた部分でもあり残念。

 

またこの時のマイナーチェンジでは、ロックアップ機構付きのオートマチックトランスミッションの設定(この時点では3速ATだが)やエレクトロニック・デジタルメーターの採用なども実施。
内容も充実し、クルマとしての魅力度を更にアップさせた。

 
"1982 NISSAN BLUEBIRD Ad" を YouTube で見る
(曲名は「素敵な気分になってくれ」)


 
■1982年10月 - 一部改良。


○自然吸気の1600 / 1800ccガソリンエンジンをZ16、Z18 / Z18E から
⇒ CA16、CA18 / CA18E型に変更。
(次世代 CAエンジンへ転換)
 

○ターボ車は4速AT化。

…910型ブルーバードは次期モデルU11型へのモデルチェンジまで残り1年というタイミングで次世代CAエンジンへの転換。
改良を重ねます。

余談になりますが、ほぼ同時期にC31ローレルやR30スカイラインの1800cc車もZ18→CA18に転換している。
この時期のローレルやスカイラインの6気筒モデルはL型エンジンを継続していたのですが、4気筒1800ccモデルのように6気筒も次世代エンジンを搭載していたら… その後の歴史は変わっていたのかな?
(VG20:1983年6月にY30セドグロで初搭載)
(RB20:1984年10月にC32ローレルで初搭載)

 

●1983年2月 - 日産自動車創立50年を記念して特別仕様車の『50スペシャル』を設定。

カタログ等資料は見つからなかったのですが、当時のCMがありました。
"1983 NISSAN 50th-2 Ad" を YouTube で見る


 
●1983年3月 - スーパーエクストラシリーズ発売。

当時のCMです。
"910ブルーバードスーパーエクストラ CM" を YouTube で見る


 
モデル末期まで改良や特別仕様の追加を続け、6代目910ブルーバードの進化は頂点に達した。

"1983 NISSAN BLUEBIRD Ad" を YouTube で見る


____________________

 
カタログの紹介です。
昭和58年7月発行版になります。

同年10月には7代目となるU11型ブルーバードにモデルチェンジされるので、910型の最終版かなと思います。


○カタログ表紙
⇒3年連続年間登録台数No.1を達成
(全国小型乗用車市場〈1600cc〜2000cc〉’80 ’81 ’82 自販連調べ)

 

○つっ走るものよ



○4ドアハードトップ[スポーティ&エレガンス]
 4つのドアをそなえた知的なピラーレスハードトップ


○4ドアセダン[シンプル&クリーン]


○2ドアハードトップ[クリーン&パッショネイト]
写真:ターボSSS-S。リヤワイパーはSSS-Sグレードの専用装備。


○機能とアートの総合。知的ドライバーズゾーン。


○静かさとゆとりの調和。

 

○エンジン紹介
⇒1982.10に登場した最先鋭の「CAエンジン」を紹介。
・エンジンバリエーションは7種類
 CA16S
 CA18S
 CA18E
 Z18ET
 Z20S
 LD20
 LD20T



○メカニズム紹介
 ・ターボSSS系に新たに採用されたOD付4速ロックアップオートマチックを紹介。

 


○装備紹介
・デジタルメーター
・オートスピードコントロール装置(ASCD)
・ドライブコンピューター
・7ウェイシート
・マルチ.ボイス.ワーニング
 


・パワステも設定拡大
2.0車はほぼ全グレード標準、
1.8車もファンシーGL,ターボSSS-X系は標準。
他グレードでも装着車も設定あり。
1.6車もGL,GFのAT車は装着車も設定あり。

 
■バリエーション紹介
(後期型カタログは4ドアハードトップが先になることに注目)













○装備一覧表


○主要諸元表




____________________

 

〜【910型:モデル改暦】〜
○1979年11月 - 発売。
○1979年12月 - バンとワゴン(名称はADワゴン 1800GS / GL)を追加発売。
○1980年3月
 - 1800EGIターボ(Z18ET型 135馬力)、
セダン2000ディーゼル(LD20型 65馬力)を追加。
○1980年10月 - 1800 SSSターボとセダン1600GL / GFにAT車追加。
○1981年1月 - 2000 キャブレター仕様(110馬力)の2000 GL / GF / SSS-Lを追加。

○1982年1月 - マイナーチェンジ。内外装変更。
同クラス初のピラーレスの4ドアハードトップモデルを追加。
2ドアハードトップは1800ターボSSS / ターボSSS-Sの2グレードに整理。
セダンに2000ターボディーゼル(LD20-T型 81馬力)を追加。
○1982年10月 - 一部改良。
自然吸気の1600 / 1800ccガソリンエンジンをCA16、CA18 / CA18E型に変更。
ターボ車は4速AT化。
○1983年2月 - 日産自動車創立50年を記念して特別仕様車の『50スペシャル』を設定。
○1983年3月 - スーパーエクストラシリーズ発売。
○1983年10月 - 営業車モデル(タクシー、教習車)を除き販売終了。
7代目となるU11型ブルーバードにモデルチェンジ。

FFのU11型にフルモデルチェンジされた後も、営業車モデルはFRの910型が継続生産されていた。
○1987年10月 - マイナーチェンジ。
生産工場が追浜工場から日産車体平塚工場へ移管。
ステアリングホイールの形状変更、
SSS系と同一デザインのフロントグリル(通称・ハニカムグリル)と後期型SSS系と同一のリアコンビネーションランプに変更。
ディーゼルエンジンはLD20・II型に換装。
○1991年10月 - ディーゼル車生産終了。
○1993年7月 - クルーの発売に伴い、営業車モデルの生産販売を終了

 ____________________


人気があった910型ブルーバード。

人気があったのでマイナーチェンジでも外観は大きく変えなかった(変えられなかった?)かもしれないが、怠けたり手を抜くことなく改良を加え続けることにより魅力が色褪せなかったと思います。
このような当時のメーカー(日産)の姿勢も、モデルライフ後半も人気を維持した理由なのかなと思うのです。

改良を疎かにしない、陳腐化させない
 ⇒ 新鮮さを保つ、魅力が色褪せない  

以前に比べたら現代はモデルライフが長くなっている傾向にありますが、人気もそこそこあるにも関わらずマイナーチェンジや改良もせず長期間に渡って放置したために販売台数が減ったり、かつては人気モデルだったのに消滅してしまうこともあります。
メーカー側も効率とかコストとか様々な事情があるかと思いますが、商品力が低下しないような努力や姿勢は必要かと思います。


 オイルショックや排出ガス規制でクルマにとって厳しい1970年代。
1980年代は、排出ガス規制対応が一段落して、高出力化・走行性能の向上が著しかった。
空力も追求してシャープなスタイリングへ。
先進的なハイテク装備・先端技術の採用。

その1980年代の幕明けに相応しい、時代をリードするヒーローの登場が910ブルーバードだったと思います。


最後までご覧いただきありがとうございました
m(_ _)m


最後はCM曲をどうぞ♪
"沢田研二 CMソングコレクション A2「素敵な気分になってくれ」" を YouTube で見る

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