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2018年08月11日

戦争末期、執念が作らせたジェット戦闘機、そして今、・・(^。^)y-.。o○。




幻の国産初のジェット戦闘機「橘花」、オーバーランして終戦

日本では「F2」戦闘機の後継機を巡り、日本主導の国際共同開発の行方が注目されている。日本は、太平洋戦争前半まで、数多くの戦闘機を輩出する「航空大国」だった。戦争中盤からは戦局悪化に物資不足が重なり、航空機の開発は鈍るようになったが、それでも終戦間際に画期的な航空機を開発。量産されなかったものの、飛行試験にこぎつけていたー。


広島に原子爆弾が落とされた翌日、1945年8月7日。千葉・木更津にある海軍の飛行場で、1機の航空機が爆音をとどろかせて飛び立った。祈るような視線を浴びせるのは、海軍空技廠や中島飛行機の技術者たち。日本初のジェット機「橘花」が生まれた瞬間だった。


当時、まだ自動車と同様の「レシプロ式」が主流だった航空機のエンジン。しかし、基本的にはプロペラを回して前方の空気をそのまま後方に吹き出すだけなので、スピードには限界があった(プロペラの回転速度が音速に達すると衝撃波が発生し、空気抵抗が急に増えてしまう)。当時はこれに加え、燃料事情も悪くなっており、粗悪な燃料でも動かすことのできる高性能なジェットエンジンが求められていた。


航空機の性能はほとんどエンジンで決まるといっても過言ではない。ドイツやイタリア、英米などは1940年代前後に次々とジェットエンジンの実用化に成功し、なかでもドイツは42年に世界で初めてジェット戦闘機(メッサーシュミットMe262)の飛行に成功していた。日本の陸海軍も、当初は独自にジェットエンジンを開発する方針をとったがいずれも実戦配備には至らず、1944年、軍事同盟を結んでいたドイツからMe262に搭載されていたBMW製のエンジン「BMW003」の図面を取り寄せて開発することになった。


とはいえ当時のは図面の取り寄せもままならない状態だった。大戦中で鉄道や船を使った物資の輸送は敵の妨害を受ける中、日本とドイツは、開発したばかりの潜水艦を使って軍人や技術資料を運んだ。ただ、戦争末期になると戦局の悪化により、潜水艦も撃沈されることが少なくなかった。


12分間の飛行を終えて帰還

1944年7月の「第4次遣独潜水艦作戦」では、日本はMe262の資料や本連載後半で紹介するロケットエンジンの資料を取り寄せた。同作戦で潜水艦はフランスの港からシンガポールまでは何とかたどり着いたものの、フィリピン沖で米軍の潜水艦に撃沈されてしまう。このため、事前にシンガポールで輸送機に乗り換えた海軍中佐が持ち帰った資料をのぞき、ほとんどが海の藻屑と消えた。


海軍中佐が持ち帰った資料は、エンジンの断面図などわずかしかなかったが、これをもとに中島飛行機が機体を、石川島重工業(現IHI) がエンジンを設計した。日本全土で敵機の空襲が本格化する中、工場を焼かれては設計室を移しながら、わずか1年弱で開発した。石川島のジェットエンジンは「ネ20」(ネは燃焼噴射推進装置の頭文字)。以前、陸軍や海軍が独自開発しようとしていたジェットエンジンに近いものがあった。


そして1945年8月7日。木更津の地で、海軍のパイロットを乗せたジェット戦闘機「橘花」は飛んだ。といっても、当時は軍用の燃料でさえ払底していたため、「松根油を十六分間ぶんだけ満たした『橘花』は、(中略)操縦特性やエンジンの状態など、事前に決められたチェックを手早く済ませると、十二分間の飛行を終えて帰還した」(杉浦一機「ものがたり 日本の航空技術」より)。


初飛行から5日後の12日には再び飛行試験に臨んだが、滑走路をオーバーランして脚部を破損。機体の修理中に終戦となった。


実戦配備には間に合わなかった戦闘機「橘花」とジェットエンジン「ネ20」。この時期の日本の航空機産業に対して米国は、一定の評価を下している。45年の米海軍の報告書は、こう締めくくっている。「ネ―20はなかなか良い。BMW003Aは小型のターボジェットで最良のものだろうが、ネ―20を搭載した日本の飛行杭は軽量構造ゆえに、003Aエンジンを搭載したドイツのMe262と同等の性能をもつことに注目されねばならない」(前間孝則『ジェットエンジンに取り憑かれた男』)。


戦後、米国やソ連は、ドイツからジェット戦闘機の技術を採り入れ、航空大国の地位を確立していく。戦後から70年あまり、日本の戦闘機開発は再び大きな岐路に立つ。



橘花は性能的には欧米のジェット機には及ばなかっただろうけどそれにしても施設は空襲で破壊されて物資の調達もままならない戦争末期によく作ったよなあ。この機体にしてもロケット機の秋水にしても、キ94Ⅱや震電などの新型機にしても、ある意味、恐るべしと言うほかはない。空襲で生産設備は破壊され、物資の調達もままならないあの時代に作れたんだから、今なら国産新型戦闘機くらい作れるだろう。既成の焼き直しじゃなくて、BAE、ノースロップと共同でやれば面白い機体ができるんじゃないか。防衛省の構想、BAEの構想、そしてノースロップのYF23、どれもなんとなく似ていないか、・・(^。^)y-.。o○。
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Posted at 2018/08/11 10:57:32

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