防衛省は2018年度予算案の概算要求で、過去最大の5兆2551億円(米軍再編費など含む)を計上する方針を固めた。ミサイル発射を繰り返す北朝鮮や海洋進出を強める中国をにらみ、厳しい財政事情の中でも防衛費は積み増す。
関係者によると、来年度は弾道ミサイル防衛強化のため、陸上配備型の迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の基本設計費を要求する。金額は年末までに詰める。日米が共同開発し、速度や飛距離など能力を高めた迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」も調達する。
また、中国船の動きが活発な東シナ海の防衛力を強化するため、新たに開発した小型護衛艦2隻の建造費約1000億円を計上。ステルス戦闘機の「F35」を引き続き調達し、6機分約880億円を要求する。潜水艦1隻の建造費約700億円も盛り込む。
来年度の要求総額は、今年度予算5兆1251億円に比べ2.5%多くなる。関係者は「(前年より)減額すれば中国や北朝鮮に誤ったサインを送ることになる」と話す。
来年度は5年間の中期防衛力整備計画(中期防)の最終年。中期防は米軍再編費などを除いた防衛費を年0.8%のペースで増額する方針を定めている。
2%や3%の防衛費の増額など弾道弾と核弾頭の脅威の前ではほとんど何の意味もない。核には核、弾道弾には弾道弾で対抗するしかない。平和憲法を奉じて「平和、平和」と唱えていれば平和が続くと言うのは「南無阿弥陀仏」と唱えれば極楽往生できるというのに等しい。仮に日本が核攻撃を受けた場合、自国を犠牲にしてまで米国が核で報復してくれるか、それも疑わしい。自国の安全は自国で守るほかはない。今後人口減少が続けば大規模な通常兵力を維持することも難しいし、国家財政が莫大な軍事費に耐えうるかどうかも不透明だ。弾道弾と核弾頭はコスト的にも人的にも日本の防衛に適っている、・・と言ったら怒られるだろうか、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2017/08/22 15:56:17 | |
トラックバック(0) |
軍事 | 日記