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2016年10月23日 イイね!

日本人はタバコの害をなめているって、・・?酒はどうなんだ?



日本の健康問題をめぐり朗報がある。2015年度の日本の紙巻たばこの販売数量が1833億本と、1996年から約5割減ったのだ。高い税率や公共の場での喫煙禁止などが、たばこ販売量減少の主因のようである。1箱450円の場合、その65%は税金だ。

 
1人当たり年間喫煙本数を見ると、日本は依然として182カ国中21番目。先進国で日本よりも上位なのは韓国とオーストリアだけだ。しかし14年の政府統計によると、成人男性の喫煙率は3割と、66年の83%から急激に低下している。成人女性の現在の喫煙率は10%だ。

 
肺がん患者も減っている。65~84歳の男性の肺がんによる死亡率は95~99年に10万人当たり302人に達したが、00~07年には1割減り、現在はさらに減っているようだ。成人男性全体の肺がんによる死亡率(年齢調整済み)は、96年のピーク時に比べ13年には12%減少している。

 
米国でも2006年の喫煙率は21%と、1965年から半減した。その結果、肺がんによる死亡率は1990年以降、34%低下した。こうした傾向は先進国で共通している。


■電子たばこは1%程度

これは世界のたばこ販売の8割を握る大手5社(中国タバコ、フィリップ モリス、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ〈BAT〉、JT、インペリアル・タバコ)には悪い知らせだ。

 
こうした大手は、普通のたばこほどの危険がないとして、電子たばこの販売に力を入れている。2014年に日本の電子たばこ市場に初参入したフィリップモリスでは現在、たばこ全体の約5%が電子たばことなっている。JTは今年3月に日本で発売しており、近く海外での販売を開始する方針だ。

 
しかし世界の電子たばこ販売額は80億ドルと、通常のたばこの7440億ドルの1%にすぎない。また、米国がん協会は、電子たばこには常習性があり危険だと指摘している。


日本は依然として及び腰
 
だからこそ、たばこ大手は新興国を中心に、既存のたばこの販売を広げようとしている。

 
世界保健機関(WHO)によると現在、世界のたばこの80%は、中低所得諸国で売られている。こうした国々は年間600万人が、本来ならば避けられる病気で死亡するという、高いツケを払わされている。JTの場合は利益の半分が国際事業だ。

 
今や喫煙禁止は世界的な潮流だ。スモーカー天国と評されるフランスでは、公共の場は完全禁煙にするか、喫煙室を設置するよう義務づけられている。結果として、たばこの年間消費量は01年比で4割減り、肺がんによる死亡者は過去最多だった93年から2割減った。

 
他の先進国でもレストランや病院、学校、会社など公共の場では、全国一律で喫煙禁止とするのが一般的となっている。


■たばこ税は大切かもしれないが

しかし日本はまだ、完全禁煙や分煙には及び腰だ。たとえば都道府県で初めて神奈川県がホテルやレストラン、公共の場での完全禁煙ないし分煙を義務づけたが、大きな論議を呼んだ。喫煙率を最も左右する要素であるたばこの値段は、他の先進国の半分程度に抑えられている。

 
また、財務省が33%を出資しているJTは、タイで販売されるたばこの箱について、健康被害に関する警告の表示面積を拡大するよう義務付けた同国政府を提訴。JTは、たばこの包装を簡素化する計画を打ち出したアイルランド政府も訴えた。

 
日本のたばこ税収は年間で2兆円に上る。だが、医療費や、従業員が早死にすることで失われる税収減などの喫煙関連コストは、これとは比較にならないほど大きい。

 
WHOの推計では、喫煙が日本経済に与えるコストは年間670億ドル(約6.9兆円)にも上る。日本の肺がん患者数や経済コストは、まだ下げられる余地がある。



タバコはもう犯罪に近いほど目の敵だが、酒はいいのかい、酒は、・・。酒だって糖尿病、肝臓障害、消化系障害、そしてアルコール依存症、がんの原因にもなっているだろう。飲酒運転で人を殺したり、酔ってけんかして人を殺傷したり、酒も結構悪いと思うけどねえ。酒には寛容なんだよなあ。タバコの税金が減った分、酒にもっと税金をかけるのはどうだろう。最近は電子タバコも増えているなあ。リチウムイオン電池が火を噴いたとか、そんなこともあるようだけど、・・。まあ、酒は飲まなきゃいいし、タバコは止めたんでもう関係ないけど、・・ねえ。


Posted at 2016/10/23 18:37:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年10月22日 イイね!

翼の向こうに(31)




彼我の編隊が交差したと思ったら数機が燃えて墜落して行った。手練の鮮やかな一撃だった。そこからは敵味方入り乱れての格闘戦になったが、二百機近い戦闘機が殴り合いのような空戦を展開しているところを上空から眺めるのはなかなか壮観だった。私は自分の立場も忘れてその壮大な殺し合いに見入ってしまった。


「小隊長、戦闘に参加されたし。」

 
列機からの矢のような催促にもかかわらず高瀬はゆっくりと戦闘空域の上を旋回し続けた。
燃え上がる機体、爆発して四散する機体、機体の一部をもぎ取られて独楽のように廻りながら落ちていく機体、そんな光景は傍観者からすれば壮観であっても、当事者にすれば地獄そのものだった。そしてその時の私はまだ地獄絵を傍から眺めている傍観者であった。


「小隊長から各機、我に続け。」

 
高瀬の声が無線から流れて来た。映画の観客にでもなったつもりで空戦に見入っていた私は高瀬の声に我に返った。高瀬は機首を上げて高度を取りつつあった。そして高瀬が機首を向けている先に何かが光った。それを見た途端、自分が傍観者から当事者へと立場が変わったことを認識した。私が最初に見た小さな光の反射は口の中に溜まった唾液を飲み込むほどの僅かな間に数十機の敵の編隊へと変わった。攻撃を受けた編隊の救援要請で取って返した敵の戦闘機隊だった。

 
高瀬が当初の戦闘に加わらず戦闘空域上空で旋回しながら待機していたのはこの敵の増援部隊に備えるためだった。これが戦闘に加われば不意を突かれることになる味方の不利は免れなかった。高瀬はその数十機の編隊にたった八機で飛び込もうとしているようだった。


「小隊長より各機、突撃隊形作れ。編隊を離れるな。」

 
高瀬は高度差を利用して上空から被さるように敵の先頭編隊を目がけて急降下して行った。その後に私達七機も続いた。私はこの時まで光像式照準機のスイッチを入れるのを忘れていた。慌ててスイッチを入れると透き通ったガラスの表面に照準環が現れた。そしてその環の中に小さく見えていた敵機の姿が急激に膨張する風船のように広がっていった。

 
高瀬が射撃を開始した。橙色の尾をひく曳光弾が敵の戦闘機に向かって飛んで行き、魔術のように敵機に吸い込まれて行った。そして次の瞬間、敵機は翼が折れ飛んで不規則に回転しながら墜落していった。


高瀬が射撃を開始した直後、私も照準環の中に飛び込んで来た敵機に向かって射撃を開始した。引き金を引いていた時間は一秒もなかったように感じた。射弾は反航してきた敵機の機首から尾翼まで機体全体を打ちのめした。その直後、敵機は呆気なく爆発すると空中に四散した。後続機も何機かを落としたようだった。

 
私は高瀬の後に着いて行くのに精一杯で後方を振り返って見る余裕がなかったが、とにかくこの一撃で増援に駆けつけた敵編隊は大混乱に陥った。高瀬は急降下の余勢を駆って機首を引き上げると後尾の編隊を狙った。そして鮮やかな射撃で二機目を墜とした。私も高瀬に倣って最後尾の敵機を狙って引き金を引いたが、射線は敵の後方に大きく逸れて流れて行った。

 
第二撃を終えると高瀬は敵と反航するかたちで上昇を続け、戦闘空域から一旦離脱を図った。敵はようやく混乱を脱して反攻態勢を整えつつあったから劣勢の我々としては奇襲による攪乱と早期の離脱はこの場の定石と言えた。


「第三小隊長より飛行隊長、敵増援機数約六十、空戦空域に向かう。」


「七一一飛行隊長より三一○、三小隊長、増援の敵は引き受ける。」


「了解、我、敵機六機を撃墜、なお攻撃中。」

 
七一一飛行隊が増援の敵編隊に向かった。これに直援に上がっていた別働隊が加わった。二十数機対五十機の新たな戦闘が始まろうとしていた。一方高瀬は自分の列機を率いて戦闘空域を避けて大きく迂回しながら上昇していた。眼下では新たな空戦が始まっていた。数に勝る敵は余剰の部隊が戦闘空域を抜けて激闘を続けている味方に襲いかかろうと態勢を整えつつあった。高瀬はこれに目をつけると狙いすましたように手練の一撃をかけた。そしてまた一機を撃墜した。私も引き金を引こうとしたが、反航する敵機との相対速度があまりにも速く射撃の機会を失ってそのまま敵機の間を突き抜けた。

 
しかし一撃離脱の奇襲攻撃も鮮やかに決まっていたのはこの辺りまでで数に勝る敵は次から次へと新手を繰り出してくるため、味方はそれに引き込まれて乱戦にならざるを得なかった。まず後方に位置していた第二区隊が横手から出て来た新手の敵機に絡まれて格闘戦に入った。そして我々も上昇中に七、八機の敵機にかぶられて行く手を阻まれてしまった。

 
高瀬はかまわずに敵機の間を突き抜けて上昇していったが、三、四番機は数機の敵と格闘に入った。私は降下してくる二機の敵機からの射撃を受けながら高瀬を追って上昇を続けたが、距離が詰まるにしたがって正確さを増してくる敵の射撃を避けるために操縦桿を押して降下して離脱した。単機になってしまったので、とにかく一旦空戦空域を離れて高度を取ろうと降下を続けていると前方に四機編隊で低空を這うように戦場から離脱を図るTBFが目に入った。

 
『敵は戦闘機。』とは言われたが、このまま見逃すわけには行かないと思い、機体を水平に戻して最後尾の敵に狙いをつけた。こちらの優速を利用して距離を詰めたが、高度が低かったので深い降下角が取れず高瀬に『危険だ。』と言われていた後方からの浅い接敵角度で降下に入った。敵もほとんど同時に私の機体を発見したらしく後方機銃をこちらに指向して私が降下に入るのと同時に射撃を開始した。一機に連装機銃が一基、合計八門の機銃が私に集中した。


『危ない。』

 
一瞬そう思ったが『弾などそんなに当たるものか。』という気持ちもあったので、そのまま接敵を続けた。敵機とは二百キロ近い速度差があったために急速に接近したのが幸いしたのか、さほどの命中弾はなかったが敵の射弾が集中して時々弾が当たるたびに機体が震えた。照準環の中に先頭の敵機が大きく膨らんではみ出しそうになった時に引き金を引いた。弾は狙いどおり最後尾の敵機の乗員席あたりに集中して敵を粉砕し、引き裂いた。破れた風防の間から敵の機銃手が血に塗れた顔を天に向けてのけぞっているのが見えた。爆撃手は計器盤にうつ伏して身動きしなかった。操縦手だけが大きく目を見開いて私の方を振り返った。次の瞬間、敵機は左翼が折れてそのまま右回りに回転しながら落ちていった。

 
私はそのまま浅い角度で敵の編隊の後方を抜けようとした時、突然風防にいくつか穴が開いた。同時に頭部に何か強い力で弾かれたような衝撃を感じ、急にあたりが暗くなっていった。それからどのくらいの時間が経ったのか分からなかった。気がつくと機体は廻りながらほとんど垂直に降下していた。被弾した時の高度が低かったこともあって地面は間近に迫っていた。

 
とにかく垂直きり揉みを止めることが先決と考え、機体を操ってようやくのことで姿勢を直すと今度はゆっくりと機首を上げた。これで機体は水平飛行に復帰したが、発動機からは白煙が噴き出して速度を上げることは出来なかった。いつ敵機が現れるか分からない状況で、私はほとんど地を這うようにして機体を飛行場に向けた。上空では相変わらず空戦が続いている様子で時折飛行機が炎や黒煙を引きながら落ちていくのが見えたがそれが敵か見方かは分からなかった。

 
傷ついた機体をあやしながらようやく飛行場の端までたどり着いた時、私は左の首筋に粘りつくような冷たさを感じて、その冷たさの原因を確かめるために手を伸ばした。そして私は自分が負傷していることに初めて気がついた。操縦席に飛び込んできた敵弾のうちの一発が私の側頭部をかすめたのだった。突然、撃墜したTBFの機銃手の顔が浮かんだ。血に塗れた顔を天に向けて仰ぐようにしてのけぞった姿だった。


「人殺ししか。」

 
私は声に出して呟いた。戦争とは何の関係も何の感情もない者同士が殺し合うことであることとその理不尽さを改めて実感した。しかしそれと同時に自分の手で敵機を撃墜した手応えと心の高ぶりがあからさまに残っていた。脚を出して滑走路の端を越えたところで何時もより強めに操縦桿を引いてスロットルを絞った。機体は頭を上げ加減にして滑走路に滑り込むとしばらく滑走してから停止した。そこに小型トラックに乗った整備兵と衛生兵が駆けつけた。私は顔の半分を血で濡らしたまま座席に体を預けていたため、風防を覗き込んだ整備兵が「担架。」と大声で叫んだ。その声に驚いて私は風防を開けると手で担架を制して自分で機体を降りて整備兵に機体を預けた。


「分隊士、こいつ、今日はもう飛べません。」

 
整備長は私に向かって大声で叫ぶと配下の整備兵に機体を近くのバンカーに退避させた。その作業を見届けてから私は小型トラックの荷台に乗り込むと指揮所に向かった。


「武田中尉、被弾のため不時着。なおF六F一機、TBF一機、撃墜確実。」


飛行長に向かって申告を終えた時、体が揺れたように感じた。


「ごくろうだった。負傷は大丈夫か。下がって治療を受けて来い。」

 
飛行長の言葉が遠くに離れていくように聞こえた。「衛生兵、担架。」という声がかすかに聞こえたのが最後で、そこから私の記憶は途切れてしまった。


Posted at 2016/10/22 23:58:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小説2 | 日記
2016年10月22日 イイね!

中小国家が大国と隣り合わせで生きていくには知恵を出さないといけないようだ。




米国防総省は21日、海軍の誘導ミサイル搭載駆逐艦「ディケーター」が同日、「航行の自由作戦」の一環として南シナ海を航行したと発表した。


声明で通常の作戦であり、混乱なく航行したと述べた。進入した海域などには触れなかった。


米ホワイトハウスのアーネスト報道官は中国の国名に言及した上、「重要なのは航行の権利や自由、米国を含む全ての国家が国際法下で行使を認められている海洋の合法的利用を違法に規制することは出来ないことだ」と主張した。


一方、ロイター通信によると、中国国防省はディケーターの今回の行動は「違法かつ挑発的」と非難。中国の戦闘艦船2隻が同駆逐艦に対し退去を警告したと報じた。中国は米軍の航行自由作戦の実施に対し中国の主権を脅かしていると反発し、ここ数カ月間では戦闘機発進や艦船派遣の措置を講じている。


主権論争が長引く南シナ海では過去2年、人工島建設などを図る中国の強硬的な措置が目立ち、緊張が高まっている。常設仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)は今年7月、フィリピンの提訴を受け、南シナ海での中国の主権を否定する判決を下していた。

                   ◇

南シナ海に面するベトナム南部の軍事要衝カムラン湾に22日、中国海軍のミサイル艦など3隻が寄港した。


カムラン湾に大型艦船や民間船舶が利用できる国際港が3月に開設されて以降、中国艦の入港は初めて。26日までの日程で、ベトナム海軍との交流などを予定している。


カムラン湾は、中国が軍事拠点化を進める南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)、西沙(同パラセル)両諸島に比較的近く、重要性が高まっている。4月に海上自衛隊の護衛艦、今月2日には米海軍の艦船が寄港した。


米軍は21日、西沙諸島沖で中国が実効支配する島々に艦艇を送る「航行の自由作戦」を実施したばかり。ベトナムが中国を警戒しつつも、中国艦の寄港を認めたのは「バランス外交」の一端と解釈できる。 



大国の思惑と中小国の思惑はなかなか一致しない。フィリピンもそうだし、ベトナムもそう。中小国家が大国と隣り合わせて生きていくにはその場その場で知恵を出さないといけない。超高速参勤交代でもピンチになると家老に、「相馬、家内一の高禄取りだろう。知恵を出せ、知恵を、・・」と言われて家老は知恵を絞っていたが、小さな国も知恵を出さないと生きていけないようだ。日本はどうなんだろう。経済的には大国だが、軍事的には準大国くらいか。日本の場合は中小国家の取りまとめに知恵を出さないといけないのかも、・・。

Posted at 2016/10/22 18:01:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2016年10月22日 イイね!

TPP法案でまた失言、どうして舌禍が起こるのかねえ。




■地方公聴会、24→26日に 維新に陳謝、引き込みへ

与野党は21日、衆院環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)特別委員会の理事会で、24日の地方公聴会の開催日程を26日に変更することで合意した。与党が民進、共産両党に配慮した。だが、与党はTPP承認案と関連法案を今月中に衆院通過させる方針は変えておらず、反発する野党との攻防が週明けも続く見通しだ。(田中一世)
                   ◇

山本有二農林水産相の「強行採決」発言をきっかけに民進、共産両党が審議に応じない事態が続いていた特別委。局面の打開に動いたのは大島理森衆院議長だった。

 
「無理をするな。26日でいいではないか」


大島氏は20日、佐藤勉衆院議院運営委員長や自民党の竹下亘国対委員長に直接電話し、地方公聴会の延期を促した。24日の開催は民進、共産両党が欠席した19日の特別委で議決。両党は反発し、21日の参考人質疑も欠席した。これを受け、佐藤氏は与党側に26日への変更を要請。与党が受け入れたことで、特別委はひとまず正常化した。


このため、自民党の二階俊博幹事長は21日の記者会見で衆院通過時期の目標を明言せず、安倍晋三首相が出席した同日の政府与党連絡会議でも通過時期に言及することはなかった。


だが、諦めたわけではない。「強行採決」のイメージを避ける布石も打った。二階氏らは21日、日本維新の会の馬場伸幸幹事長らと会談。衆院厚生労働委員会での審議の進め方をめぐり、維新抜きで民進党と話を進めた自民党の対応に維新が抗議すると、二階氏は「迷惑をかけた。抗弁のしようがない」と陳謝した。


低姿勢の背景には、TPP承認案の採決で維新の協力を得たいとの思いがある。野党の維新も採決に加われば、民進党は「与党による強行採決」と批判できなくなるためだ。


参院は21日の本会議でTPP特別委の設置を議決。委員長に自民党の林芳正元農水相を互選した。採決に向けた環境が整う中で、記者団に月内の衆院通過を目指すか問われた与党幹部は即答した。「もちろん。だが、わざわざ表立って言う必要はない」




基本貿易立国の日本にとってTPPは必要だろう。農業や漁業と言った第一次産業への影響は当然出るだろうが、第一次産業の生き残る道は大規模化とブランド化で補助金頼みの個人経営からそうした形への転換を促していくべきだろう。それにしても与党もいいところに来るとよくまあ失策を繰り返すなあ。これもそうだし、沖縄の「土人」発言もそうだが、少数野党に花を持たせるためにわざとやっているのかと勘繰りたくもなってしまう。安保法制の時もそうだが、どうして余計なことを言うのかねえ。

Posted at 2016/10/22 10:58:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治 | 日記
2016年10月22日 イイね!

小池都知事、あっさり方向変換か、・・。




東京都の小池百合子知事は21日の記者会見で、2020年東京五輪・パラリンピックの競技会場の見直しについて「東京都はこれで進めたいと言った後に調整がつかないようではまた振り出しに戻ってしまう」と述べ、国際オリンピック委員会(IOC)と連携し、結論を出す考えを強調した。

 
東京五輪をめぐっては、大会コスト圧縮が大きな課題となっているが、小池氏は「レガシー(遺産)として大会後にどれだけ使われるのか(も重要だ)。ただ、お金をけちればいいというものではない」とも指摘した。

 
都の調査チームは、焦点となっているボート、カヌー会場見直しについて、新設する「海の森水上競技場」と、宮城県登米市の長沼ボート場の2カ所に絞り込んだことを明らかにしている。小池氏は、調査チームが出す最終報告などを踏まえ、月内に判断を示す。宮城県は、長沼ボート場を五輪向けに整備する費用を150億~200億円と試算。海の森水上競技場の整備コストは、都によると、当初の491億円から300億円前後に削減できる見込み。




圧倒的な世論の支持を背景にすればなんでも出来ると思ったら簡単にIOC会長に一蹴されてしまったので方向変換したのか。その辺の利害得失の見極めはなかなかのものがある。しかし、最初に69億だったものが1千億を超えて、それがまた491億になって、見直したら300億って一体どういう計算をしているんだろう。まあ、受けてしまったんだから誰が主導権を取るだのなんだの言わずにいい大会になるように努力すべきだろう。
Posted at 2016/10/22 10:57:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治 | 日記

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ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って11年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒にな...
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