久々のレザークラフト　～ショルダーバッグ製作～

いつかは自分用のショルダーバックを製作しようとヌメ革を一巻き購入しておいたのですが、サイズ／デザインが決まらないまま1年以上寝かせてしまってました。

夏休み、ゴールデンWK前には、いつもこの休みにじっくり創るぞと決心しても毎回めげていました。
というのは、自分にデザインセンスがなくていつもここでつまずいてたのです。

まあ、初めて創るわけだし失敗してもいいや！という事に気持ちを切り替えて、やってみました。

デザインを決めて、型紙でだいたいの完成イメージをつかんだので、革を切り出します。
今回、裏地はアルカンターラを使います。（MINIの内装DIYで余ったものがありましたので（笑））



バッグの側面は、曲げる部分に水を付けて癖をつけておきます。



飾り部分とポケットとマグネットをつけます。
目立ちませんが、飾りの部分には赤の蛇革をつかってます。



アルカンターラを貼って、ペンフォルダー、小物を縫いつけます。



マグネットでカバーが閉じる構造です。
ちなみにこのマグネットは、嫁さんが捨てたバッグからはぎ取っておいたものでリサイクル品です。



縫いつけ用の穴をあけていきます。この工程は、ハンマーで叩くので、夜にやると家族から顰蹙を買いますので注意です（笑）





地味な縫いつけ作業もほぼ完成。ここまで大きなサイズを作製したのは初めてですが、作業ツールであるレーシングポニー無しでは、さすがにつらいです。




あとは、オイルを塗って仕上げです。
素地のままでは、だいぶ白っぽいのですが、オイルが馴染むと少し茶色になってきます。
しかし、レザーは生き物ですので、生体時の傷やシミ等がやはり目立ってきますね。
でも、これが味ですし、使っていくうちにエージングでさらに味が出てくると思います。

コンチョは、写真のように付け替える事ができます。
タイトル写真では、目立たない☆タイプですが、こちらに付け替えると急にネイティブアメリカン調になりますね。
バイク乗りなら間違いなくこちらですが、自分の普段使いでは☆タイプで使います。

構想1年、作製1週間でした。
買った方が安いかもですが、自分の好きなデザインに出来るのが、やはり魅力で、愛着が違いますね。（失敗部分含めて(笑))