奥武蔵Gライン・峠の茶屋
投稿日 : 2016年12月05日
1
奥武蔵林道(Gライン)には、多くの峠があり
峠の茶店も多かった。
賑わった峠の茶屋も、今は昔。
奥武蔵Gラインの峠の茶屋の紹介です。
哀惜を込めて・・。
2
鎌北湖から権現堂線に入ると最初の峠が
顔振峠である。
ハイカーなどでGライン中、最も賑わうスポットだ。
平九郎茶屋と、旨いと言われる蕎麦屋がある。
*今回休業だったこの店。
両店とも週末は、満車状態だ。
東北に逃れる義経・弁慶が通った際、余り
の景色の良さに振り返ったのが、顔振峠の
由来だと言う。
*日本海沿いの逃避行が定説だが・・。
快晴ならば富士山もまじかに見る事が出来る。
周囲にはフランス料理レストランまである。
が、この先に進むドライバーはぐっと少なくなる。
3
奥武蔵Gライン屈指の眺望の、関八州見晴
らし台への登り口がある峠。
火祭で有名な、高山不動尊の直近にある。
かつては参拝客で、賑わったこの茶店も
閉店して既に、10年くらい経過しただろうか。
階下にBBQ場もある規模の大きな茶店だった。
4
上記茶屋の右端にある展望デッキから、
上州の山々が一望出来る。
板張りのデッキは風通しが良いためか、
未だ朽ちてはいない。
5
林道を進む、我がエスクDOG。
新車時代から、この林道を走り続けて来年
は、20周年を迎える。
いつもあると思っていた物が、突如姿を消す。
一期一会の精神が足りなかったと反省する。
その意味は、この下の画像で・・。
6
知名度が高い苅場坂峠。標高818m。
名物おばあちゃんが息子さんと切り盛り
していた茶店だ。よく立ち寄ったものだ。
おばあちゃんに、かりばさか峠か、かばさか峠
どちらが正しいと聞いて、どちらも正しいと
言われた事を覚えている。味噌おでんが名物
だった。ある日、店は忽然と姿を消した。
*画像6・7は、ネットから借りました。
7
取り壊された痛々しい姿。もう10年になる。
驚く程少ないガレキが悲しい。
取り壊し直後の写真は、ネットで発見した唯一
の画像だろう。
施錠の出来ない店を、何回も荒らされて、
閉店の止む無きに至ったと聞いた。
おばあちゃんは、健在らしくて良かった。
8
顔振峠の次に賑わうのが終点の定峰峠。
Gラインには、起点と終点にしか茶店は
なくなってしまった。
峠の茶屋には風情がある。
また便利な峠のコンビニでもある。
*ラーメンと、うどん・そばの暖簾がかかっている。
自分も、峠の茶屋をもっと利用したい。
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