SP交換前の音響調整を　鍋焼きウドンで

・抜きつ抜かれつ
いやはや、人間の欲には限りがない。

スイフトアンプ交換で比較試聴すれば、見劣りする音に転落したエスクード。

ならばとエスクードのアンプをグレードUPすれば、今度はスイフトを越えた。
DSPのお蔭で臨場感あふれる歯切れ良い音に変身した。*写真はｴｽｸのﾚｼｰﾊﾞｰ。

元々、SPは一昨年交換したパイオニア製のもの。JVCのサブウーハーと
アルパインのリアSPも付く。

今度はエスクに追い付くべくスイフトのSP交換をしたい。

だがその前に、デッドニング。ドア内部の大穴塞ぎである。
デッドニングが全て良い音になるとは限らない。まずは片側を実施した。

Aピラーのツィターパネルを外す。
爪で上に上げれば簡単に外れる。

ドアネジは二か所。どの車も同じような場所だ。

続いてドア前後のクリップ二か所を外す。写真では左右のドア厚み部分。
クリップ中央を押すとピンが外れる。

後はホックで止まっているだけなので、ドアパネルを上げると、パネルが外れた。
コネクターが付いているが、これが外れない。

激狭ガレージ作業で下から覗き込めない。やむなく、付けたまま作業を続けた。

穴塞ぎに用意したものは、鍋焼きうどんの容器だ。
これは色々なものに使えて便利なのだ。

四隅を切って表面にプチプチを貼った。

これを、プチプチ面を中に入れて、表にはアルミテープを貼り、ドアに固定した。

自宅にある有り合わせの素材で行った。
うどんアルミ容器4個　プチプチB5　4枚分　アルミテープ　など
市販のデッドニング素材とほぼ同じである。

なお、保水性のある素材は避けた。

・影響度大のSＰ直上の穴塞ぎ

同様な小さめな物を作り、裏に共振防止のプチプチを貼り、SP上の穴を塞いだ。

ここは、SP近くなのでそのままと塞ぐのとでは、影響が最大になる筈の場所だ。
アルミテープを上に貼り、鍋アルミの共振防止。
また穴周囲は、接着力の強い布テープで固定した。

隙間テープのような水分を貯めるような素材は使用しなかった。

大・中の穴を塞いてビニールを再び貼った。

写真下の穴は水が入った時のサービスホールとして残し、上にビニールを貼った。

今回は激狭ガレージでの作業なので、片側しか出来なかった。
助手席側は、SP交換時に実施したい。

それでも、前より残響が多少残る臨場感ある音場になった。
このままでも良いかな　と思える音になった。
新SPの交換で今度はエスクに並ぶ音が実現出来そうだ。