以下Facebookより コピペ転用↓↓↓
戦艦大和沈没から、69年を迎えます。まずは、戦没者の先人の方々に黙祷を捧げたいと思います。戦艦「大和」は、当時は超国家機密の存在だった為、多くの国民にその存在を知られることなく、就役後、連合艦隊旗艦ともなりましたが、陰で戦い、陰で沈んでいった、陰軍の艦だったかもしれません。菊水作戦で、上空に護衛機もなく連合艦隊司令部から「1億総特攻の先駆け」となり、死んでくれと言われた、第二艦隊、故、伊藤整一長官の胸中は、察するに思い余るものがあります。故、臼淵巌大尉の話のくだりは、吉田満の著書、『戦艦大和ノ最期』の中で語った名言により有名となりました。
「進歩のない者は決して勝たない。負けて目覚めることが最上の道だ。日本は進歩というものを軽んじてきた。私的な潔癖や徳義にこだわって、真の進歩を忘れていた。敗れて目覚める。それ以外にどうして日本が救われるか。いま目覚めずしていつ救われる。俺たちはその先導になるんだ。日本の新生にさきがけて散る。まさに本望じゃないか」
この「敗れて目覚める」という言葉が、達観した兵士の心境を表すとして有名になりました。
この言葉が、米国的思想で有り得ない、捏造だという説を主張される方も出ておりますが、当時の日本の状況と葛藤を客観的に現していたのも、また、事実であると思います。生死の意味さえも考える間さえなかった。
現在の日本で、命さえも投げ打って自己犠牲のもとに他人を救おうという気持ちを持てる人、また、そうされるだけの価値のある人がいったいどれだけいるだろうか。自己の小さな目先の利益のために平然と自分の友を売り、裏切り、国を売る。身内でさえも売る者がいる、そんな者を生き永らえさせ、蔓延らせるために、先人たちも「大和」も戦われたのではないと思います。軍上層部の作戦指導が誤っていたから「大和」は沈んだ、そう言われる人もいるでしょう。しかし、そんな簡単な言葉で終わらせる事ではないと思います。戦いの結果、多くの植民地とされていた地域が国として独立を成し遂げました。戦い敗れても、人が在り魂があれば国は再生は可能です、しかし、魂までをも失ってしまっては、国は滅ぶしかありません。今、日本の魂までをも滅ぼそうと手を延ばしている国があります。日本という国を後世に残して行くためには、それに気づき、打ち勝たねばならないです。
Posted at 2014/04/10 00:15:13 |
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