PCVバルブ 清掃
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
以前から、フルスロットル加速時にマフラーから白煙を2~3秒間吐く様になっていたので、PCVバルブの詰まりと思い、取り外して清掃してみました。
左バンクのヘッドカバーの一番後ろにある、ホースが付いた、このバルブです。サージタンクを付けたままだとソケットレンチが入らないのですが、バッテリーを取り外せばメガネレンチが入ります。
テーパーネジなので、取り付け時に限りなく締まっていくので、元の位置をマークしてから取り外します。
2
洗浄に使ったのは、おなじみの エンジンコンディショナーです。
ワンウェーバルブになっていますが、機能や通気状態は問題無さそうでした。
バルブの両側から吹きこむと、黒い汚れがドバドバと限りなく出てきました。
手が真っ黒になったので、作業中の写真が撮れませんでした。
3
皆さんも書かれていますが、GR系エンジンのブローバイガスは、低中負荷時はPCVバルブが開いており、スロットルバルブのすぐ後方からサージタンクへ吸い込まれています。
高負荷時はサージタンク側が大気圧に近くなり、バルブは閉じ、代わりに右バンクの方の、このホースからサクションパイプに吸われます。
急加速時に白煙が出ていたのは、おそらく低中負荷走行中に吸い出しきれなかったブローバイガスがクランクケースに溜まり、全開時にサクションパイプの方から吸われたのだと思います。
スロットルバルブの前面側が汚れる原因かも知れません。清掃後は白煙は出なくなりました。
4
見にくいですが、マークXの新型車解説書にある説明図です。
破線矢印が新気。細矢印が低中負荷時、太矢印が高負荷時のブローバイガスの流れです。
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