マサトのブログ一覧

このブログは書こうかどうか迷いました。

今まで綴ってきたブログは確かに自分の歴史であり

思い出であり、回顧録の意味を込めてここに綴る

事としました。　車ネタではないのでお詫び申し上げます。

それはある一本の電話から始りました。　ちょうど休みだった

2月3日、美容院から帰る時でした。　母親から父親の体調が

悪く救急車で緊急搬送をしたとの事でした。

昨年胃がんの手術をしたので、それが悪さをしたものと

頭をよぎりました。

癌の転移ではなく、胆嚢が原因での激痛でした。

当初2週間程で退院出来るものと誰もが思っていましたが、

状況が悪くあちこちに悪さをしていました。　糖尿病、

肺の影等であちこちがたが来ていた父の体の治療は、

いたちごっこでした。　先生から何度ともなく危ないと

言われ病院に駆けつけました。　　2月のうち半月はお休みを

もらい病院に行き来しました。　





それでも父はもともと見た目も

若く強い人だったので弱音を吐く事なく辛い闘病生活を

耐えていました。　　3月下旬に入り病院に行っても寝ている

事が多くなり、最後は話す事もなくなり、そして自分の

存在もわからなくなりました。　　ただまだ元気の時、

父からのメッセージをきちんと伝えてくれました。　

母の事が気がかりだった様です。　看護師でもある母親は

毎日病院に看病に行き生活を続けていました。　

私の前では涙は見せなかったですが、個室病棟の部屋で

父の寝顔を見ながら泣いた事が多々あった事を後を、後から聞かされました。

そしてたまたま休みだった3月30日、主治医より

「もう限界です。　後数時間ですと言われました。　覚悟は

していましたが、ついにこの日が来ました」

そして21：36分苦しむ事なく静かに他界しました。

肺炎を患いとても辛い入院生活を最後まで送っていました。

コロナウイルスで今世間は大変な事になっています。　　

お葬式も家族葬でひっそり行ないました。

住職は高校の同級生に頼み、お通夜はお酒を一緒に

飲んで家族と楽しく笑いながら過ごしました。　

きっと父も楽しい雰囲気の方が喜んでくれると

思ったからです。

ボルボに乗る様になったのも父の影響がありました。

初めて買ったのは850エステート。　　

乗せてあげた時は嬉しそうにしていました。

人は、誰しもが忘れている。　生まれた瞬間から死への

カウントダウンが始まっています。　それはあたり前の事

ですし、受け入れなければならない事。　　

３月のある日園芸店で見かけた桜が気になり、

庭に植えました。　




この桜が満開に咲く季節になる頃、父の事を毎年

思い出す事でしょう。

そして自分の心にはいつも父が居るので、不思議と寂しさは

ありません。　　辛い闘病生活から解放されて良かった。



それでも最後に一言、



今まで ... ありがとう。


厳しい父親は若い時、嫌いでした。　でもそのおかげで

強い男になれました。　


安らかにお眠りください。




父　88歳にて死去。

偶然にも歴代のボルボと同じ数字。

てな感じになっております。　職場環境の変化で...

ディーラーへは2台の愛車の点検に出す程度で、弄りは皆無です。

代車は旧S60 エンジン音と匂いに懐かしさを感じずには

いられません。




セレナの点検に出したり、




ガレージは2台とも代車になったり、





ディーラーのイベントでオリジナルアロマオイル作ったり、







なんやかんだで弄りネタはありませんが、日々S60と

触れ合っております。