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2012年06月25日 イイね!

嫁さんバイクのタンク錆除去作業

嫁さんバイクのタンク錆除去作業さて今週末の過ごし方はと言うと…、久々に嫁さんのバイクとの格闘でした。(;^_^ A フキフキ

そもそも、うちの嫁さんには所有バイクが二台ありまして、一台は600ccのフルカウルツアラーモデル、そしてもう一台は250ccのオフロード車…。
そしてここ数年嫁さんは腰痛が酷くて、ほとんどバイクには乗らなくなっており、極稀に体調が良い日に乗れても250ccのオフ車で近場まで~、が常となっております。

そうなると必然的に600ccのバイクの方は、乗ってもらえる事も無くなってしまい、月に一度程度、私がガレージでエンジンだけは掛けて暖気する程度(暖気ばかりではバイクには良くないのですが…)が関の山。

そして半年くらい前には、取外してちょくちょく補充電していたバッテリーも御臨終。(T_T) ウルウル
そうこうしている間にそのバイクも車検が迫ってきて、もう少し軽い大型バイクに乗り換えるか、今のバイクを整備して車検を通すかの選択が迫られていたのです。ウーム (; _ _ )/



ただ、嫁さんも根っからのバイク乗りらしく、降りる or 車検を通さず保管するという選択は無く、取り敢えず車検は通して久しぶりに乗ってみたいとの要望がきました。そこで、どのみちユーザー車検を通すためにも久しぶりに点検・整備をしておこうと各部点検を始めたところ…。

エンジンは時々火を入れていた為に始動・その他に異常は無かったのですが、燃料系統のチェックで久しぶりにタンクを覗いてみてガックリ… Y(>_<、)Y。写真の様に内部には結構な錆が至る所に浮いておりました。

ガレージ保管なので、その他の部分にはさしたるダメージは見られなかったものの、やはり暖気のみで走らせる事も無く、ガソリンが満タンで無い状態が続いていると、瞬く間に結露で錆が進行してしまいます。o(;△;)o エーン

嘆いてばかりいても始まらないので、とりあえず古いガソリンを抜き出してタンクを外しに掛かります。



しかし昔のバイクならば、ガソリンコックを閉めてホースを抜くだけで、比較的簡単にタンクは外せたものでしたが、最近のFI車…というかガソリンタンク内にフューエルポンプユニットが内蔵されるタイプのバイクでは、FIへの圧送の為に、ごついホースがバンジョー締結されており、タンク外すだけでも一応シール類の消耗品交換が発生してしまいます。

まぁ事前にサービスマニュアルでシール類の交換が必要な事は解っていた為、行きつけのバイク屋で既に部品は手配済み。気にせずバンジョーを緩めて、ひとまずタンクを車体から降ろします。



そしていよいよフューエルポンプユニットを取り出しましたが…、想像以上の錆状況です。「(≧ロ≦) アイヤー

ただしユニット自体に錆の付着はあるものの、大半はもらい錆程度でパーツクリーナーで取れる程度のものでした。しかしパーツクリーナー一本使いきってもまだ錆が残っている状態…。これでは埒が明かないので、結局行きつけのバイク屋の洗浄台を借りて洗油(灯油)で地道に錆を落としました。



…で、苦労の甲斐あってか、何とか綺麗になりました。ヽ( ̄▽ ̄)ノ
幸いユニットのストレーナへの錆の流入も比較的少なく、洗浄であらかたは除去できた様子。錆が進行してからは、下手に走り回らずに暖気だけだった事…、その点だけは良い方に働いた様です。(;^_^ A フキフキ



さてお次のガソリンタンク内部の錆落としについては、もはや定番中の定番である“花咲かG”を使います。

四輪車の方でタンクの錆落しをされる方は、ほとんど居られないと思いますが、二輪車ではタンクの取外しが比較的容易なのと、錆の進行が確認し易い(目に付きやすい?(^u^)プププ)ので、個人でも錆落しをする事が稀にあります。

今回のタンク内部の錆は、明らかに結露による錆の進行と見て取れる様に、水滴が出来た箇所を中心に、ポツポツとした点錆が発生していました。
それでもタンク内部の錆の進行も比較的軽度で、表面に浮いた錆を取り除くとスチールの極薄い表面のみの侵食に留まり、深く侵食された様な錆では無かった点に救われました。



先にも触れた様に、最近のフューエルポンプユニット内蔵式のバイクだとタンクを外すのに、多少の手間と消耗品交換が発生する点が面倒です。

しかし反面で言えば、ユニットの取り付け穴が比較的大きく作られている為、ユニットを取外しさえすれば手首までタンクの中に入るので、自分の手で真鍮ブラシを駆使してやれば粗方の錆を直接落とす事が出来る点は大きな利点にもなります。(≧∇≦)b OK!

粗方の錆を落としたら中性洗剤でタンク内部を洗浄し、本来の給油口にゴム栓をして漏れ止めをしたあとひっくり返し、先の“花咲かG”を薄めてタンク内一杯まで薬液で満たして一晩浸漬をします。



翌日には、浸漬した薬液により内部の錆はほとんど取れておりました。
そこで内部の薬液を排出し、再度内部を流水で綺麗に洗浄。

そして花咲かGの取説にあるとおり、浸漬前の薬液を1リットル程、最初に取り置きしておき、最後にその薬液で内部をリンスする事で、タンク内部に防錆効果を得る事が出来るとの事でリンスを実施。

そのままタンク内部の乾燥を待てば錆取りは全て終了。写真の様に綺麗に錆が落とせました。(≧ ≦)Ω ヨッシャ!

そして先のフューエルポンプユニットを新しいシールとアルミワッシャーに交換して組み付け。新しいガソリンを補給して漏れが無い事を確認して車両を復旧。マシンも何事も無かったかの様に、元気に息を吹き返してくれました。キラーン d(-_☆)!

浸漬の時間も考えると、今回の錆落とし作業だけでも週末は潰れてしまいましたが、意外と楽しみながら作業できましたし、メンテナンスによってマシンが以前の正常状態へ復旧されていく様は、掛けた苦労が報われる様でワクワクします。

…とっ、それ以前に今回の様な事態にならない様に、普段から気を配ってやらなければならないところなんですが…。(⌒o⌒;) …
Posted at 2012/06/25 00:45:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク整備 | 日記
2012年04月29日 イイね!

GWの過ごし方…、タイヤ交換しました。(バイクなんですけどねぇ…。(;^_^ A フキフキ)

GWの過ごし方…、タイヤ交換しました。(バイクなんですけどねぇ…。(;^_^ A フキフキ)ようやくやってきたGWですが…、仕事の都合もあって今年の休みは暦どおり…。しかも前半の三連休は、またもや仕事の当番週で遠出は出来ないのであります…。Y(>_<、)Y








しか~しッ!こんな事もあろうかと出かけられない休日用に、しっかり整備ネタは確保してあるのだよ!明智君!(¬ー¬) フフフ
(…相変わらず表現古いな…。o(ToT)o ダー)

…と言う事で、タイミング的に丁度スリップサインの出掛かっていたバイクのタイヤを、本格的ツーリングシーズンを前に交換します。



これまで履かせていたタイヤは、ブリヂストンの一世代前のスポーツ寄りタイヤ、BT-014を前後ともに。

バイクでは昔からのブリヂストン派なので、今回もタイヤ選択はやはりBT。ただし今回は家計の事も考慮して、リアには若干の持ちの良さを期待してツーリング寄りのBT-023を選択。フロントに関しては、ひとたび流れれば命に関わる重要なファクターなので、スポーツ寄りのBT-016 Proを選択。

価格は前後で45k円とやはり痛い出費になります。それでも行き付けのバイク屋で購入しておりますので割安ではあるのですが…。

さて実際の交換についてですが、これまでの二十数年、自分のバイク1台と嫁さんのバイク2台もともに、行き付けのバイク屋で道具を借りて交換作業をしてきたのもあり、作業自体は手慣れたものなんですが…。
(何せ、そのバイク屋さんは「自分で出来る奴は、工具貸してやるから自分でやれ!」がモットーですから…(;^_^ A フキフキ)

残念ながら本日は、店の常連さんを伴って珍しくツーリングに行く日で、あいにくの臨時休業。こちとらせっかくの休みも、またしても仕事の当番でツーリング企画に参加できず…(T∇T) ウウウ。



仕方がないので昨日のうちに、作業を楽に済ませるのに必要な“ビード落とし”をお店から借りてきました。(お店休みですからねぇ…。Ψ(`∀´)Ψウケケケ)

流石に二十数年バイクを弄っていると、その他の道具はひと通り揃っているのですが、流石にビード落としはまだ持っていません。無くても何とかはなるのですが、例によって私は目的の作業以外の部分で「せっかくだからここも~」となるのは火を見るよりも明らか…。…と言う事で時間節約の為に、わざわざ前日に購入したタイヤと共に借りてきました。(^u^)プププ

そんなこんなで自宅でタイヤ交換開始です。ひとまずスタンドを掛けて、リアタイヤを外し、ムシも外して空気を抜きます。そして借りてきたビード落としで両面のビードを落とし、あとはタイヤレバー&リムプロテクターで旧タイヤを外します。

ここですんなり新タイヤを組めば良いのですが…。いつもの如く、やはり外したホイールの汚れやスプロケットの汚れが気になります。( ̄ー ̄; ヒヤリ
まぁ予定通り(?)、ホイールとスプロケ周りの汚れを清掃します。もちろんバイクのホイールにはベアリング等の機能部品が付いてきますから、水が入らない様に養生して作業します。(このあたりはやはり、自動車のホイールと違い手間が掛かります。)

二十五年以上前のバイクですから、ホイールに付いたブレーキダストや汚れ、傷等も多数あり。既に落ちない汚れも多くて目立ちますが、一応自分の納得出来るまで洗います。



さて今回は、既に数年使用しているエアーバルブも交換します。エアーバルブ自体はまだ使えそうでしたが、所詮消耗品のゴム部品で値段も安い物ですし、この先エアー漏れでバルブの為だけにタイヤを外すのも面倒臭いので新品に交換します。

古いエアーバルブはバッサリ、カッターで切落として周辺を綺麗にします。そして新しいエアーバルブをホイールに通して、バルブ入れ(正式名称失念…(;^_^ A フキフキ)で引き入れます。



そしていよいよ新しいタイヤをホイールに入れていきます。ローテーションを確認後、ビードにワックスを塗ってバランスマークをバルブ位置にあわせて入れていきます。

丁度今日は非常に温かくて新品タイヤも軟らかめだったので、ホイールに入れる作業は体重を掛ければ片面と残りの半周は苦も無く入ります。残る僅かをタイヤレバーで数回立てればスポッと入ってくれます。(寒い冬場なら、こう簡単にはいきませんが…。Y(>_<、)Y)

そしてエアーを充填しビードを上げていきます。パンッ!、パンッ!と小気味良い音を立ててビードが上がると、ひとまずは交換終了。エアーバルブ部やタイヤ全周の空気漏れを確かめ、特に漏れも無いようなので次にバランスを取ります。



もともと古いバイクですので、やはりホイールのバランス自体も良くはありません。いつも軽量点を合わせて組んでも、結構な重さのウェイトを付ける事になります。( ̄ω ̄;) ブヒ~

今回もトータル20g弱のウェイトでようやくバランスが取れました。まぁ前回のトータル20gからすれば、今回は5gのウェイトを若干削って3g程にしてバランスしたのですが、このあたりはタイヤのバランス次第と言う事で、やはりもう少し偏りの少ないホイールだったら…と思います。



そしてホイールのベアリングの動きをチェック。特に動きに渋さやゴリゴリ感は無く、今回は特に至急の交換の必要は無さそうです。
ベアリング部やシールリップ、アクスルシャフト部への適宜グリスアップを行い、リアタイヤを元に戻します。

あとはチェーンの張り調整およびブレーキの当たり出し、規定空気圧への調整を行い交換終了です。ヽ( ̄▽ ̄)ノ



同じ要領で今度はフロントタイヤを交換。とは言えこちらはブレーキパッドを外さなければ、キャリパーがホイールから外れない構造なので、先ずはパッドの取外し。ダブルディスクなので両方ともキャリパーを外して、ようやくホイール取外し。

フロントは多少タイヤ幅も小さいので、若干作業もし易いですが基本は同じ。あとはせっかく取外したのでブレーキパッドの清掃、面取りやガイドシャフトの磨きとグリースアップ等を行い元に戻します。
(ブレーキのピストン周りの清掃メンテ、揉み出し等は流石に後日にまわします。(´Д`) フゥ)

以上で無事、前後タイヤの交換終了です。あとは天気があまり良く無さそうですがGWの後半戦、家族サービス&親戚付合いの合間で時間が取れれば、タイヤの皮剥きに走りたいなぁ~、と思っております。o(*^▽^*)o~♪
Posted at 2012/04/29 23:59:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | バイク整備 | 日記

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「[整備] #ヴェゼル ドアキックガードシート貼付け https://minkara.carview.co.jp/userid/1115485/car/3096019/6677279/note.aspx
何シテル?   12/19 17:36
こん**は~!MIYANと申します。普段はバイク一辺倒ですが、妻の愛車乗換えに伴い、自動車にもチョッカイ出し始めました。皆様、よろしくお願い致します。(^o^)...
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