伊達(だて)のブログ一覧

災害６日目を迎えた日（正確には翌日になりましたが）、帰京しました。
母親をひとり残すのは心苦しいのですが。。。隣近所にご挨拶をし被災地を後に。
山形空港までは順調にバスを乗り継ぎ移動することが出来たのですが、雪による悪天候が続き
いつ乗れるかわからない事態に突入！
空港内は大混乱！
予約していた臨時便２１時３０分羽田行き、飛行機に搭乗したのは２４時近く。
羽田に着いたのは２時頃でした。
当然、公共交通機関は動いておらず自宅までタクシーのお世話になりました。
これほど東京が遠く感じた事は無かった。
自宅に辿り着いて一安心。

是非！皆さんの職場にもお願いします！
デザイナーの松本さんが素敵なポスターを作製されました。
皆さんの職場や家族の方々に教えてあげた下さい。
配布・掲示頂ければと思います。
http://ow.ly/i/9cxt/original

本日、被災地の栗原市方面　断水解除！
母親を一人残してきたのでライフライン完全復旧まで心配でしたが、何とかこれで一安心です。
電話口で涙が溢れてしまいました。

沿岸部（東松島市）の友人から連絡有り！
夫婦で市役所職員の為、復旧活動を行っているとのこと。
家も車も流されてしまい何も無くなったけど、家族は全員無事！安心してください！とのこと。
車好きの友人が車を津波で流され悔しいだろう。
いつも会うたびに笑顔を振りまき、周りを笑いへ導く友人の笑顔に早く会いたいと思う。
市民の救助、復興に向けて頑張っている姿が目に浮かびます。
地震発生後、７日ぶりの本人からの連絡でした。
良かった！

3月10日から仙台出張。
翌日、仙台の営業所で震災に会いました。地震直後、会社の車で社員を自宅へ届け一路、独りで暮らす母親が住む栗原へ向かいました。
地震直後は仙台市内も凄い雪となり、街中はパニック、信号の動かない中を何とか4時間半掛け辿り着きました。今思うと夢中でありながらも結構冷静に行動出来ていたと思っています。
暗がりの家の中で母は独りジッとしていました。
強がりな母ですが、怖かっただろうと思います。。。幸い実家の家は大きな害もなく普通に生活できる状態で良かった。

こうしてブログを書けるのも6日ぶりに電気のある生活に戻れたおかげです。
震災後は闇の生活でした。毎日余震が続き眠れない夜。
少なくなる灯油、水。。。情報源は携帯ラジオ。時折開いてみる携帯ワンセグ。
街の中も闇でお店など何処も開いていない。正直心細くなりました。
でも私は良い方だと感じています。連日聞こえてくる悲しい情報。胸が痛くなります。
知人が遺体で。。。って事が自分の身に起きるなんて思ってもいませんでしたから。。。

今、NEWS23を見て津波の凄さを改めて知りました。
でも。。。仙台在住時に住んでいたところなんだと思うと怖さが込み上げてきます。

取り敢えず、明日帰京する予定です。
しかし借りた車は実家へ放置です。ガソリンが無いし買えないし。。。売っていないし！
東北新幹線は復旧するまで1カ月は要するだろうと。。。
実家から仙台へ仙台から山形へバス移動。ＪＡＬ便で羽田へ

皆さんにお願い！
過度な食材の買い置きや灯油、ガソリンの買いためしないで下さい。
海沿いの被災地はホントに困っています。
まだまだ孤立し救助を求めている人たちが沢山います。
是非、お願いします。
※写真は近所の墓地