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2011年08月31日 イイね!

おおきくなったら

息子が通う保育園の様子が、ローカルケーブルテレビで放映された。
その番組内の「大きくなったら」というコーナーでは、息子のクラスの園児全員がインタビューを受けていた。
以下は、うちの息子がインタビュアーのお姉さんに受け答えしていた様子の抜粋と、それを見ながら脳内でダメ出しをしていたぼくの心の声。

---

お姉さん「大きくなったら何になりたいの?」

息子「レーサーです!」

 ぼく(お前、この前まで消防士って言ってたじゃねぇか!)


お姉さん「どんな車に乗りたいの?」

息子「オープンカーです!」

 ぼく(まて!そこは常識的に考えて「ユーノスロードスターです!」って言うところだろ!)


お姉さん「どんな色の車が好き?」

息子「金色です!」

 ぼく(銀色じゃねぇのかよ!)

---

子供とは、かくも思い通りに育たない。
息子よ、とりあえず、レーサーになるのは止めとけ。
Posted at 2011/08/31 20:07:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2011年08月28日 イイね!

黒光りシャイニング

黒光りシャイニング神輿の屋根にプレクサス。
ユーノスで使い切れない余剰在庫だけど、神様も納得の輝き。
Posted at 2011/08/28 15:13:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | モブログ
2011年07月11日 イイね!

スミちゃんの事

最近、クローゼットの奥の方から懐かしいハンカチが出てきた。
その緑色のハンカチは、昔、ぼくが勤めていた会社の女子社員から貰ったものだった。

思い浮かぶ情景は、緑色のコーヒーカップを申し訳なさそうに持っているスミちゃんの顔から始まる。
ぼくが社内で使っていたそのカップは、"カッパの信楽焼があったならこんな色合いだろう"というような感じの陶器製だった。
当時、お客様用の湯飲みや個人で持参したコーヒーカップの類は女性社員が洗う事になっていたのだが、彼女はうっかり手を滑らせてぼくのカップを割ってしまったのだ。
スミちゃんは、ぼくが入社してから3年後くらいに中途入社してきた20代中頃の子で、どこかアンニュイな感じがする不思議な雰囲気を持った子だった。

彼女は言った。
「ごめんね。割っちゃった...」
ああ、スミちゃん、そんなの別に気にしなくていいよ。
明日、代わりの持ってくるから。
「ほんとにごめんね。蛙の置物みたいで、すてきなカップだったのに...」
彼女は妙なベクトルで一目置いているようだったが、そのカップはぼくにとって思い入れも何もない、ただのネスカフェゴールドブレンドをお湯で溶かすための容器に過ぎなかった。

その夜、ぼくは職場で使う新しいカップを用意した。
近所に出来た大きな書店の開店イベントで貰った白いマグカップで、割れた蛙の置物カップの3倍くらいはありあそうな大きさだった。

翌日、給湯室で新しいカップを渡すと、スミちゃんは包装紙に包まれた薄い箱をくれた。
「これ、カップのお詫びに。ごめんね」
ああ、そんなのほんとに気にしなくていいのに。
開けてみると、鮮やかな緑色のハンカチが入っていた。
「緑、好きでしょ?」
そう言ってやさしい笑顔を浮かべるスミちゃんに向かって、「い、いや別にそんなに好きじゃないけど」などと言える訳がない。
ぼくは、当たり障りのない感謝の言葉を返した。
もちろん、ちゃんと心を込めて。

新しいカップはすこぶる好調で、ぼくはデスクで思うさまゴールドブレンドを消費しながら、数ヶ月が経った。
夏真っ盛りとなっていたその頃、職場の部署の皆で海へ行く事になった。
ぼくはその頃はまだあらゆる部分で若さがスパークしていたので、同じフロアの同僚女性たちの水着姿を拝見するのを楽しみにしていた。

当日の砂浜は、真っ白な太陽の光線をぎらぎらと照り返していた。
絵に書いたような絶好の夏のレジャー日和だった。
惜しむらくは、スミちゃんが水着じゃなかった事だ。
詮索するのがはばかられる諸般の事情であろう。
彼女は、その細い身体にふんわりとしたワンピースを纏って、ひらひらと海風に委ね躍らせるようになびかせていた。
ぼくは、残念に思いつつも、ああ、これはこれでいいな、と思った。

そうこうして夕刻、皆が思い思いにバーべキューや海水浴を堪能して遊び尽くし、のんびりと後片付に取り掛かっていた頃にそれは起こった。
不意に吹いた突風が、ターフをばたばたと吹き抜け、スミちゃんのワンピースの裾をふわっと持ち上げたのだ。
神風の術のファンファーレが脳内で響く中、一瞬だけあらわになった彼女の白い足と下腹部。
あたりまえのように、その瞬間を見逃すはずはなかった。
ぼくは、心の中でネプチューンに親指を立てた。


それから半年くらい経った頃、スミちゃんが退社した。
"おめでたい事柄ではない"一身上の都合だとしか聞いていなかったので、送別会でも退職理由にはあまり触れずに送り出した。
スミちゃんか在籍していたのは、思い起こせば結局1年半くらいだっただろうか。
後に、風のうわさで、ジャスコでレジ打ちをしていたスミちゃんを見た、という話を聞いた。
ぼくは、ああスミちゃんならジャスコのエプロンもさらっと着こなすだろうな、くらいに思ってそれっきりだった。


そして、今、
ぼくがその会社を辞めてもう15年経つ。
でも、今もぼくはスミちゃんに貰ったハンカチの鮮やかな緑色と、それに似たユーノスロードスターSRリミテッドの限定色スパークルグリーンメタリックを見るにつけ、
スミちゃんの事と、
あの日の彼女の、薄いミントグリーン色のパンツを思い出すのだ。
Posted at 2011/07/11 21:59:30 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2011年06月22日 イイね!

わかりやすくガンダムで例えてくれ

若かりし頃に「機動戦士ガンダム」に毒されて育ち、今もなおその影響を少なからず引きずっている成人たちがたくさん存在します。
そして、その人たちは、自身の知識や理解が足りない事柄について他人に教えを乞うとき、
「わかりやすくガンダムで例えてくれ」
という風に揶揄することが多聞にあります。

ぼくは、そういう類の人から
「ユーノスロードスターってどういう車?」
と問われたときには、間髪を入れずに
「モビールスーツで例えるなら、ザク1のような自動車だよ」
と答える準備がまんまんなのですが、なかなかそういう機会に恵まれません。
ええ、きっとこの先もそのような機会は無いと思います。


もういっその事、適当にその辺のガンダムな人を誰か捕まえて、
「ねぇ、旧ザクってロードスターで例えると、NAなに型なの?」
と問い詰めて、このどうでもいい事案に終止符を打ちたい。
Posted at 2011/06/22 21:00:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2011年06月14日 イイね!

再生と廃棄のあいだ

先週の夜、明かりを灯さずに家の階段を駆け上がっていた際に、コントみたいに思い切り足を踏み外した。
のたうち回りながら、激痛の発信源である左足を見やると、親指の爪がべろんと剥がれ上がっていた。

思わず
「暗闇だからリトラクタブル爪がポップアップしたんだな、道理だわ。」
と、思考して痛みを緩和させようとする、ぼくのけなげな前頭葉のロードスター野。
グッジョブ、脳。

さておき。
1週間が経過した今、ポップアップした爪はかろうじてぼくの足の親指に留まり、その進退を見定めているようだ。
未だ、歩行やクラッチペダルの操作に若干の不自由がある程の痛みが続くこの爪は、一体どうなるのか。
不注意なぼくが過去に罹災した同様の怪我の経験では、既存の爪の下から新しい爪が生成されてきて、カニが脱皮するかのように古い爪がぺろんと剥がれていた。

しかしながら、足の親指の爪がカニの甲羅程度の存在などではなく、ユーノスロードスターのリトラクタブルヘッドライトカバーであると思い込む脳が、なんか色々な小難しい原理とかで親指の代謝に働きかける事ができるならば、
「そのような大切なものを簡単にぽいぽいと新しいものに換える訳にはいかない」
という意思エネルギーによって、古い爪が元通りに定着することも可能ではなかろうか。
そう、エンジンフードとの高さも隙間もぴったりと均整がとれた、愛らしいユーノスのヘッドライト周辺の様子のように。

がんばれ、脳。
Posted at 2011/06/14 21:27:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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