気候も良い絶好のツーリングシーズンとなりました。
さて私事ですが人生の転機となる特別な年になりシルバーウィークに合わせてお休みを頂きました。
最初で最後の長期フリー連休、初めての北海道旅行に行ってきました。
納沙布(ノサップ)岬と野寒布(ノシャップ)岬、釧路湖と屈斜路湖など訛ってるのかと思ってた程の北海道音痴です。
初日の宿以外はノープランの現地で情報収集しながらの旅行になりました。
北海道でお世話になった方々、ありがとうございました。（見てるかな～）
お休みは9月16日(水曜)の午後から取っていたのですが生憎の天候で有休だけ消化して仕事、翌日の17日(木曜)も雨に出発するのは抵抗があり見送り、せっせと「燃費計みたいな物」をリニューアルしていました。
外観では液晶表示器が大きくなり、操作スイッチをメンブレン仕様にしただけですが、内部的には超小型のCPUボードを採用してみました。
構想として巷で流行のWi-Fiコントローラーチップを搭載する予定なのですが、大容量メモリと高速なCPUとして使う予定でスペースだけ確保しています。
出来るなら形にして持って行けばいろいろテストも出来るかなと思いましたが、お荷物にしかならない完成度だったのでテスト中のブレッドボード仕様の方を持参しました。
前置きが長くなりましたがいよいよ出発です。
長期旅行のため写真はアルバムを作成しました。
（
その１、
その２、
その３）
１日目9月18日(金)
自宅～舞鶴港
日数にも限りが有りますので舞鶴から小樽行きの新日本海フェリーを使用しました。なぜかお盆と違って通常の一番安い料金なんですね。
フェリーの出港が0時30分と普通に金曜日の仕事が終わってから乗船出来る時間なので満席でした。でも、ピンクナンバーは自分だけだったかも・・・
２日目9月19日(土)
小樽港～ライダーハウスやまださん
朝8時、フェリーはまだ能登半島の沖で、長い時間を使って調べ物をしようにも携帯は圏外。小樽港入港は20時45分でした。
予約していたライダーハウスまで約30分、手作りの家で五右衛門風呂もありました。
奥様が造るパンの材料は大阪で仕入れてるそうです。コナモンは大阪が一番ですって。嬉しいな～
同宿のベテラン先輩にアドバイスを受けて道北に行くプランを練りました。
３日目9月20日(日)
ライダーハウス やまださん～旧花田家番屋～苫前ウィンドファーム～天塩町 鏡沼海浜公園ライダーハウス
雨予報で余市のニッカウヰスキーに行くつもりでしたが、晴れてきたのでUターンしてオロロンラインで道北に向かいました。
でも。30分程走ったら雨。覚悟を決めてレインウエアで走りましたが、凄い強風で走り難かったです。
帰宅後に気付きましたが上平ウインドファームを見逃してました。
鏡沼海浜公園ライダーハウスは町営なので料金なんと200円。でもお風呂に500円払ったから安くもないかｗ
４日目9月21日(月)
鏡沼海浜公園ライダーハウス～サロベツ原野～ノシャップ岬～宗谷岬～エヌサカ線～計呂地交通公園ライダーハウス
引き続き天気は不安定で雨雲に囲まれて出遅れました。
遠くに一直線に並ぶ風車が見えたので覚悟して出発。まずは風車を裏側からとルートを決め、近付くと丘に隠れてしまいオロロンラインに戻る途中で雨雲にキャッチされました
サロベツ原野を通り抜け野寒布(ノシャップ)岬へ。北海道の北側にあるのがノシャップ岬、最西端にあるのがノサップ岬。ややこしいよ～
到着と同時に大粒の雨、諦めて走ってたら宗谷岬に到着した時は晴れてました。
この後、エヌサカ線を通り、計呂地交通公園のライダーハウスに泊まりました。
ここは客車(300円)と駅長室(500円)に宿泊できます。少しリッチな駅長室、冷蔵庫・電子レンジ・食器付きでした。
５日目9月22日(火)
計呂地交通公園ライダーハウス～サロマ湖～博物館網走監獄～知床半島～ライダーハウス雑魚寝処(熊の入った家)
この日以降は晴天続きでしたが、天気予報は信用出来ないので雨装備で出発しました。
博物館網走監獄は昔の網走刑務所を移築したもので刑務所の歴史など詳しく学べたので約2時間ほど見学しました。
その後も「し～れ～と～こ～の～み～さ～き～に～♪」と口ずさみながら知床へ。今は世界遺産なんですね。
道の駅うとろ・シリエトクに到着時は既に夕暮れ前でしたが知床五湖に向かい、営業終了寸前だからと無料で停めさせてもらいました。ここで予定が狂い、恐怖の真っ暗な峠で宿に向かう事になりました。
６日目9月23日(水)
ライダーハウス雑魚寝処～標津町メロディロード～風蓮湖～ノサップ岬～摩周湖～屈斜路湖～ライダーハウス レストランぽんと
日の出の見える場所に寝ていたのに日の出の瞬間は見逃しましたが、早朝出発だと少し余裕が出来ました。
知床旅情が脳裏から離れないまま標津町のメロディロードでサウンドレコーダーやムービーカメラを駆使しながら10往復ぐらい頑張りましたがメロディは録画出来なかったので自分で歌って録音しました。(笑)
納沙布(ノサップ)岬は「北方領土を返せ!」の看板ばかりでした。摩周湖を経由して屈斜路湖のライダーハウス レストランぽんとに宿泊。
湖畔の無料露天風呂が気持ち良かったです。ライダーハウス専用メニューのカツカレー(500円)が美味しかった。
７日目9月24日(木)
レストランぽんと～美幌峠～網走湖～二度目の網走監獄(チェックインのみ)～ナイタイ高原牧場～ライダーハウス ログ由縁
早朝から美幌峠に行かれた方に綺麗な雲海が見れたと教えて貰い出発。
確かに綺麗な雲海。網走湖を見に行った序に網走監獄にチェックイン(某SNS)。
帯広で上士幌町の凄く大きなナイタイ高原牧場に寄り、最終日は少しリッチにライダーハウス ログ由縁(ゆかり)に宿泊。1,500円にしてはベッドや談話室、キッチン、お風呂など設備充実でベテランライダーも多く、美瑛や富良野の見所を教えて頂きました。
８日目9月25日(金)
ライダーハウス ログ由縁～ジェットコースターの路～マイルドセブンの丘～青い池～白髭の滝～十勝岳望岳台～吹上露天の湯～「北の国から」ロケ地～幸せの黄色いハンカチ思い出ひろば～新千歳空港～北海道博物館～札幌市時計台～小樽港～日本海
北海道最終日なのでフェリーの出港時間(23時30分)に間に合えば宿と時間の心配は無いので走りぬく決意。
ジェットコースターの路は写真では和歌山の広域農道の雰囲気に似てるのでパスかと思ってましたが一度は行って損しないとの教えでマイルドセブンの丘、青い池、白髭の滝、吹上露天の湯のコースに組み込みました。
その後、新千歳空港経由で北海道博物館 (旧北海道開拓記念館)に行き、先日追加された公共建築100選のバッジをゲット。
北海道に来たらこれかという札幌市時計台を通り小樽港に行きました。フェリーで爆睡し、予定していた写真整理は出来ませんでした。
９日目9月26日(土)
日本海～舞鶴港～自宅
少しだけ写真整理するものの疲れで寝てばかりのため作業は進まず舞鶴に入港。帰りは雨が降ってなかったので走り易かったです。
途中でみん友の(・ω・)ﾉ雅ｯﾊﾟさんに迎撃されました。少し喋ってる間に雨の気配に気付き雨雲レーダーを見ながら時間調整して無事に帰宅できました。
GPSロガーによると北海道内の走行距離が2,110kmと自宅～舞鶴港が片道135kmなので合計2,380kmになります。
北海道は広くてガラガラの直線道路も多く、フルスロットルで30分以上走ってみたり普段とは全然違う走りで燃費は最悪～でも少しだけ「燃費計みたいな物」の実験も出来ました。
PCXのエンジンって10,000rpmも回るのですね。エンジンの音が少し喧しくなった気がするのは気分的なものでしょうか。(笑)
誠意と創意で35年半勤めた会社を今月で退職しますので来月からプー太郎です。生活は・・・年金もまだ貰えないしどうしましょうか。
気候も良い絶好のツーリングシーズンとなりました。
