文里のkumaのブログ一覧

生き物は有限という時間の中で生きています、勿論私もそうですし、愛車もそうなのかもしれません
私は生まれた時の記憶はありません、数字で表現するならば、ゼロから始まったと言えます
愛車も最初は部品であったのが、多くの人の手を経て完成して、オドメーターゼロから始まりました
オドメーターの数字はクルマにとって歴史そのものであり、生きた証しであるといえます
そして愛車を駆る者と愛車との歴史そのものと言っていいですね
愛車も自分も有限という世界の中で生きているとすれば、共に過ごすオドメーターの数字は
いつの日か、その数字が止まる日がお互いに来ることは確実なことであります
その数字がどこまで伸びるのか、どこで止まるかは、その時にしか分かりません
そう思うと人生って、巻き戻しができないオドメーターのような気がします
そして人生がオドメーターならば、毎日はトリップメーターのような気がします
人生がゼロからのスタートだとすれば、一日はその日のゼロからのスタートの日だと思うのです
楽しいことが昨日あったとしても、明日も楽しいとはいえません
またその逆に昨日が悪い日であったとしても、明日もそうだとは言えません
朝目覚めて自分自身のトリップメーターをゼロにリセットして
暗闇に向かう愛車のエンジンをかけ、自らライトを点けて進むべき道を走ります
そんなトリップメーターな一日の積み重ねがオドメーターという人生ではないでしょうか
何気なく私の目の前にあるオドメーターとトリップメーターを見て、ふとそう思いました
アクセルを踏めば数字が進む、アクセルを踏むのは誰でもない自分自身なのです

あいにくの雨の日曜日です
午前中は少しドライブして、以前から観たかった「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」を観に行きました



1982年に放映された特撮テレビドラマ「宇宙刑事ギャバン 」の映画化作品です
今からざっと３０年前のものですね、今から３０年前のものって結構印象に残るものが多いです
クルマ、バイク、電車、ファッション、映画、音楽、漫画、アニメ、etc、etc・・・
今でも愛されているものって多いですね
私は懐古主義ではないのですが、良いものはどれだけの年月を経ても光り輝くものだと思います
勿論、最新の物の良さはよく知っていますが、当時お世話になった存在を忘れることはできません
その存在を久しぶりに観たり聴いたり触ったりすると当時の自分に戻れてしまうのです
懐かしいのだけど、どこか今では「ダサい（死語）」と言われても情熱的なものを感じます
数字的な性能の良さではない、人のリズムに同調したのどかさが何とも心地良いのです
昔のものを愛することはそのものにとっても、きっとうれしいことだとではないでしょうか？
自分だって、この世に生を受けてここにいるのなら、いつまでも愛されていたいですよね
クルマにしろバイクにしろ多くの人の情熱によって生まれた存在ですので愛されたいと思うのです
私のような超おじさんにとっては３０年前のものに熱いものを感じてしまいます
この世にはタイムマシンは存在しないですが
もしもあるとしたら、自分の好きな少し前のものの存在に触れたときに心に芽生えた
懐かしいけど、どこか心が温かくなる気持ち、それがタイムマシンだと思うのです
誰の心の中にある存在ですね、そういう気持ちって大切にしたいです

誰でも親しい人と会話するときに
「あれ」という言葉を使う場合があるかもしれません
「ねーねー、あれ取ってあれ♪」
「あれ、今日見つけたんだけど高かったよー」
「あれ、どこにあったけか？」

しかし、親しい間でも「あれ」という言葉を誤解する場合があります
「あれってコレか？　これでいいのか？」
「あれって値段の高いものなのか？」
「あれって目の前にあるソレじゃないのか？　あれって何だ？」

我が家でも「あれ」という言葉を時々使いますが
時には紛争の火種になるので、できるだけ使わないほうが良いかもしれません（笑）

仕事のある平日はいつも決まった時間に準備をしていそいそと愛車に乗り込みます
自宅から道路に出るまでにいつもの通勤常連のＲ３３スカイライン後期型のクーペさんに出会います
位置的に言いますと、私は左折でＲ３３さんは向かいからいらっしゃって右折されます
かなりの確実で毎朝ほぼ同時に出会います＾＾；
お互いに道を譲るのですが、そこそこ交通量も多いのでその場に応じての対応になってしまいます
Ｒ３３さんよりも先に行くのも何ですし、さりとて車の流れを妨げるのもなんですし
毎日お互いに譲ったり譲られたりなのですが、微妙に疲れてしまう超Ａ型な私です（笑）
そのＲ３３さん、マフラー以外はノーマルで上品に決めていらっしゃる紳士な方なんですよ＾＾
Ｒ３３スカイラインは結構タイプなクルマなので、毎朝会うのを楽しみにしていますが
同時にばったり出会うと、譲り合うタイミングでお互いに微妙に気まずくなってしまいます
考えすぎなのでしょうが、私がもう少しスムーズに道を譲れるようになれれば良いのですね
Ｒ３３スカイラインさんがおおらかな性格な方であることを願うばかりです＾＾；

過去に何回か免許書を更新してきた私です
今、手元に過去の免許書が何枚かありますが
いつ見ても、どこから見ても思うことはただひとつ
歴代の免許証の写真が極悪すぎる（笑）ということです
もともと私は色男ではなくエロ男なので性格は人相に出るということでしょうか＾＾；
かなり目つきが怪しいです（笑）、我ながら何を考えているんだ？ってツっこみたくなります
撮り直し無しの一発勝負な免許証写真ですので、それなりに緊張するのですが
撮られる瞬間に自分の煩悩丸出し状態になってしまうのが不思議です（笑）
記念撮影などはいい顔ができるのですが、免許証の写真だと笑顔も不自然になりますね
・・・と言うより、公安関係の人の前で笑顔はなりにくいなぁ＾＾；
かといって営業スマイルで望んでも、結局は寝起きのゾンビみたいな顔になるし（笑）
過去一度として満足のできる写真が撮れません＾＾；
写真とは読んで字の如く、もしも「真実を写す」ものだとしたら
この免許証の写真が本当の自分の顔なのかもしれません（再起不能）