プロビデンス

　久しぶりの更新となります。種々の問題で進捗しなかった工事も、先月中旬より何とか兆しが見え始めました。今週末には、年度末の出来高確認検査を受け、後は11月末の工期に向けて、工事を進めていきます。

　さて、近年の社会状況を見ると、財政制約や生産年齢人口の減少、環境への意識の高まり等を背景に、品質、コスト、安全、環境を含めたさらなる建設生産の合理化が求められています。

  一方、近年、コンピュータや通信技術などの情報化分野で急速な技術革新が進んでおり、建設産業でもこれらの情報通信技術 「ICT (Information and Communication Technology)」を活用した合理的な生産システムの導入・普及の促進により、技術集約的産業へ、そしてより魅力的な産業へと変革していくことが期待されています。

　私の事業所においても世界の小〇と提携して、このシステムを導入しています。簡単に説明しますと、

ドローンにて空撮測量を行います。と言っても、いきなりフライトさせて終わりという訳ではなく、前段階としては基準点となる位置を従来の方法で測量する必要はあります。

ドローンも闇雲に飛ばすわけではなく、規定に沿ったフライト計画に従いフライトを行います。このフライト測量で得られたデートを基に3次元データを作成し、建設機械にインストールすることで、従来のような丁張（施工用の定規）を設置することなく、施工が出来るという訳です。

　
建設機械の運転席モニターにはこのような画面が表示されます。掘削機械の先端を設計の位置に移動して、設計の位置以上に掘削をしようとすると、機械は停止する設定（マシンコントロールモード時）となっています。『建設機械の操作は問題なく出来るが、施工定規通りの掘削や盛り土はちょっと・・・』というオペレーターには、ちょうど良いシステムです。熟練オペレーターには、余り評判が良くないという噂はよく聞きます。まだまだ、発注者・メーカーと協議を行い解決しないといけない問題は色々とありますが、熟練オペレーターの減少・就業人口の減少などが顕著なこの建設業界においてはこれから必然となるのかなと思います。

　導入費用に関しては、システム数や現場の工期の兼ね合いもあるのですが、ＮＳＸの新車フルオプション+スパーダの新車が余裕で購入できる位の費用になっています。請負金額６億程度の工事で導入する必要があったのかどうかは、費用対効果を含めてこれからの検証となります。

　これも人口減少が危ぶまれる我が国においては、『時代の流れ』というか『プロビデンス』ということになるのかなと思います。
　

　さて、話は変わって、すっかり浦島太郎状態の３Ｑパーツですが・・・。

　赤バニやらなんやら、色々な物がリリースされているようですね。

ＷＳＳＢが登場した時には、なんとなくですがこういうもの↑が、割と早い時期にリりースされそうな気がして、余り食指が動きませんでした。ただ単に金欠という話もありますが。今回はムム・・・という感じですね。
（史上最強を謳いながら、次から次にそれを凌駕するデバイスが登場してくるので、どれが最強やねん！とツッコみたくなる感は有りますが・・(笑)）

身なりは小さいですが、効果はかなりのようですね。ミニコも小さい身なりでしたが、実は・・・。なりは小さいですが、モリコに間違いはないでしょう！

実は私がこれ↑が一番、心動かされたものです。何時かはリリースされるだろうなと思っていました。

何とかしたい・・・、と思いながら時間は流れていきます。
これも魔界のプロビデンスということでしょうか？
いやいや、何とかせねば！

　　夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし

　　　　故に、夢なき者に成功なし。（吉田　松陰）