
何かと他国におけるスピーチや反日運動が盛んなのは昔からのことかと…
ところが、ここんところ国内のスピーチが何かとやり玉に…
言論の自由が謳われているので規制できない…
あからさまに聞くに耐えないような酷い内容もあるのでしょうが…
自分の耳で聞いたことないから… 批判などは他の方に譲るとして…
こないだの出張のお伴に久しぶりに内田康夫氏の推理小説買って読みました♪
すると… 以下のようなくだりが…
以前読んだ石平氏らの三人の対談集である「売国奴」と同じような内容が記載されていました…(^-^;
内田氏の場合は…事件に巻き込まれた彼の国の女性や家族を助ける設定であり…
根底には彼の国に対する敬意も見えるし… 小説としては面白いし…彼の国の方が読まれてもそんなに厭な気持ちになることはないかと…
ただ…このくだりは同じ見解の方も多くいらっしゃるようで…
これが全くのフィクションだったら良いんですが…
しかし、同じような内容でも小説だとOKで…集会のスピーチだとNG…?(^-^;
長いんで…興味の有る方のみお読みください…(^-^;
以下、角川文庫 上海迷宮P.23以降の抜粋です。あくまでも推理小説なんでフィクションです。
尚…予告無しに抹消する可能性もあることを御承知おきください!m(_*_)m
『…
蛇頭(じゃとう)と呼ばれる地下組織による、大量不法入国が頻発している。一人当たり二百万円で密入国を斡旋するものである。日本に行けば一攫千金の荒稼ぎができるものと信じて、やってくる。主に中国南部・福建省の貧しい農漁民が多く、彼らにとって二百万円はとほうもない大金だ。一族郎党が金策して、一人の「代表選手」を日本に向けて送り出す。それに見合う「大金鉱脈」が日本にあると信じ、期待するのだ。
「蛇頭」というのは単独の組織ではなく、システム全体の総称なのだそうだ。その分担する業務ごとに、それぞれの「蛇頭」がいるらしい。人集め段階での「蛇頭」、船の手配をする「蛇頭」、日本への上陸を段取りする「蛇頭」、日本での行き先を面倒みる「蛇頭」、仕事を差配する「蛇頭」といった具合だ。
「蛇頭」への支払いは半分が前払い、残りの半分は成功報酬で、雄図空しく船が難破することもあるし、日本に上陸してからすぐに捕まってしまえば失敗と見なされる。それでも半金の百万円は戻ってこない。
運よく日本上陸が成功し、潜伏先に落ち着いたとしても、故郷で夢見たような一獲千金の仕事など、そうそうあるものではない。日本自体が長い不況で青色吐息状態。完全失業率五パーセントほどというのが、ここ五、六年もつづいている。
ということで、彼らは「荒稼ぎ」の仕事に手を染める以外、生きてゆく道がない。外国人……とくに中国人による犯罪が急増しているのは当然だ。
自動車を盗んでナンバープレートを付け替え、港へ運んで貨物船に積んで香港辺りへ送り出すのは、犯罪というより一つの事業のように完成されたシステムになっている。銀行や農協などの金融機関が末端に備えている現金自動預払い機を、建物ごと重機で破壊し、現金を盗み去る荒っぽい犯行のほとんどが彼らの仕業だ。ピッキングという、玄関ドアのロックを簡単に破る方法から、偽造カードや変造カードでカード社会を食い物にするような事件などまで、これまでの日本ではあまり見られなかった。
そればかりではない。彼らの手口で恐ろしいのは、殺傷事件が多いことだ。金銭目的で、いとも簡単に人を殺す。新宿歌舞伎町のクラブに押し入り、営業中で客もいる中で日本人マネージャーを刺し殺し、売上金等を奪い去ったのをはじめ、仲間割れと見られる、中国人同士の殺人事件も枚挙にいとまがない。
いや、中国人ばかりではない。アラブ系外国人の犯罪もここ数年、急増している。日本は島国で、国民の気質も行政も外国人の扱いに慣れていない。文化の違いもあるし、思考回路が異なるから、彼らの行動にどう対処すればいいのか、戸惑うことが多い。
これら外国人による犯罪には、かっては世界ナンバーワンを誇った日本警察も完全にお手上げ状態である。最近のデータによれば、犯罪検挙率はわずか二十二パーセント。犯行を重ねる連中の側からいえばやりた放題といっていい。
…』
Posted at 2013/09/30 23:09:53 | |
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