参戦！コッパディ鈴鹿

本気モードのフルバケ試運転もままならず、ましてフルフェースのヘルメットすら被ったこともない男が無謀にも聖地鈴鹿のコースを真剣に走ろうっていうんだから．．．この先の話はあまり期待しない方が、いや見ない方がいいカモですよ！そこのお兄さん♪

正式には「COPPA　DI　SUZUKA」と言って今年で第４回を数える歴史的には産声を上げたばかりのレースイベントですが．．．いやいやエントリー車を一見して驚きました。３０年～４０年前のクラシックカーがほとんどでなんと我がみとりんがどう見ても一番の若輩車というくらい歴史と文化を感じる格式あるレースイベントでした。



１０時３５分からのブリーフィングに備え飛散（悲惨）防止のためにありとあらゆるレンズにはテーピングが施されます。今回のゼッケンナンバーは９０番。とは言っても実際にコースを走るのは30台程ですが
。

今回のイベントでのメイン目的は勿論、聖地鈴鹿のストレートでＦ様と張り合うことですが実はもう一つの楽しみが車雑誌社の走行＆撮影会でした。ミーハーの私は御多分に漏れず．．．



みとりんとフェラーリＦＦそしてフェラーリ458イタリアとの3ショット！考えられません^_^;そして



ランボルギーニ　レベントンとカウンタックＬＰ400新旧揃い踏み！ありえませ～ん^_^;

とまぁ余興はさて置きこくこくと迫り来る鈴鹿本格デビューに高鳴る鼓動は増すばかり。

コースを確認するために完熟走行を２周していざスタートです！

以前には鈴鹿のフルコースをパレードランしたことはあるものの真剣走行は初めてで、しかも他車との真剣勝負も初めての私はコース取りをどうしたらいいものか悩みながらのスタートになりました。

そしてふとバックミラーを見れば憧れのフェラーリ40様がすぐ後ろに居らっしゃるではありませんか！
最終コーナーまで抜かれぬよう溜めて溜めていざストレート勝負です．．．

なんと３秒で置いて行かれました^_^;　ドッカンターボの威力をまざまざと見せつけられ途方に暮れる間もなく、なんでやねんの想いを新たに次の機会に備え練習だ～と最終コーナーを３速で立ち上がり４速へ入れ１５０キロまで引っ張るぞ～と思った矢先．．．なんとギアはあろうことに２速へ減速。

タコメーターの針は8,000回転は勿論、禁断の10,000回転オーバーとも思われる位置まで振り切って
おりました。気を取り直しもう一度トライと周回するもどうも感覚が違うんです。みとりんの力が出ないんです。緊急ピットインしてよくよくメーターを見て驚きました。エンジン制御表示灯が点灯しＤモードへの切り替えすらできなくなっておりました。



↑画像は微かにＦ40の横っ面を写すもあっちゅーまに置いて行かれた惨めなみとりん号！

夢を見てたのかの如く40分間という時間は僅かなもので、それでいて早く終わってくれって心の中で呟く自分も居たりしてなんとも複雑な鈴鹿本格デビューとなりましたが．．．まぁブリーフィングで脅されたタイヤバリア一つ潰すと105,000円を支払うこともなく何とか無事初走行を終えた次第であります。
結果は東コース2.243ｋｍ　24台中20番目　タイムは1’26.456　というなんとも悔いを残す番手と相成りました。

どうですか皆さん！ここまでたどり着いたからには来年出てみようってツワモノばかりですよね。
参加料金22,000円は高いか安いか、その価値は走ってみないとわかりませ～ん。
もちろん、みとりん号は次回もリベンジエントリーすることは間違えありませんがっ！

　　　　　　　　　　　　　　　　さぁＤラー行って直してもらおっと！