
Occupy Wall Street. 社会不安の様相ですね。特にハイエンドの車は狙われやすい。このような時代には、車はセキュリティのしっかりしたガレージにしまうのが一番。金融危機が発生して、大量の失業者が路頭に迷うに事態になったら、何が起きるか分かりません。とくに今の日本政府では、対応が後手に回るのは目に見えている。阪神大震災の時には、住民が自警団を結成したり、警備員を雇ったりして、自らの身は自分達で守った。全て自腹の持ち出し。そのような時代が来なければ良いのだが。
各人の能力に大きな差があるのは当たり前であり、能力と努力の程度に応じて、対価が与えられるのも当然。その一方で、既存のシステム(特に政府)が大きくかつ複雑になりすぎており、不平等が生じているのも事実。俗な表現をするならば、一部の霞が関の官僚や大企業の無能な管理職君が、自らの権益を守ろうと非効率のことや不正義なことを平気でしている。そして、特に若い人のチャンスが減ってきている。それらに対して、怒りの表現と思えば理解できなくもないです。社会システムが限界にきており、ここら辺で、一旦、ぶち壊すのも良いかもしれない。
今から10年近く前、全世界の従業員数が10万人を超える企業に勤めていました。そして、間違いから、世界トップ50名の若手の有望株に選出されました。その時の経験から言うならば、平社員から始まって一生かかって課長代理レベルになる人の仕事に対する労力や誠実さと、小生が若干の努力で、一年に2回昇進を受けることが出来ることを比較するならば、正直、不公平ではないかと感じました。小生は全体を見渡したり、戦略的な思考が出来たのは事実ですが、だからと言ってそれが、報酬や待遇に見合うだけの価値があるかというと、疑問を感じました。例えば、当時は、年間出張費の予算が一人で10百万円あり、それを使い切る必要がありました。そのため、某大手外資航空会社では、一時期、国内顧客上位トップ10に入ったほどです。飛行場では、ポルシェでタラップまで送迎してもらえた。
自分の社会に対する貢献と比較して、会社が自分に提供する待遇には不釣り合い、または不平等があると感じました。暫くして、個人的な問題もあり、会社を辞め、独立の道を選びましたが、その後は、いばらの人生で苦しんでいるのは自己紹介の通り。同じようなことは、官僚の人にも起きているのではないかと思います。悪意はないけれど、与えられた地位や特権に戸惑いを感じながら、受け入れ、それを守ろうとする。それも組織全体として。
Occupy Wall Streetを始めた人はおそらく、上記のような事柄に関して不平等を感じて、反乱をしているのではないかと感じます。個人ではなくシステムの問題に対して。そのため、デモしている時間があるならば、働けというのとは、背景が異なると感じています。今回は、根がものすごく深い。
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2011/10/16 10:18:45