2011年11月21日
目標数字
小生が幼少時には、人の2倍働いたら食っていけると母親に言われました。
その一方で、有名なパレトーの法則で80 : 20というものがあります。もともとはイタリアの8割の土地は2割の人が所有しているという観察から始まったようですが、会社などでは2割の人間が8割を食わせている。仕事が出来る2割に仕事が集中して不満が貯まる云々、というのが現実世界でのたとえになっています。
しかし、最近はこれでも手ぬるいようで、Occupy Wall Streetの活動では、上位1%が社会の富のかなりの部分を独占しており、批判の対象になっています。一部の大金融機関のトップの実質的な時給が16,000ドルである一方で、その他99%の人の中には、年収が16,000ドルの人も多数いる。人間の能力にそれだけの差があるかというと必ずしもそうではないでしょうね。継続的な努力と運に恵まれたかどうかがポイントのように思います。
小生が会社の世界から抜け出て体感したことは、うまくはまれば数億や数十億円の資金を獲得できるが、一旦歯車が狂うと無一文になってしまう。小生は中途半端な人生を過ごしているので、どちらにもつかずにぶら下がり状態です。しかし、独立していると、仕事で2倍のパフォーマンスを示した程度では、世間の目は冷たくて、平均以下程度にしかみてもらえない(相手にしてもらえない)。5倍や10倍のパフォーマンスを達成して、初めて認めてもらえるというのが実感です。
ということで、物凄いこじつけですが、最近始めたマラソンは上位1%が目標。それ以上は、プロにトレーニングを受けないと無理だろうと、勝ってに想像しています。
時代とともに勝ち組の全体に占める割合が減ってきており、目標設定も高くせざるを得ないようです。しんどいなー。
仕事の合間の戯言でした。
ブログ一覧 |
執筆活動 | 日記
Posted at
2011/11/21 13:24:49
今、あなたにおすすめ