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2011年10月16日 イイね!

社会不安

社会不安Occupy Wall Street. 社会不安の様相ですね。特にハイエンドの車は狙われやすい。このような時代には、車はセキュリティのしっかりしたガレージにしまうのが一番。金融危機が発生して、大量の失業者が路頭に迷うに事態になったら、何が起きるか分かりません。とくに今の日本政府では、対応が後手に回るのは目に見えている。阪神大震災の時には、住民が自警団を結成したり、警備員を雇ったりして、自らの身は自分達で守った。全て自腹の持ち出し。そのような時代が来なければ良いのだが。
各人の能力に大きな差があるのは当たり前であり、能力と努力の程度に応じて、対価が与えられるのも当然。その一方で、既存のシステム(特に政府)が大きくかつ複雑になりすぎており、不平等が生じているのも事実。俗な表現をするならば、一部の霞が関の官僚や大企業の無能な管理職君が、自らの権益を守ろうと非効率のことや不正義なことを平気でしている。そして、特に若い人のチャンスが減ってきている。それらに対して、怒りの表現と思えば理解できなくもないです。社会システムが限界にきており、ここら辺で、一旦、ぶち壊すのも良いかもしれない。
今から10年近く前、全世界の従業員数が10万人を超える企業に勤めていました。そして、間違いから、世界トップ50名の若手の有望株に選出されました。その時の経験から言うならば、平社員から始まって一生かかって課長代理レベルになる人の仕事に対する労力や誠実さと、小生が若干の努力で、一年に2回昇進を受けることが出来ることを比較するならば、正直、不公平ではないかと感じました。小生は全体を見渡したり、戦略的な思考が出来たのは事実ですが、だからと言ってそれが、報酬や待遇に見合うだけの価値があるかというと、疑問を感じました。例えば、当時は、年間出張費の予算が一人で10百万円あり、それを使い切る必要がありました。そのため、某大手外資航空会社では、一時期、国内顧客上位トップ10に入ったほどです。飛行場では、ポルシェでタラップまで送迎してもらえた。
自分の社会に対する貢献と比較して、会社が自分に提供する待遇には不釣り合い、または不平等があると感じました。暫くして、個人的な問題もあり、会社を辞め、独立の道を選びましたが、その後は、いばらの人生で苦しんでいるのは自己紹介の通り。同じようなことは、官僚の人にも起きているのではないかと思います。悪意はないけれど、与えられた地位や特権に戸惑いを感じながら、受け入れ、それを守ろうとする。それも組織全体として。
Occupy Wall Streetを始めた人はおそらく、上記のような事柄に関して不平等を感じて、反乱をしているのではないかと感じます。個人ではなくシステムの問題に対して。そのため、デモしている時間があるならば、働けというのとは、背景が異なると感じています。今回は、根がものすごく深い。
Posted at 2011/10/16 10:18:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | 政治 | 日記
2011年10月04日 イイね!

THE FINAL CRASH

THE FINAL CRASH恐ろしい本を読みました。世界経済を予測した本ですが、本著で予言されたことが、120%現実のものとなっている。経済に関してこれほどまでに慧眼をもっている人物が存在することを初めて知った。結論を先に書くならば、世界経済は急速に破滅に向かっており、その破滅の程度は、人類の歴史上で経験したことのないレベルの衝撃波となって国、人々、文化に襲い掛かるというものです。全てが破壊された後に何が残るか、そして、何が生まれるかも予言しています。エレミヤの予言の書以上の内容です。
残念ですが、日本は世界で最も救いようがない国であるとされています。もっとも、先進国の財政で一番危険な自転車操業を行っている国なので当然といえば当然。
米国の有名な経済学者のガルブレイスが書いた唯一の小説を思い出しました。その中で、「ユーフォリア」という概念が書かれていました。すなわち、経済というものは必ず過熱に向かい、バブルは必ずはじける。そのタイミングを計算できるコンピューター・アルゴリズムを開発するならば、世界の富を独占できる。
THE FINAL CRASHの中でのユーフォリアは借金で、今の世の中は消費が美徳となっており、消費のために借金をする。その結果、世界全体の借金の総額は世界GDPの800%に達しており、それを覆い隠すために、誰にも理解不能な複雑なシステムが構築されている(特にデリバティブ)。このようなシステムに持続性がないのは明らかであり、現在の借金のレベルは人類が経験したことがないほど高いものなので、それは、THE FINAL CRASHという形で現れる。
なお、2007年発行ですが、原著は廃刊になっており、アマゾンにて古本が5万円前後で取引されています。

追記:
上述したように原著は英語で書かれており入手困難ですが、日本語版がでています。正確には、原著をもとに解説を加えた本。作者は石角莞爾で、出版社は朝日新聞社です。1,600円。

追記2:(10/4)
日本語で出版されている石角氏のファイナル・クラッシュは、Hugoの伝説の本と同じタイトルで、多数の引用がなされていますが、メッセージは異なっているように思えます。オリジナルには、実際に数千億円あるいはそれ以上の資金を動かしている人物(一説によるとロスチャイルド家の資産運用を担当している)だけが身に着けることが可能な迫力がありますが、それが失われている。そして驚いたことに、Buno氏の英語のオリジナルの本が、日本で海賊版で売られている!(その可能性高し)。

追記3:(10/5)
Buno氏に電子メールを送信し、現在の状況を説明しました。返信があり次第、報告します。

追記4:(10/5)
彼にメール送信後30分以内に返事ありました。外出中なので、帰り次第、詳細な返事をするとのことです。

追記5:(10/6)
彼のオリジナルの本を翻訳し、さらには彼の最近の著作を加えて日本で出版することで合意が成立しました。出版社および出版日が決定次第、ご報告致します。年内に出版出来るように頑張ります。

追記6:(10/9)
The Final Crash 2を上梓することになりました。
Posted at 2011/10/04 13:56:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治 | 日記

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「東京に遠征して、May Jのツーアーファイナルを観てきました。こちらは特別の写真撮影タイムの時の写真です。前から3列目だったので、WOWOWで、オバかな表情で小生が映っていたようです。」
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メカというか機械音痴ですが、宜しくお願い致します。直前の車は525i Mスポーツ(カーボンブラック)でした。その前は、S430(アルピンホワイト)とE320(シ...
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