
皆さんはすでに夏休みの予定を確定されていると思いますが、こちらは、ようやく夏休みの家族旅行を確定させることが出来ました。いつものことならが、如何にして節約するかで一苦労です。
昨年はドバイでしたが、今年はドバイを通り越して、ミラノが最終目的地。カイロに立ち寄る案もありましたが、政情不安なので次回に延期。
さて、今回の航路は、関空-インチョン-ドバイ-ミラノ間です。
飛行機代:関空-インチョン間は、ANAのマイレージポイント利用でエコノミー無料(10万円節約)。
インチョン-ドバイ(ミラノ)間は、エミレーツのビジネス3名分で破格の74万円。成田や関空からならば、同じエミレーツでも120万円程度するので大変お得です。ここで約50万円節約。この価格でも、インチョン発は空席ばかりです。機材は380。関空からならば777のみなので、380に乗るためと考えてもお得感満載です。
ドバイはミッションインポッシブル3の舞台となったブルジュカリファ内にあるアルマーニホテルドバイのファウンテンスイートを通常予約。その次のパークハイアットドバイのスイート3泊はポイントで無料(約12万円節約)。空港とホテル間は、スイートルーム特典の無料リムジンサービスを利用(Sクラス)。
ミラノはパークハイアットのスイート3泊がポイントで無料(45万円節約)。そして、アルマーニホテルミラノは1泊すると、もれなく3泊が無料になるというプロモーション中(エミレーツ航空提供)なので、スイート1泊は自腹で、あとの1泊は無料の恩恵をありがたく受けます(15万円節約)。途中、ベニスにに電車で1泊しに行きます(ヒルトンのスイートを事前決済の格安プランで5.8万円。通常価格10万円超)。ミラノ空港とホテル間は、エミレーツビジネス特典の無料の運転手付きリムジンサービス(Sクラス)で往復。
以上の計画で、12泊14日ミラノ・ベニス・ドバイスイートルーム・ビジネスクラス家族3名の夏休みの旅費が、通常料金の約半額以下になりました(115万円)。朝食はすべてついているので、これ以外にかかる費用は、観光代と夕食となります。ポイント、プロモーション、各種特典をフルに活用した合計の節約金額は約130万円弱。行くまでのスケジューリングですでに満足しています。
実際の旅行は8月なので、帰国次第、写真アップします。
以前は、飛行機のマイレージマニアで、ピーク時には年間30万搭乗マイルの時もありましたが、今は平民ランクに格下げになっています。航空会社の囲い込み戦略に興味がなくなった理由は、1) 日系航空会社のマイレージのポイントでは、繁忙期のビジネスの予約はほとんど不可能に近い、2) そのため、マイルの使い道が景品をもらうことしかなかった、そして3) (航空会社の戦略で)誰でもがマイレージ上級会員になったので、ありがたみがなくなった。特に伊丹-羽田間の優先搭乗時の長蛇の列には閉口します。もはや優先搭乗とはとても言えない。空港のラウンジサービスも、プレミアムシートやビジネスの料金を支払えば使用できるので、不都合を感じることはないし、私の場合、ギリギリまでノートPCで仕事をして、搭乗するほうがむしろ効率的と考えるタイプなので、ラウンジの必要性自体があまりない。コモディティ化したマイレージ上級会員ステータスよりも、エミレーツのように圧倒的なサービスを提供する新規航空会社の飛行機に乗るほうがメリットは高いように感じます。今回はアルマーニホテル3泊無料特典に加えて、航路を少し工夫することで、50万円以上も安い料金になりました。機材も最新のA380。また、ドバイのビジネスラウンジは圧巻で、日本のおもてなしの心はどこかに吹っ飛んでしまうほどの圧倒的な物量で、ほとんどフルコースの食事が食べれちゃいます。
一方、ホテルポイントの場合にはブラックアウトの設定が実質的にはなく、ある程度事前に予約を入れるならば、今回のようにピンポイントでの予約も問題ありません。いつも良い待遇をしてもらえるので、気の毒に感じて、ホテルでお金を使うようにしています。結局はホテルの囲い込み戦略に、喜んで飛び込んでいる自分がいるのに気づきます。
ああだこうだと長々と書きましたが、最終的にはベネフィットとコストのバランス評価で、マイレージは、少なくとも自分には魅力がなくなった(エミレーツのようなゲームブレーカーが現れたので)。ホテルは、特にスイートルームを使用する関係で、経済的な魅力がまだある、というところでしょうか。
ちなみに、私は旅行中もパソコンで仕事しているので、正確には夏休みではないです。
Posted at 2012/06/08 11:16:07 | |
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