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イギリス人でF1界を統括しているバーニー・エクレストンは、世界で最も自分の娘に甘いことで有名です。二人の娘に買って与えたロンドンの家は70億円以上。そして、新たにロサンゼルスに買ってあげた家は、アメリカで最も高い個人用の不動産で、91億円だそうです。自宅で開くレセプション用のパーキングスペースには100台駐車可能。

もちろん、贅沢がこれだけでは終わるわけがありません。

クリスタルのお風呂: $1,500,000。

ペット専用のスパとプール。

Ferrari 599 GTO, Rolls Royceその他もろもろ。

Sea Force One ヨット: $150,000,000!

お嬢さんお二人は、バーニーが将来の孫のためにとっておいた資金も、見事に使い果たしたそうです。

想像を超えた、贅沢ですね。

このような人たちが社会のフレームワークをお絵かきするのでしょう。

そして、地球最後の日でも、Sea Force Oneに乗って生き延びることでしょう。

「エル・ブリの秘密：世界一予約の取れないレストラン」を観ました。
この映画は、スペインに実在した伝説のレストランの主任シェフであるフェラン・アドリアに密着取材したものです。しかし、取材といっても映画の中で彼にインタビューが行われるわけではありません。厨房の中の出来事が、最初から最後まで淡々と映像で映し出されるだけです。
彼が目指したものは、私たちが日常、料理という言葉に対してイメージするものとはかけ離れたアバンギャルド、前衛芸術そのもの。個人的には、「料理」を創造の表現の手段として捉えていた人物が存在することに衝撃を受けました。
真偽は不明ですが、エルブリはお店として利益を出したことが一度もなく、著作や映画、その他の手段で利益を確保していたそうです。あれだけの料理が出されて料金が一人285ユーロ、そして、半年間は新作料理の研究のためにお店が閉店されているならば、さすがに元はとれなかったのでしょう。
創造には破壊を伴うため、エルブリはレストランとしての営業は止め、今後は料理研究所になるそうです。
なお、日本人として興味深いことは、日本の食材が多用されていたこと。ゆず、柿、みかん、そして、オブラート！などなど（「日本では、母親が子供に粉末の薬をこのようにして包んであげるんだ…」と彼がスタッフにオブラートの使用方法を説明していました）。

やはりというか、お隣の国は、こうなっちゃうんですね。
中国人は赤物が好きなので、中国がフェラーリの世界販売＃１になる日も近いのでしょう。