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2014年03月15日

23年ぶりの「赤道直下の街」へ!

23年ぶりの「赤道直下の街」へ!
〜 ちょっと 気儘な『ぶらり、さんぽ旅』①〜

花粉症の業苦から逃れるようにして、午前零時発の便で羽田空港を飛びたった。 本当は、3月20日に締め切る「第3回ベスモ同窓会」の参加メンバーの把握を済ませてからにしたかったが、波田教官やMDiさんに後事を託すことにした。

7時間後、わたしを乗せたJAL機はまだ薄明かりのままのその国に降り立つ。時差1時間というのはありがたい。まるで東京から、ちょっと遠出でもした感じで、身体にこたえない。

それでも2時間は眠っただろうか。あとはもっぱら、映画の鑑賞。大河ドラマ「軍師官兵衛」でブレーク中の岡田准一が演じる、ある神風特攻隊員のなんとしても生き抜こうとした意志の凄さを問うた「永遠のゼロ」に惹きこまれ、ついつい、ニユルブルクリンクを舞台にしたニキ・ラウダとジェームズ・ハントのレーシングドライバーならではの友情を描いた「ラッシュ プライドと友情」に捕まってしまう。ラストシーンを見る前に、飛行機が着陸態勢に入ったため、思いを遺す結果となった。

迎えのクルマで市内へ向かうハイウェイに入った。左手につづく海沿いの公園には見覚えがあった。加えて、中央分離帯がブーゲンビリアで彩られている嬉しい記憶。紛れもなく赤道直下の国・シンガポールに、わたしは訪れているのだ。が、それもひとときの感傷に過ぎないことを思い知らされる。







市内に入る手前あたりから、結構なラッシュが始まっていて、正面に見える高層の建物群には、見覚えがなかった。ましてや、左側の海に浮かぶ大鳥居のようなビル――おお、あれが屋上にプールをしつらえたという評判のマリーナベイ・サンズなのか。

指折り数えて見た。
「ベストモータリング」を創刊した翌年の1988年11月、MAZDAがピラーレスの4ドアサルーンの「ペルソナ」と名付けたスペシャリティカーを世に問うた。フロントのエンブレムを仮面マスクをあしらった七宝焼にするこだわりよう。加えてボディデザインより、インテリアを優先させるという、すこぷる特別なクルマを仕立て上げた。


*1988年11月デビューのペルソナをシンガポールに持ち込ん(ベストモータリング1989年2月号より)





 そのペルソナの試乗と撮影でこの街、というよりは、この国にはじめて5日間、滞在したものだったが、それからのこの国の発展と変革ぶりは著しく、これからの「東京」の進路に対して、豊潤な示唆を与えてくれるものとして、注目を集めている。

 特別に、そのことのために、急に旅立ったわけではないが、恐らく、そのあたりのことを、クンクンと嗅ぎ回ってしまいそうな予感がしてならなぃ。ただし、今回はPCは持参していない。iPadが唯一の頼り。どこまで送信できるか、はなはだ頼りない。






街へ出て、真っ先に気づいたのは、走っているクルマが綺麗に磨かれ、優しく扱われていること。つぎに日本車が圧倒的に多い。次がヨーロッパ車。その代わり、タクシーは韓国車に限定されているのか、と思えるほどの徹底ぶり。そして何よりも走っているのはセダンばかりというのも、大きな特徴で、あとはSUVがちらほらと。
恐らく、この国では、車を購入するにあたって、まず車の本体の持つ権利金から手当しなければならない仕組みだという。それも本国での新車本体価格に匹敵すると聞く。だから車はダイヤモンドのように扱われるが、決して希少品ではなぃ。

とにかく、この国でクルマを見ていると、不思議と心が休まる。
今回は、まずそのことから報告しておきたかったのだ。
ブログ一覧 | 78歳の挑戦 | 日記
Posted at 2014/03/15 17:40:09

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この記事へのコメント

2014年3月15日 20:49
こんばんは。日系航空会社での直行便、羨ましいです。

昨年、シンガポールを訪ねた際にはビルの多さに驚きました。因みに私はマリーナ・ベイ・サンズの隣の観覧車で景色を楽しみました。名前は「シンガポール・フライヤー」だったと思います。オススメです。

地下鉄は綺麗、道路も綺麗ですが小僧の私にはクアラルンプールの方が「スリル」があって魅力的です。
私には物価が高すぎます(笑)
コメントへの返答
2014年3月15日 21:35
今、黄色のマクラーレンF1(だと思うけど)に遭遇して、帰ってきたところ。
明日はマリナベイ-サンズ。お薦めの観覧車、
とF1コース、楽しみやなあ。
2014年3月15日 21:12
局長、こんばんは。

シンガポールには、私も2回ほど行ったことが
ありますが、どれもピカピカに磨き上げられた
車ばかりだったと記憶しています。

例の観覧車=『シンガポール・フライヤー』 の所は
F-1の時にはピットとなり、観覧車に乗ると
コースなど、よくわかりますよ。

また、行きたいです(^^)
コメントへの返答
2014年3月15日 21:41
今晩は。この街、食べ物も美味しいし、飽きないですね。明日はマリナベイ・)サンズにリザーブしてあります。でも、こちらはF1コースにこだわりたい。
どんな報告ができますやら。
2014年3月19日 8:33
おはようございます。
真夏のシンガポールに滞在されてるんですね。
マレーシア〜福岡の経由地としては何度となく来たことありますが、外に出た試しがないです。2kmほど海(川?)の向こうのジョホールバルの高台のモスクから眺めた位でしょうか。

同窓会、もうすぐですね。
シンガポールのお話しも楽しみにしております。
コメントへの返答
2014年3月19日 10:26
おはようございます。いま、シンガポールから帰ってきたところです。真夏とは程遠い毎日で、時折襲い掛かるにわか雨には何度かやられました。道中2冊の本を持参。その中の1冊が「兵庫のなかの朝鮮」でした。

感想はお会いした折に。もうすぐですね。

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「39年前の1985年4月17日水曜日、甲子園の巨人戦、伝説のバックスクリーン直撃、バース、掛布、岡田彰布の3連続ホーマーの舞台で、このところ6連勝中の宿敵を【ウル虎の夏2024】特注のユニホームを三日間限定で纏って迎え撃つ。森下、大山、佐藤輝で再現される夢、そして村上快投を願う。」
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1959年、講談社入社。週刊現代創刊メンバーのひとり。1974年、総合誌「月刊現代」編集長就任。1977年、当時の講談社の方針によりジョイント・ベンチャー開...
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