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正岡貞雄のブログ一覧

2013年07月10日 イイね!

『美女と野獣の凸凹コンビ』30年ぶりのデート

『美女と野獣の凸凹コンビ』30年ぶりのデート~帰ってきた長谷直美さん~

 7月9日のお昼に「何シテル?」の欄で、「これより、有楽町へ。憧れの女性と真夏のデートです」なんて浮かれた予告をしてしまった。お恥ずかしい。

 それにしても、この暑さだ。最初は電車を利用して有楽町へ向かうつもりだったけれど、冷房のきくクルマに変更。これは正解だった。市ヶ谷の防衛省を抜けるあたりで、わたしの携帯電話が鳴る。当然、プログレを路肩に寄せて停車。長谷直美の文字が光っている。約束の時間まで、たっぷり40分はある。
「あ、長谷直美です。いまどの辺ですか? わたしは所用が早めに終わって、有楽町の駅前にいますけど……」
 あと、20分くらいで着けるでしょう、と伝えると、じゃあ、その辺でお茶を飲んでいますから、どうぞごゆっくり」





 30年前によく聴いた、歯切れのいい、明るい声が懐かしい。浮き浮きと、靖国神社前から、千鳥ヶ淵通りへ右折する。お濠端に沿って日比谷の交差点を目指す。順調なクルマの流れ。計算通りに20分で数寄屋橋に着く。

 かつての朝日新聞社はショッピングモールに変身している。IKEA BRADAの前に停車して、今度はこちらからコールする。と、そこで待ち受けてでもいたように、サングラスをかけた直美さんが長い髪をゆらしながら現れる。もう50歳台になったはずなのに、雰囲気がちっとも変わっていない。たいしたものだ。

 涼しいホテルのティールームで、となると、得意の東京プリンスホテルが近い。1Fのティールーム「ピカケ」に落ち着いた。

 なぜ、こんな嬉しい時間がやってきたのか。やっぱり説明の要ありか。ことの起こりは「みんカラ」にあった。ご記憶の向きもあるかもしれないが、およそ2年前の8月14日付けのBLOGで《「新・編さん」の茨の道》の第2回として『雨中の激走! 美女と野獣の凸凹コンビ』というレース挑戦にひきずり込まれてゆくレポートを紹介しているが、その時の伴走者として、当時、眩しい青春のシンボルだった長谷直美さんを起用。なかよく「日産レーシングスクール」を受講したものだった。

 その翌年、凸凹コンビは日産レーシングスクールをそろって修了し、それぞれのカテゴリーからレースデビュー。とくに直美さんは、日産がラングレーのレ―シング仕様でレディース軍団「チーム・エンジェル」を結成した際に、専属ドライバーの一人に抜擢され、スポットライトを眩しく浴びたものだが、あれから30年近く経って、いまはどうしているのだろうか。聞くところによれば、幼馴染と結婚してフランスに住み、ルマン24時間レースのどこかのチームの広報担当として活躍しているらしい。1956年生まれか。逢いに行きたい人の候補としてリストアップしておこう……などと、フレッシュマンレース時代のエピソードにかこつけて、ひそかにラブコールを謳いあげていたものだ。

 それがなんと、つい一月前に、わたし宛にこんなメッセージが、みんカラBLOGを通して届けられた。

——ご無沙汰です。長谷直美です。
大変ご無沙汰しています。お元気のご様子、何よりです。こちらはいろいろあって、長い外国暮らしから、昨年日本に帰ってきました。正岡さんのブログ、時々拝見しています。先だっては懐かしい頃のお話を書いていただき、ありがとうございました。今日は、実はお願いがあり、思いきってメッセージさせて頂きます。正岡さんとモータスポーツを楽しん出た頃の、私の写真がありましたら、お借りできないでしょうか? TBSの番組内で使用させて頂きたく、お願いメッセージしました。これを機会に、またよろしくおねがいします。
                            直美

 もちろん、直ちに手元にある彼女の写真をピックアップし、メール経由で届くように手配した。その時のお礼を言いたいからと、連絡が入り、この日の「ミーティング」が実現したわけだった。


 

 帰国してからの芝居やTV仕事の話やら、これからの取り組みやら、長谷直美復活のシナリオは固まりつつあるようだ。いい機会だから、ベストカー創刊当時の彼女の「姫ドラ」ぶりや、彼女の連載ページだった「直美のパッシングレポート」など、改めて検証してみようか、なんて会話している間に、彼女が昔ながらのお茶目ぶりを発揮した。なにやらスマートフォーンにとりついているな、と見ているうちにFacebookを通して、「コメント」をお仲間に流していたのだ。



「今日は懐かしい方とお茶しています。カーキチ時代を共に楽しんだ……」と前置きして、わたしを紹介している。と、同時に、前日、わたしがアップしたばかりの「あっぱれ『闘うオヤジ』讃歌」をシェアしてくれていた。それを、こちらは持参したiPadで確認するという不思議な時間。
「え!? なに、この勢いは」
 みるみるうちに、「いいね!」のカウントが殖えていく!
 アッという間に100を超えてしまい、瞬く間に200も超えてしまうではないか。さすが、長谷直美。参りました!

 その夜、この稿に取りかかるに当たってチェックしてみると、なんと450人。
お陰で「みんカラ」フレンズ以外の方々からの「回想の中山サーキット」への感想も頂戴できた。この思いがけない副産物に感謝。この稿、さらに続けたくなったが、どうしようか?
 

 


Posted at 2013/07/10 03:40:35 | コメント(7) | トラックバック(0) | この人に逢いたい | 日記
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「宿敵との甲子園対決も緒戦を引き分けた2戦目。1戦目から続けて活躍が目立つのは残念ながら巨人の若手選手ばかり。先発して5回を投げた赤星、4打数4安打の3番・門脇、捕手の岸田。阿部監督になって抜擢され生き生きしている。虎は伊藤将司の粘投と森下の2点2塁打でやっと7つ目の勝星。心配だ。」
何シテル?   04/18 12:00
1959年、講談社入社。週刊現代創刊メンバーのひとり。1974年、総合誌「月刊現代」編集長就任。1977年、当時の講談社の方針によりジョイント・ベンチャー開...
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