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正岡貞雄のブログ一覧

2015年06月27日 イイね!

『最後の1台』を選んで『西へ帰る夢』の行方

『最後の1台』を選んで『西へ帰る夢』の行方〜最有力だったC250に強烈なライバルが登場!〜

 週末、久しぶりに「西のまほろば」北九州に帰る。

 昭和23(1948)年に1学年3クラス、総数108人が新しく中学生になり、当時は「小倉師範」(いまでは福岡教育大学)と呼ばれた学舎の、だだっ広い敷地の中になかに新設されたばかりの「教育実験中学」に通学しはじめた。


*1951年に巣立っていった福岡教育大学付属小倉中学校の佇まい


*還暦を記念しての同窓生が長崎・島原へ。その時から20年を経て……。

 木造1階建て。教育者養成のための施設だから、師範学校生用の寮舎まであり、付属する小学校と中学校、それにラグビー場までが一緒にあったのだから、その敷地の広さには、驚かされた。今では北九州市に一括されているが、その当時は小倉、八幡、門司、戸畑、若松がそれぞれに「市」を名乗っていて、なにかにつけ、競い合う気質があった。

 小学校6年の秋だったろうか、担任教師に呼ばれて「中学受験」を突然に命じられた。4クラスから各2名、計8名が選抜されて、小倉にできたばかりの「付属中学」に受験するから、お前ら頑張れよ、というのだった。なんだかわからないが、試されている気がして、ドキドキしながら受験の日を迎えた。

 夜明けとともに小学校に集まり、引率教師の先導で、八幡市(いまでは八幡東区)の西寄りに位置する緑町駅から、小倉の東端にある富野駅まで「西鉄電車」に乗ってコトコトと40分、次に富野駅から足立山麓までの登り道を歩いて20分、合計1時間余をかけて受験会場へ。北九州5市とその周辺から選抜されて集まった少年・少女はみんなえらく賢そうで、自分だけが「場違い」なステージに引っ張り出されたような戸惑いがあった。いまでもその時の違和感を忘れないでいる。学科試験だけではなく、体力テストも行われた。その頃のわたしは他人と運動能力を競えるような体に育っていなかったから、それだけで駄目だろうと、思ってしまった。

 半月後、試験の結果が発表されたらしい。満面に笑みを浮かべた担任に呼ばれた。同じクラスの木村計治朗君とわたしのふたりだけが合格したと告げられた。入学してみてわかったことは、八幡市からの合格者は男女合わせて10名だったから、たいへんな「狭き門」をくぐったわけである。

 付属小学校からの持ち上がりが60名。外からの受験組が48名。合計108名の少年少女の、新しく、少しばかり幼い青春がはじまった。
 
 そして2015年の3月になって、こんな挨拶状が届いた。福岡教育大学(福岡学芸大学)付属小倉中学校三回卒業生(附三会)の幹事からである。

一一お元気にお過ごしですか。いつの間にか80歳を迎える年齢になってしまいました。傘寿の祝賀会を母校のある思い出の小倉で行う計画を立案しました。
 同期の友達も108名中、連絡のつかない人11名、故人となった人22名となり、連絡の取れる会員75名に通知を送付しています。今回のような全員向けの会合は、今回で最後になるでしょう。会場は、妙見神社の前にある「妙見荘」という市内を見渡せる料亭を考えていましたが、残念ながら、昨年末、廃業となってしまいました。
 したがって、交通の便を考慮し、小倉駅のステーションホテル小倉を予定しております。また、翌日(29日、月曜日)希望者には、母校を訪問する計画をしております。こぞって参加されるように。また、同伴者大歓迎します。


 6月最終の日曜日にするスケジュールは内々に存じていた。即座に出席の返事を送る。それも、家人同伴と付記して。ただし、秘かに心に決めていた「人生最後の1台」を購入して、その慣らしをかねて、陸路をゆっくり旅しながら、その会に臨む、という「還暦プラス19歳」の夢は別の機会に譲ることにした。空路で北九州空港に降り、そこからレンタカーで移動するか、と。

 このあたりの動きについては、すでにことしの初めあたりから「みんカラBLOG」で何回かふれている。発火点は萩在住のカリスマ教官、波田昌之さんからの「年賀メール」だった。
《カリスマ教官からの「年賀メール」》はこちら。 

 さらに2015年01月15日の「みんカラ」で、想いのほどをさらけ出している。

『還暦プラス19歳』の青春をめざして!……と題して。それを要約してみると。

 不思議なことに、このところ、心が西に向かっている。「第4回ベスモ同窓会」を岡山・中山サーキットで開催すると決めてからは、そのお供のクルマに何を選んで西へ向かおうか、と。

 先だってのRJCの定期刊行物である2015年次「ブリテン」には、こんなラブコール的文章を掲載しているではないか。それをどうしてくれるのだ、と自問する。ま、その件は、この6月に北九州市で開かれる予定の、中学時代の同窓会出席を想定しての心映えであったが、この4月の岡山行きも、Cクラスをチョイスしてこそ、「還暦プラス19歳の青春」に相応しいのかもしれない。


*ひところ最強力候補だったメルセデスC250
 
■RJCブリテンへの寄稿 ベンツC200が『人生最後の1台』か          
 78歳の筆者、目も足腰も衰えていない。許されればサーキット走行も辞さない「チョイ悪爺ィ」。それがこのごろ「人生最後の1台」に何を選ぶか、真剣に取り組んでいる。条件はFRセダンに限る。
 そんな矢先に登場してくれたのがベンツC 200。なにしろ世界のCセグメントのベンチマークリーダー。その誇りにかけて、可能な限りの新手法投入を謳ってのお目見えに食指が動き、早速に一般道、高速自動車道、山道の各舞台で試乗。まずホイールベースの80ミリ延長で、居住性と運転性能を劇的に高めようとした意図に好感。量産プレミアムカーで初めてアルミと鉄のハイブリットボディの採用。走行中でも「アジリティ」とよぶ切り替えダイヤルで、好みの走行モードを選べる仕組み。そのシステムに上級スポーツタイプ限定のエアサスが絶妙に呼応する。

 それらを確認したところで、『ディストロニック』と呼ぶドライバー支援システムとカーナビの精度も試す。これなら、念願の九州往復(片道1000km)ドライブのお供にしても大丈夫ではないかな。

  ところがさらに、この3月に「大改修」をしたプログレを、そのまま日常の足として手元にキープすることにしたため、「人生最後の1台」を選ぶ基準に変化が生じてきたのだ。つい先日、機会があって、わがプログレを短い距離だったが、中谷明彦君に試乗、鑑定をお願いした。
「局長、いいよ、これ。まるで新車じゃないですか。TOYOTA車の直6エンジン搭載はお宝ですよ。足もしっかりしているし。大事に乗ってください」

 どこかの「何でも鑑定団」のお方のような口ぶりであった。そうだよね。プログレは手放せないよね。実はこのごろ、ほとんどC250に決まりかかっていた「最後の1台選び」は、別のタイプのクルマに心が移り始めていたことあって、仕切り直しとなった。


*Macan turboはなぜか秩父の風景によく似合っていた

 そのきっかけは多分、「第4回ベストモータリング同窓会in岡山」への往復で、ポルシェ911カレラSをドライブしながら、ああ、このままいつまでも、どこまでも、ステアリングを握っていたい……という往年の熱い想いが、あっという間に身体中に沁み渡ってしまった、あの瞬間だろう。メルセデスのC250の、パーフェクトに仕上げられた「マシン」とは異なる、なにかシンプルに、自由に心を揺さぶってくるポルシェからのメッセージが聴こえるときの心の震え。もう一度、ポルシェのクルマ創りに触れてみたら、というアドバイスに変化していく……。

 そうか、スポーツカーは日常性に欠けるが、そのクルマ創りを生かして進化したポルシェのSUV車ならどうなんだろう? ともかく、まずマカンに乗ってみようじゃないか。


 最初にやってきたのはMACAN TURBO。足元に21インチ911ターボデザインホイールを奢られ、動力がカレラS並みのものが用意されていた。V6にツインターボ、乗り心地も「快適」そのもので、やむなく握らされるステアリングは、グリップがカーボン製の3本スポークという異様な世界。ところが、それが慣れてくると、意外に馴染んでくるから、これもポルシェ・マジックの一つか。  

 加えて、この妖しげなポルシェからの誘惑の使者、不思議とマンションの駐車場でも、さほど目立つ存在ではなかった。始動時での「爆音」も、まわりの顰蹙を買うほどでもなく、一般道からマンション駐車場に出入りするスロープに、気を使う必要がないのも助かった。
 
 それならば、ワンランク下のMACAN Sならもっと身近な、手の届く存在ではなかろうか。ま、この件は次回に詳報することにして、先を急ごう。

 そんなさなかの九州行き。幹事からの連絡では、開催通知を送った75名の中から、最終的には29名が出席するという。それに、みんなトシだから、閉会した4時以降に特別な予定は準備してないという。

 有難い。早速に萩のカリスマ教官と連絡をとる。
「傘寿祝賀会」に出席を決め、開催するホテルの住所を確認した際、おや⁈ と気づいたことがあって波田さんに、電話で問い合わせたことの続きであった。


 その時のやりとり。
「ベスモ同窓会で初めて前夜祭を催した際、出席者メンバーからのサプライズ・プレゼントを、ガンさんとわたしが頂戴しましたね。もらったガンさんがお礼を言うのに目頭を熱くし、言葉につまったほど、心に響く言葉と、色と、絵のような文字が和紙いっぱいに散りばめられ、額縁におさめられた、見事な贈り物でした。その書き手であり詩人でもある詩太(うーた)さんのお店『あとりえ温』が、28日に宿泊するホテルのすぐ傍らしい。できればお礼に伺いたい、お会いしたいのだけれど」
「わたしも一度、ご挨拶に、と思っていました。なにしろ、ガンさんと局長のことを、本やらみんカラBLOGで研究してから、あれだけのものに仕上げてくれたそうです。早速、連絡してみましょう」
 その結果、当日の午後5時半に波田さんと待ち合わせる約束が出来上がっていた。当日、波田さんも、わざわざ萩から合流してくれるというのだ。


 
 わが家のリビングルームに、いま「正岡貞雄」と大書された詩太さんの作品が飾られてある。薄く墨書きで「ひとりはうまからず」というわたしのモットーがさりげなく左隅におさまっている。そして詩太さんの詩が、力強い筆致で歌うように、踊るように、A3サイズの手漉き和紙に描かれている。

ベストモータリングと共に今まで
(ただ)しい道を いっぽずつ
歩んできた あなた。
その熱い想いは 
大なそらを駆け巡る
風の仲間の 足跡と願いを この場所に集めて
強く熱く 揺り起こす
                   詩太

 きっとガンさんも箱根の応接間に、同じように飾っているに違いない。

 明日(28日)の午後が待たれる。還暦記念の旅で長崎・島原で遊んで以来。20年ぶりに会う旧友たち。そのあと、波田さんと合流しての「あとりえ温」訪問。
 29日はレンタカーで八幡西区の丘陵墓苑に眠っている、わたしの両親の墓を訪れてから、九州自動車道で北九州JCTに入り、開通して間のない東九州自動車道を適当なところで降りて、国道10号線をさらに南下する予定。航空自衛隊築城基地入り口の看板を探す。そのあたりに「ラーメン龍剛」があるはずだ。そこのマスターがわたしの「みんカラ」BLOGスタート時からの「友人」で、「走り」について息の合う嬉しい仲間のひとりである。まだ、一度も対面したことはないから、今回の旅では、何としても時間の都合をつけて、ご自慢のラーメンをいただくつもり。その旅程を、湯布院のそばの湯平温泉町で住職を務める「タネテツ」さんも、ぜひ合流したい、と申し入れがあった。


*2年連続してべスモ同窓会に駆け付けた「タネテツ」さんとその愛車

「タネテツ」さんとは4月の「ベスモ同窓会」であったばかりだし、彼の愛車スカイラインER34には、ことしも中山サーキットでチョイ走りをさせていただいた仲でもある。もちろん、ウェルカム。

 やっぱり、もっと早く「最後の1台」を決めて、西のまほろばへの旅を、ゆっくりと、少し気ままに、風となって、走れればよかったのに。
 もっともこんな声も聴こえる。
「局長の狙っているそのクルマって、いまに納車は半年待ちですって」
 多分、このところ、わたしのクルマ選びの相談役におさまってくれている、2315君のものに違いない。
2015年06月13日 イイね!

「中谷動画」で『911バイブル』に新しい生命を!

「中谷動画」で『911バイブル』に新しい生命を! 〜それを『NEO ベスモ』への第1歩としたい!~

 開口一番、ハンディ・マイクを手にした中谷明彦君の小気味いいセリフが、ポンポンと飛び出す。あのクールな中谷君とは別人のような熱気がある。

「まず今日はポルシェの広報車を借りることができました。最新の991型のPDKつきのカレラSなので、筑波サーキットを楽に1分1秒くらいで走れちゃうクルマなんですよ」
「ほんと?」
 講師席で大井貴之君と並んでいるガンさんが、半畳をいれる。会場が笑いでドッと沸く。すかさず、中谷君が言葉をつづける。
「そうです。さっき見ていただいたF355(中谷君は間違って、F40といっているが、このミスはご愛嬌)よりも速いんです。しかもオートマで、楽で、ポルシェは凄いんだ、ということをわかってもらおうと思って……」



 中谷君が、今度はiPhoneを右手で差し出す。これに彼の著作『ポルシェ911ドライビングバイブル』(電子書籍サイト《コンテン堂》)をダウンロードし、スクリーンに映し出し、それをテキストにして『中谷塾in中山サーキット』を目論んでいたのだ。ところがスマフォからではプロジェクターに繋げることができず、テキストなしで「中谷塾」は進行することになる。

 提案者である中谷君が、まず不手際をあやまってから、「ポルシェ」について語りはじめる。

「911はリアエンジンで特殊なレイアウトをしていますから、非常に癖があって乗りにくいといって、あんまりサーキット走行とかはしたくないって思っている人も多い。だから逆に、それを乗りこなすことによって、俺はポルシェ乗りになれたんだ、なんて独特な世界がある。しかし、ドライバーなんだからFFだろうがFRだろうがそのクルマに合わせて、なんでも乗りこなせるべきじゃないだろうか」
「あ、そう!?」
 再びガンさんから半畳が入る。
「FRじゃないと走りたくないっていっていたのは君じゃなかったかい?」
 そんなガンさんの「強烈ブロック」にひるむ中谷君ではなかった。
「あ、土屋さんっていう人がいましたね。FRじゃないと乗ってらんないようって」
 そんなやりとりも、会場のベスモ同窓会メンバーには、たまらなく、懐かしくて、暖かい「空気」だったに違いない。笑い声が明るく弾ける。そしてグングンと中谷塾長の座学による「ポルシェワールド」へと導かれていく……。

 
「ポルシェ側にしても、RRであることがマーケットを狭くしていて、クルマとしてはいいんだけれど、乗りづらいとか、RRではもう売れなくなっちゃうんじゃないか、ということで928とか、誰でも乗れるようなポルシェをつくってみたんです。が、結局、生き残っているというか、いまだに熱い支持を得ているのはRRの911です。でも企業責任というか、ミッドシップとか、周りのクルマもドンドン速くなり進化していって、その中でRRのまま、いかに成熟させていくか、ということで年々、進化して、もういい加減、これ以上は無理だろう、といつも思っていても、毎年必ず出て来たクルマが凄い進化をしていて……。
そのポルシェのいまの進化の仕方というのが、新しい911が出ると、たとえば前の年にGT3というモデルがありますけれど、それを次の年に出てきた普通のカレラがタイム的に破るというのが、一つの指標になっているんです。

 前の年の997のGT3が筑波で1分2秒くらいだったんです。これを、別に筑波でテストしているわけではないんでしょうが、出てきたばかりの911がタイム的に破れてしまう。そのへん(ポルシェのクルマづくり)がどこまで行くのか。とても奥が深いというか、凄いなあと思います。



 先ほど、何人か横に(中谷のドライブするカレラSの助手席)乗ってもらいましたが、どうですか? まずパワーの凄さ、トラクション、駆動力の凄さ、あれだけ路面が濡れていてESP(電子制御による横滑り防止装置)をONにして、それでPDKの2ペダルで加速しても、背中が押し付けられるような凄い加速感があったと思う。そのトラクション性能を生かしながら、今までの古いポルシェの時代は、リアが重くって、コーナーで遠心力がかかると、うしろが滑ってなかなかそこで、アクセルが踏むことができない。コーナーでリアがスライドした時に911の乗り方としては、アクセルを踏むんですよ。
 普通のFRでそれをやったら、パワースライドを起こしてスピンしちゃうか、危ない状況になりますが、911の場合はうしろが流れた時にアクセルを踏みます。そうすると、リアが流れているなかでも荷重移動でうしろのグリップが増して、少しでも加速するんですね。で、加速することによって、またリアに荷重がかかって、それの繰り返しで結局アクセルを踏みながら、テールスライドしながら、コーナーを立ち上がれちゃう。
 そういうクルマに、実は昔から(ポルシェは)セットアップされています」
 
 息を飲んで、中谷君の次の言葉を待つ「生徒」たち。ガンさんも、大井師範代も惚れ惚れと聴き入っている。

 間違いなく、その日のベスモ同窓会出席のメンバーは、中谷君が「ポルシェ911ドライビングバイブル」で伝えたかったエキスを、肉声で聴き、なるほどそうだったのか、と得心できたに違いない。
 この中谷伝道師の「説教」をもう少しだけ続けようか。

「ところがいまの911は、さっき(横に)乗ってもらってわかるように、ほとんどリアがスライドしてこない。万が一、スライドしたしたとしても、ESPとかベクタリングといって、4輪個別にブレーキをかけることで、ちょうどいいところまでしかスライドさせない。クルマがそういう風になっていますから、大井君もいっていましたけれど、ESPをOFFにしたら危ないクルマになってしまうけれど、それをESPが発達することによって、リアエンジンのポルシェでも凄く速く走れるようになってきた。

 で、なんでその状況になるか。ハンドルを切ってから、フロントのタイヤにスリップアングルがついて、それでフロントが回頭するとリアタイヤにもスリップアングルがついて、今度はリアタイヤのグリップが立ち上がって、最終的にバランスしてコーナリングしていくというプロセスがあります。
 それを図で示して、説明がしたかったのですが……」 



 残念ながら、電子書籍に収録された箇所をスクリーンに映し出すシナリオが不発になったのを、やっぱり口惜しがる。が、「説教」はここからが「肝」の部分で、なぜポルシェがどの自動車メーカーよりブレーキ性能を重視しているのか、あるい、これからの「中谷塾」にかける想いなどを率直に吐露している。それもぜひ伝えたい。となると、そこからは「共同仕掛け人」であるわたしの出番であった。

 それから2ヶ月。幸い、既にわが「ぽらりすeBook名作図書館」の電子書籍『PORSCHE 911ドライビングバイブル』を配信してくれている「コンテン堂」(アイプレスジャパン運営)が、E-PUB形式のデータと動画をハイブリッドとして組み合わせることに意欲を見せてくれていた。それならば、その『911バイブル』に、4月6日に収録した「中谷明彦によるPORSCHE911カレラSの走シーン」(10分)と「中谷塾IN中山サーキット」(27分)の映像を組み合わせて、新形式の電子書籍を創ってみることになった。
 
 動画作品はベスモ同窓会のスタッフ、HarkYama、MDiの両君がそれぞれを仕上げ、それを最終的に、中谷君が監修し、コンテン堂側に渡し、別途、新しい中谷ミッションとして「デジタル・コンテンツだからこそ『更新』しながら、いつも新しく生きられる!」を書き上げ、「ぽらりすWeb」(クリック)に掲載することにした。

 6月4日、午前0時00分に、その新しい試みを、正式に世の中に送り出すこととし、こちらも「ぽらりすWeb」に「クールな中谷明彦が熱く吼えた!&特選動画の贈り物」とタイトルした新しいページを更新して、コラボ効果を高める準備に入った。

 6月4日の午前0時になる瞬間を待った。デスクトップPCで「ぽらりす」のページを開き、新価格(動画入り):1,080円(税込)『中谷明彦のNeo Mission』のタイトル下にある『PORSCHE 911 ドライビングバイブル【動画付特別版】のブルーの文字を、まずクリックする前に、注意書きにも目を通しておく。

注)動画部分についてはWindows PCにおける再生は2015年7月以降の対応予定となっています。動画の再生については、iPadや iPhone、Androidでお楽しみください。動画以外の部分はWindows PCでも同様に閲覧できます。



 なるほど。一息、間があって午前0時00分がやってきた。プチっとブルーのタイトル文字をクリックする。と、コンテン堂のモールに出店している「ぽらりすクルマ仲間【名作図書館】」が現れ、黒地をバックに【動画付特別版】に導いてくれる。心はまっすぐ「買い物カゴへ」に向っていきそうだったが、ここは一購入者の立場に立って、ひとまず「立ち読み」のボタンを選択した。

 表紙、プロローグ、レーシングイエローのカレラSと6つの画面を合成した車載動画の止まり写真。注釈がついている、立ち読み版では動画再生はできません、と。



 最初のモールに戻って、いよいよ「買い物カゴへ」にチェックイン。簡単にカード決済をおわり、ダウンロード。そこからiPadに登録してあるConTenDoの専用ビューアーをダブルクリック。すると「マイ書棚」に『911ドライビングバイブル』の、もうすっかりお馴染みになった黒の表紙のマーカーが、上段左端で、ちんまりと小さくなって待っていた。



 お待たせ! 今度は少し強めに「表紙」をプッシュする。と、画面いっぱいに本来の表紙が現れた。スライドしてやると、先刻の「立ち読み」コーナーと同じ順序で新しいページがめくられていき、カメラマークが中央に収まっている「カレラSの走行シーン」の動画ページに到達したのである。

「ひょっとしたら購入者第1号かな」 
 つい独り言をいいながら、「カメラマーク」をプッシュした。と、中山サ−キットのコントロールタワー前でカレラSを囲んでの「第4回ベストモータリング同窓会」参加者全員の集合写真が現れ、その画像が真ん中から二つに割れて、走行音とともにレーシングイエローのカレラSが、こちらに向かって迫ってくる……。
 
 たっぷり楽しめる10分間の動画。その後、目次は示され、それが終わると、
「911ポルシェ・ドライビングバイブルのための【中谷塾・特別講義】の動画が待っていた。クリックする。軽快なリズムのサウンドが「開講」を告げて、中谷講師の登場である。開口一番、当BLOGの書き出しのコメントが会場に流れた……。


 6月5日の午後、ConTenDo のアイプレスジャパンから、「動画対応&911動画配信開始のプレスリリース」がネットメディア18媒体に紹介されている、との報告が入った。ちなみに「YAHOO」ほか、3媒体の取り扱いぶりを参考までに紹介しておこう。

【YAHOO!ニュース】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150604-00000098-it_ebook-sci

【eBookUSER】ITmedia
コンテン堂、動画付き電子書籍の配信をスタート
EPUB形式のデータに動画を画像のように配置し、クリックすると動画が再生されるというシンプルな機能になっている。
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1506/04/news111.html

【SankeiBiz】
アイプレスジャパン、コンテン堂にて『動画付き電子書籍』に対応開始 
マニュアルや教則本に最適なリッチコンテンツを配信
http://www.sankeibiz.jp/business/news/150604/prl1506041112026-n1.htm

 こうして滑り出した「新しい試み」。どう育ってくれるかは、こちらの今後の取り組み次第だろう。やってみて、多くの反省点も、すでに把握している。
 そこで一つ、この7月1日(水)から4日(土)まで、東京ビッグサイト西展示館で東京国際ブックフェアとの同時開催で「国際電子出版EXPO」が開催され、そのConTenDoブースで、この「中谷911ポルシェバイブル」が動画つき電子書籍のモデルケースとして、モニターなどで常時紹介される予定だという。



 そこで7月4日の午後1時から4時までは、わたしもConTenDoブースにつめて、情報収集を兼ねて勉強しようと考えている。そこで「電子出版EXPO」の招待券5枚を、みんカラ仲間にプレゼントしたい。ご希望の方は遠慮なく。当みんカラBLOGのメッセージ欄でご連絡願いたい。先着5名の方に、こちらから郵送させていただくことになるでしょう。

 よかったら7月4日の午後、ビッグサイトで、ベスモの空気をたっぷり注入した動画つき電子ブックをご一緒に鑑賞したいものです。
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

プロフィール

「3連休中日、富士フレッシュマンレースで青春を燃やした中・老年男の同窓会をFBで速報。今を支えるエネルギー源を確認。そのせいか翌24日のみんカラPVレポート欄の第1位は【還ってきた愛しのEXA】。FBレポート末尾でリンクした8年前のみんカラブログに未読の仲間が訪問してくれたわけか。」
何シテル?   02/25 09:59
1959年、講談社入社。週刊現代創刊メンバーのひとり。1974年、総合誌「月刊現代」編集長就任。1977年、当時の講談社の方針によりジョイント・ベンチャー開...
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